『どうする家康』
あらすじと感想
2023年の大河ドラマ・松本潤さん主演『どうする家康』第24回【築山へ集え!】のあらすじと感想を、歴史に詳しくないおばさんが好き勝手に書いています。
このドラマの瀬名のキャラが好きじゃないので、偉そうに計画を語る姿にイライラしかしませんでした。そんなみんなホイホイ乗るかよ~って…
▼前回のあらすじと感想はこちら▼
『どうする家康』第24回「築山へ集え!」主な登場人物
()は1576年当時のおおよその年齢です。家康の年齢は公式サイトに合わせています。
- 徳川家康(35)・・・松本潤
- 瀬名(37くらい)・・・有村架純
- 松平信康(17)・・・細田佳央太【家康の長男】
- 五徳(17)・・・久保史緒里【信康の妻・信長の娘】
- 久松長家(50)・・・リリー・フランキー【家康の義父】
- 於大の方(48)・・・松嶋菜々子【家康の母】
- 今川氏真(38)・・・溝端淳平
- 糸(不明)・・・志田未来【早川殿】
- 織田信長(42)・・・岡田准一
- 穴山梅雪(35)・・・田辺誠一【武田家臣・穴山信君】
- 於愛の方(24または15)・・・広瀬アリス
『どうする家康』第24回「築山へ集え!」あらすじ
\ 勢力図 更新 /
今回は天正4~6年の勢力図をUP。
目まぐるしく変化する戦国の世。
家康の年譜から物語をたどり
ドラマ本編をお楽しみください✨▼ 略年譜はこちらからチェックhttps://t.co/rV38OVahEq pic.twitter.com/6hyOuv8pYm
— 大河ドラマ「どうする家康」 (@nhk_ieyasu) June 25, 2023
瀬名と信康が武田の重臣とコソコソやっていることは、すぐに家康の耳に入りました。
おまけに武田だけでなく、久松長家と於大の方、今川氏真と糸(早川殿)も築山を訪れていたことが判明。
(氏真は一体どんな顔で瀬名に会えるんよ…)←瀬名を遊女扱い&両親処刑
水野の一件もあったので、これはやばい…と、家康は大樹寺に兵を待機させ、穴山信君が築山へ入ったタイミングで側近(+五徳)を連れて突撃しました。
このドラマの五徳は信康を慕っており、信長に密告はしたくないという設定です。(あんな怖くてきもい父親やだよね、わかる)
瀬名が家康に語った謀(はかりごと)とは、資源や食料を奪い合うのではなく、互いに与え合い、慈愛に満ちた国(=戦のない国)をつくること。久松や今川の協力があれば、東の国々を一つの大きな国にすることが可能だと考えているようです。
石川数正は、すでにお互い多くの家臣を殺され、深い恨みを抱えている武田と徳川がそのように結ぶことはできないのではと言いますが、武田側の穴山信君(と千代)はすっかり瀬名に取り込まれているようです。
結局徳川と武田はこの謀に合意し、信長に対抗できる大きな国が出来上がるまで戦をするフリを続けることに。
この計画は、織田信長にバレたら一巻の終わりなのです。
そんなことを3年も続けたんですね。
時は経ち、天正七年(1579年)。
いつまでも高天神城🏯を落とせない徳川にイラついている信長。徳川の目付である佐久間信盛に当たっています。
一方、岡崎では信康と五徳に二人目の女の子も産まれ、束の間の幸せといった感じでしょうか。一家団欒の様子が描かれていました。
そんな幸せを壊したのは武田勝頼です。
「戦いこそ我が人生」な彼は、最初からおなごの考えたおままごとのような謀に乗る気はなかったようです。そろそろ良い頃合いと見て、瀬名の計画を世の中にぶちまけました。
勝頼「徳川は織田をだまし、裏で武田と結んでいると噂をふりまけ!」
マジ…??😨と動揺を隠せない穴山信君と千代。しかし命令には従うしかありません。
こうして築山殿の謀略は世に知れ渡ることに…。
『どうする家康』第24回 感想
最初から史実の築山殿とはだいぶ違った人物像のようなので、このような展開になったのかな。
いくら大名の妻といえども、当時のおなごがこんなことを言っても誰も聞いてくれないでしょうと、歴史に疎い私でも思いましたが、武田も久松も今川も大絶賛。
そりゃあ中には戦なんてしたくない…って武将もいただろうけど、最後の「戦いこそ我が人生」を貫く勝頼がまともに見えてしまいました😅(この時代、太平の世を築くにはまず天下を取らないと…)
瀬名が本当にこういうことを考えていたとしても、成功しないのがわかっているから、覚悟を決めた感が悲しいというか虚しいというか。
でもドラマの瀬名的にはこれは自分だけの考えじゃなくて、家康もそうでしょ?ってことですよね。
それならまず一番最初に家康に話すべきでは…と思いました😅
でもそれだときっと家康も殺されて歴史が変わっちゃうから、瀬名の判断ミスが結果オーライってことでしょうか…
服部半蔵のプロポーズのシーンは笑いました。冬に花は咲いてないだろ!と思いましたが。「殺すぞ」「えっ」が絶妙で。怪我の後遺症で仕事ができないのは可哀想ですが、女大鼠さんが生きていて良かったです。
あと、於愛の方の棒読み感が💦広瀬アリスさんは好きです。他のドラマで下手だと思ったことはないし前回は何とも思わなかったのですが、今回はなぜか一人だけ浮いてました。台詞が現代語っぽいから?
それと瀬名が滅敬という唐人医師と密通していた疑惑は史実のようですが、滅敬=穴山信君ではないみたいですね。ドラマでは同一人物にした方が話が早くて良かったんでしょうw