あらすじ・感想

『どうする家康』第18回【真・三方ヶ原合戦】あらすじと感想

『どうする家康』
あらすじと感想

2023年の大河ドラマ・松本潤さん主演『どうする家康』第18回【真・三方ヶ原合戦】のあらすじと感想を書いています!

▼前回のあらすじと感想はこちら▼

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『どうする家康』第18回「真・三方ヶ原合戦」主な登場人物

()は1572年当時のおおよその年齢です。家康の年齢は公式サイトを参考にしています。

  • 徳川家康(31)とその家臣たちNHK公式サイト相関図
  • 夏目広次(55)・・・甲本雅裕
  • 本多忠真(39または42)・・・波岡一喜
  • 瀬名(33くらい)・・・有村架純
  • 松平信康(13)・・・細田佳央太【家康の息子】
  • 亀姫(12)・・・當真あみ【家康の娘】
  • 五徳(13)・・・久保史緒里【信康の妻・信長の娘】
  • 武田信玄(51)とその家臣たち
  • 武田四郎勝頼(26)・・・眞栄田郷敦
  • 井伊虎松(11)・・・板垣李光人【後の井伊直政】
  • 織田信長(38)・・・岡田准一
  • 水野信元(44以上)・・・寺島進【家康の伯父・信長家臣】
  • 佐久間信盛(44くらい)・・・立川談春【信長家臣】
  • 足利義昭(36)・・・古田新太

 




『どうする家康』第18回「真・三方ヶ原合戦」あらすじ

いきなりのオープニング&映像が変わりましたね。

さて。三方ヶ原の戦場で、金茶美(きんだみ)具足の遺体が運ばれていくのを見た虎松(板垣李光人)。

その首は武田信玄(阿部寛)のもとへ。

信玄は家康の顔を知っていますからね…。「どうなる…」と息をつめて見ていたら、

ナレーション「と、ここで…時を半日ほど遡りまする」

キュルキュルキュルキュル

「半日前」

ずっこけるこんなの…😅

まぁとりあえず半日前。地の利を活かして武田軍をちょいと突いてやろうと出陣した家康。久松長家(リリー・フランキー)と夏目広次(甲本雅裕)に留守を任せることに。

しかし三方ヶ原で武田軍の魚鱗の陣を目の当たりにした徳川軍は、迷わず引くことを決意!!みんな散り散りバラバラに逃げた結果、家康の消息が不明に。

みんな命からがら逃げてる感じでしたもんね。殿をほったらかして逃げていいのかと思いましたが。

敵に囲まれ絶体絶命の本多忠勝(山田裕貴)榊原康政(杉野遥亮)。そんな二人を助けたのは本多忠真(波岡一喜)でした。

忠勝が「叔父上」と呼んでいる通り、忠真は忠勝の父の弟なんですね。1歳で父を亡くした忠勝を忠真が引き取り、育てたそうです。「戦い方を教えた」とは言っていましたが、それどころか父親代わりだったんですよね。そりゃあ泣く😭

康政と忠勝を逃がし、退却する徳川軍のしんがりを務めた忠真。

ただ、感動のシーンなのに「(家康を)好きなんじゃろうがぁ!」はちょっと😓 忠勝は家康のこと大好き…なのかな。

でもあの殿じゃ「尊敬する」もしっくりこないし、「大好き」くらいでいいのか…w

ちなみに家康の伯父上である水野信元(寺島進)&佐久間信盛は、家康を見捨ててさっさと逃げてしまいましたよ…。ひどくない??

逃げてきた負傷者でごった返している浜松城。家康はまだ戻りません。

その頃家康は、自ら剣を振るって敵と戦っておりました。康政や忠勝も駆け付けますが、敵に追われてピンチ。建物の床下に隠れていたら、夏目広次が捜しに来ました。

このシチュエーションに覚えがあった家康。

—-ここから家康の回想—-

昔、岡崎で暮らしていた竹千代時代、同じように床下に隠れていたところを夏目に見つかったことがあったんですね。弱いけど素直な竹千代。夏目は家康が一番懐いていた家臣だったようです。その時の名前は夏目吉信でした。

—-ここから夏目の回想—-

家康は6歳の時に人質として今川方へ送られることになります。しかし家臣の裏切りによって織田方へ連れ去られましたよね。その時のお供(の一人)が夏目でした。

気絶している間に家康が連れ去られてしまい、切腹を覚悟した夏目でしたが、松平広忠(家康の父)に「腹を切ったつもりで引き続き奉公せよ」と赦されます。それでも自分を許せない夏目に、広忠は「夏目吉信は竹千代を守って死んだと思って名を変えてやり直せ」と言いました。

—-回想終わり—-

家康の具足を身に着け、身代わりになろうとしている夏目。

家康「待て、夏目吉信!」

思い出し、止めようとする家康。

でも夏目の決意は固く、「24年前に果たせなかったお約束を果たさせてくださいませ。今度こそ殿をお守りいたします」と敵陣に乗り込んでいきます。

虎松が見たのは夏目だったんですね😭

そんな中、武田勝頼(眞栄田郷敦)率いる武田軍が浜松城へ。

いやーもうこんな時に攻められたら無理じゃん。と思ったら、左衛門尉(大森南朋)石川数正(松重豊)空城の計作戦に出ることに。

空城の計

軍勢が迫っているにもかかわらずあえて城門を開け放ち、何か罠であるように見せかけ敵を惑わせる作戦。諸葛孔明がとった奇策。

門を開き、かがり火を焚いて息をひそめていたところ、作戦が功を奏し「何これ…」と惑わされた勝頼は信玄に指示を仰ぎに戻りました。

信玄も「本当にやるやつは初めて見た」と面白がり、故事を学んでいることに免じて見逃してやることに。勝頼は納得がいっていないようでしたが。体調が思わしくないからか、一日たりとも無駄にしたくないと浜松は捨てて都を目指す信玄。

とりあえず危機を回避した浜松城。で、また泣いている家康。

すすり泣きなんだけど、びーびー泣いてる子供みたい😓

後に三方ヶ原での戦いを「生涯最大の敗戦」と振り返っているようですから、仕方ないか…

織田信長(岡田准一)も武田との戦を覚悟していた頃、西へ進んでいたはずの武田軍が甲斐に引き返しているとの情報が入り…。




『どうする家康』第18回 感想

なんか、将軍・足利義昭(古田新太)が信長から信玄に乗り換えていた感じでしたね?浅井・朝倉が寝返ったあたりから風向きが変わってたのでしょうか。歴史に疎いのでよくわかりませんでした。

今回は家康が何度も夏目広次の名前を間違えるという伏線が回収されましたね。

夏目殿が「今度こそ殿を守る」と身代わりになったところはグッときました。でも今まで家康が名前を間違えるたびに(失礼すぎる…)とイラっとしていたので、伏線だったのならもうちょっとイラっとしない感じで見たかった…

家康がヘラヘラしてるように見えたからかなぁ。間違える名前が常に「ヨシ…」とか「ノブ…」だったのも、家康にとって夏目といえば吉信だったんだ😭と思いましたが、もうちょっと思慮深い感じでお願いしたかった。

普通6歳の時にお世話になった大人なんて覚えてないよなぁ、家康はその後も波瀾万丈な人生だったわけだし尚更覚えてなくても仕方ない、でも夏目といえば吉信って家康は覚えていたんだなぁ、と思ったら胸がギュッとなりました。

夏目が家康の父に赦されたのも、巡り巡って家康を守ることになったんだと思ったら感慨深いし、私もそういう気持ち(情けは人の為ならず)で生きていきたいと思いました。

夏目は家康に対して切腹ものの負い目や、松平家にも多大な感謝の気持ちがあったはずなのに、なんで一向一揆の時に謀反したん?とも思いました。

 

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