あらすじ・感想

『どうする家康』第35回【欲望の怪物】あらすじと感想

『どうする家康』
あらすじと感想

2023年の大河ドラマ・松本潤さん主演『どうする家康』第35回【欲望の怪物】のあらすじと感想を、歴史に詳しくない大河ドラマ初心者のおばさんが好き勝手に書いています。

 

▼前回のあらすじと感想はこちら▼

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『どうする家康』第35回「欲望の怪物」

『どうする家康』第35回 主な登場人物

()は1586年(天正14年)当時のおおよその年齢です。家康の年齢は公式サイトに合わせています。

  • 徳川家康(45)・・・松本潤
  • 本多忠勝(38)・・・山田裕貴
  • 井伊直政(25)・・・板垣李光人
  • 本多正信(48)・・・松山ケンイチ
  • 大久保忠世(54)・・・小手伸也
  • 仲(大政所)70・・・高畑淳子
  • 旭姫(44)・・・山田真歩
  • 於愛(西郷局)25または34・・・広瀬アリス
  • 稲(小松姫)13・・・鳴海唯
  • 羽柴秀吉(49)・・・ムロツヨシ
  • 羽柴秀長(46)・・・佐藤隆太
  • 寧々(北政所)37・・・和久井映見
  • 石田三成(26)・・・中村七之助
  • 真田昌幸(39)・・・佐藤浩市
  • 真田信幸(20)・・・吉村界人

 

『どうする家康』第35回 あらすじ

ついに上洛し、秀吉に大層歓迎された家康。

秀長と寧々という有能そうな二人に、秀吉を末永く支えてくれと頼まれました。

秀吉に陣羽織を着させぬ覚悟で支えると言った家康。

「それいい」と思った秀吉は、翌日他の大名たちの前でもそう言ってくれるよう家康にお願いしました。

有名な陣羽織の茶番劇です。

家康が秀吉に臣従するということを皆に知らしめたかったんですね。

猿芝居に付き合わされ、呆れ顔の家康。(ちょっとカワイイw)

その頃、岡崎城では家康が大坂から無事に帰るまでの人質として連れてこられた仲(高畑淳子)が、美男子と名高い井伊直政のことを大層気に入っておりました。

しかし直政は、大坂の家康に何かあったら容赦なくばあさんを焼き殺すべく、たくさんの薪を用意していました。その意味がわかっているのか、積まれた薪を見て神妙な表情を浮かべる旭姫。

秀吉との和議をつつがなく終え、関東の北条と真田の手綱を握る役目を任された家康。

真田は北条に与えた沼田領に居座ったままなのですよね。徳川の与力とはいえ、秀長が裏からこっそり餌を与えたせいで真田は言うことを聞かなくなったと主張する家康。しかし秀長としても表裏比興(表と裏を使い分ける曲者)である真田に手を焼いているようです。

家康はこの上洛で京の天子様から正三位権中納言という位をもらったそうで、その手紙を読んで喜んでいる於愛。こちらも本多忠勝の娘で行儀の悪いお稲の教育に手を焼いている様子。

家康は豊臣一の切れ者と名高い石田三成(中村七之助)と意気投合し、星座の話で盛り上がっていました。

戦のない世を秀吉のもとで目指そうとしている家康ですが、秀吉はすでに日ノ本の外に目を向けていました。戦をやめるつもりは毛頭なさそう。秀長も若干引き気味です。なんといっても茶々のことを話す秀吉が気持ち悪かったです。

家康が浜松に帰ってくるのと引き換えに大坂に帰れることになった仲ですが、元々働きづめの百姓の身。外出もままならない、鳥かごの鳥みたいな生活には戻りたくなさそう。

秀吉は躾も何もする前に十かそこらで家を出て、ひょっこり帰ってきたと思ったら信長の足軽大将になっていた。その後もあっという間に出世して、今では天下人に。

冒頭で秀長が言っていたように、みっともない訛りで人に見下されつつ、一番下から人の本質を見極めていったんですね…。

仲「ありゃ何もんじゃ?わしゃ何を産んだんじゃ?とんでもねえ化け物を産んじまったみたいでおっかねえ」

誰かが力ずくで首根っこを押さえておかないと、とんでもないことになるのでは…と怯えている仲。なんか可哀想ですね…

家康は16年過ごした浜松城を離れ、駿府城へお引越し。

そこへ参じたのは真田昌幸真田信幸の父子です。沼田を明け渡すようにお願いするも、そもそも自分のものではないものを人に譲ることはできないと、家康が勝手に沼田を北条にあげたことを責めてきました。

正信をもってしても言いくるめられない感じ。

家康も落ち度を認め代わりの領地を提案しますが、徳川を信用していない真田は信幸の妻に徳川の姫君を要求してきます。

家康に年頃の娘がいないことから、重臣である本多忠勝の娘・稲に白羽の矢が…。

『どうする家康』第35回 感想

この間から真田昌幸の年齢に驚きを隠せません。

39歳って家康より年下じゃないですか。なぜにオール白髪?貫禄ありすぎ。そう考えると『真田丸』の草刈さんもおかしかったんだw 1話目しか見たことがなくて当時は深く考えていませんでした。

あと今回はやっぱり仲(高畑淳子)の存在感ですね。

百姓だったのにいきなり息子が関白になっちまって城に軟禁。要らん大根やら作る生活が虚しいのは理解できます。

そんな仲をばあさん扱いし、殺すことにためらいのかけらもない直政ww 史実では直政も仲に懐いていたらしいのですが…

陣羽織の茶番の場にいたら暴れ出すとか言われてるし、ほんとにいい性格してますよね。

あと唐突に出てきた本多忠勝の娘・稲。

忠勝自身がまだ生意気な若造みたいな感じなのであんな大きな娘がいたことに驚き。といってももう38歳なんですよね。なにもおかしくはない。

家臣団を演じている俳優さんたちはみんな良いんだけど、徳川家臣たちってなんかいっつも文句言ってたり人の悪口言ってたり人を見下してたりで一致団結していて好感が持てないんですよね。

まぁある意味リアルだったりして。




まとめ

この記事では、『どうする家康』の第35回【欲望の怪物】のあらすじと感想を書いています。

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