『どうする家康』
あらすじと感想
2023年の大河ドラマ・松本潤さん主演『どうする家康』第34回【豊臣の花嫁】のあらすじと感想を、歴史に詳しくない大河ドラマ初心者のおばさんが好き勝手に書いています。
▼前回のあらすじと感想はこちら▼
『どうする家康』第34回「豊臣の花嫁」
第34回「豊臣の花嫁」
ご覧いただきありがとうございました。
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— 大河ドラマ「どうする家康」 (@nhk_ieyasu) September 3, 2023
『どうする家康』第34回 主な登場人物
()は1586年(天正14年)当時のおおよその年齢です。家康の年齢は公式サイトに合わせています。
- 徳川家康(45)・・・松本潤
- 旭姫(44)・・・山田真歩
- 酒井忠次(59)・・・大森南朋
- 本多忠勝(38)・・・山田裕貴
- 榊原康政(38)・・・杉野遥亮
- 井伊直政(25)・・・板垣李光人
- 本多正信(48)・・・松山ケンイチ
- 石川数正(53)・・・松重豊
- 鍋(不明)・・・木村多江
- 羽柴秀吉(49)・・・ムロツヨシ
- 羽柴秀長(46)・・・佐藤隆太
- 寧々(北政所)37・・・和久井映見
- 於愛(西郷局)25または34・・・広瀬アリス
- 於大(58)・・・松嶋菜々子
『どうする家康』第34回 あらすじ
1585年(天正13年)
7月に羽柴秀吉が関白に就任、そして11月には石川数正が秀吉のもとへ出奔するという、家康にとって衝撃の出来事が起こった年となりました。
手の内を全て知る数正が敵方に渡ったことは徳川にとっては一大事。
上洛して秀吉に屈するか、はたまた秀吉との全面戦争か究極の選択を迫られた家康ですが、11月29日夜半、巨大地震(天正地震)が日ノ本を襲います。
秀吉が治める畿内周辺はより甚大な被害を被りました。徳川との戦に備えていた大垣城も焼け落ち、寧々にも「民を救うのが先」だと諭された秀吉。
それでもなんとか家康を上洛させたい秀吉は人質を送ることに。子供がいないので、妹の旭姫を家康の正室として輿入れさせることにしました。
1586年(天正14年)5月
夫と離縁させられ、上手くやらないと次は年老いた母を送ると言われもの凄いプレッシャーの中浜松へとやって来た旭。
両家の中を取り持とうと、懸命におどけてみせます。
そんな中、秀吉が数正を飼い殺しにしていると耳にした家康。秀吉は最初から数正を重用する気などなく、ただ家康から取り上げたかっただけだったのです。その数正を「敬ってはいたけど嫌いだった」とか言う家臣たち。(なんか人の悪口言ってばかりの家臣たち)
旭を送ったのになかなか上洛しない家康に、秀吉は宣言通り母親を送ることにしました。「かか様が着いたその日に上洛しないと大軍を差し向ける」との伝言付きです。
しかし「ここは姥捨て山ではない」などと言って全然上洛する気を見せない家康。
ひょうきんな旭と楽しくやっている於愛と於大はさすがに物申さずにはいられませんでした。於大など「おなごは男の駆け引きの道具ではない!」と家康を一喝。かつて国を守るためには妻子の犠牲など当たり前だとか言っていた於大ですが、旭の気持ちに寄り添えない家康のことは許せないようです。
自分が役立たずなばかりに年老いた母まで人質になる&離縁した夫が行方知れずだと知って号泣している旭姫を見た家康ですが、瀬名との「戦なき世を作る」という約束に囚われなかなか上洛を決意できません。忠勝と康政もそんな感じ。
評定のさなかに現れた於愛。
「お方様が目指した世は、別に殿じゃなくても他の人が作っても良いのでは?」
忠次と正信も同意。数正もそれがわかっていたからこそ、一人で罪を背負ったのではないかと言います。自分が出奔すれば戦をしたくてもできない。それが徳川を守ることなのではないかと。
数正が置いて行った手彫りの仏様をとっておいた於愛。地震で落ちた時に見つけた押し花✿を見せます。それは今はなき築山の美しい花々を閉じ込めたものでした。
いつも築山に手を合わせていたであろう数正の思いに触れた家康は上洛を決意。
上洛に反対していた家臣たちもそうじゃない家臣たちも、秀吉にひざまずくしかないことを数正のせいにして号泣しながら受け入れました。(なんだこれ)
正信は号泣してなくて良かったぁ😅
「わたくしはあなた様とのんびりできてうれしゅうございます」と静かに数正に語りかける鍋と、いたずらっぽく笑う数正の懐の大きさが際立ちました。
【 📸 #豊臣の花嫁 名場面 】
「まことに…殿がお好きでございますな」
「あほたあけ」
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辛い気持ちを押し込めて、家康の前では気丈に振る舞う旭。
上洛を決めた家康は旭に「もうおどけなくて良い、これまで両家の間を取り持とうと懸命に明るく振る舞ってくれたのに、老いた母まで来させることになって申し訳ない」と謝罪。旭を大事な妻と認めたのでした。
10月
瀬名との思い出の🐰をしまった家康はついに上洛します!!
『どうする家康』第34回 感想
家康が上洛を決意するまでのあーでもないこーでもないを描いた回。
旭姫に感情移入してしまいましたねこれは。
夫と強制的に離縁させられたわけではない(既に離縁していた)という説もあるようですが、このために離縁させられたのだとしたらただただ可哀想。
その上夫は行方知れず。仲の良い夫婦だったらとても耐えられないと思いました。旭が声を上げて泣いているシーンは胸が痛みました。
関白の妹とはいえ元は農民。住む世界が違う於愛や於大とも打ち解けて仲良くやっていて。一見スルーしてしまいそうですが、これはなかなかできることではない気がしますよ。女同士はややこしいですから…。
それなのに家康を上洛させられないから役立たずだと秀吉に言われて、年老いた母まで送られてくることになってしまった旭姫の気持ちになったらホント…。
だから於愛や於大が旭姫の気持ちを思いやって家康を叱ってくれたのは良かったです。於大のダブルスタンダードには突っ込みましたがw
それにしても於愛は気持ちの良い子なのになんか鼻につくというか。もうちょっと寧々みたいな落ち着きや知性が欲しい。家康より年下の設定だから無理なのか…評定の場に乗り込んできたのも出しゃばりにしか見えなかったよ😢
まとめ
この記事では、『どうする家康』の第34回【豊臣の花嫁】のあらすじと感想を書いています。