あらすじ・感想

CODEの原作『CODE 悪魔の契約』ドラマシリーズ(2019/台湾)あらすじと感想【ネタバレ】

『CODE 悪魔の契約』ドラマシリーズ【7~10話の登場人物】

  • 梁仁傑(リャン・レンジエ)…中城(ジョンチョン)署の刑事
  • 杜子欣(ドゥー・ズーシン)…新聞記者
  • ハンク…ハッカー
  • 李媛(リー・ユエン)…元軍人。ヤンヤンの母。元CODEの「監視人」
  • 洋洋(ヤンヤン)…リー・ユエンの息子
  • 方文濤(ファン・ウェンタオ)…蘭利テクノロジーCEO
  • 許安琪(シュー・アンチー)…蘭利テクノロジーCEOの秘書
  • 馮昱德(フォン・ユードー)…蘭利テクノロジーのチーフプログラマー
  • 王局長…市政府情報安全局 局長
  • 胡慧明(フー・フイミン)…元「XI」のプログラマー。
  • 孫懐生(スン・ホワイション)…フー・フイミンの夫。7年前の爆発事故で死亡。
  • 陳國輝(チェン・グオフイ)…ジョンチョン署の課長
  • 陳柏昇(チェン・ボーション)・・・レンジエの上司。柏(ボー)さん
  • 中軍(ジョンジュン)…レンジエの同僚
  • 小欧(シャオオウ)…レンジエの同僚

 

『CODE 悪魔の契約』ドラマシリーズ【第7話】預言者(プロフェット)

『CODE 悪魔の契約』第7話 あらすじ

任務に向かったレンジエ。そこで暗殺されそうになります😇

なんとかピンチを切り抜け、監視人の携帯電話もゲット。

携帯電話から判明した【CODE】の司令塔の位置を割り出すのに、ハンクのパソコンでは2ヶ月かかると言っています。

蘭利テクノロジーと【CODE】との関係を暴くため、レンジエたちは白昼堂々CEOを誘拐。

しかしCEOは【CODE】や空ケース事件とは無関係だと言います。レンジエたちが示したデータを見て、逆に蘭利が標的なのではないかと言い出しました。

CEOも真実を知りたくなったため、蘭利のテクノロジーチームがレンジエたちの調査に手を貸してくれることに。

普通のパソコンなら3ヶ月かかる解析が、蘭利の計算センターではなんと!たった3時間で完了したそうです。【CODE】の司令塔の住所が判明しました。

そこは普通の民家。出てきたのは定年退職して無職だという一人暮らしの女性でしたが、怪しいと感じたレンジエは彼女を24時間監視することに。

一方、蘭利のCEOもこの女性について調べていました。

女性の名前は胡慧明(フー・フイミン)。本名は胡佩儀(フー・ペイイー)

フー・フイミンは定年退職前はプログラマーとして働いていました。夫の名前は孫懐生(スン・ホワイション)。ホワイションはアジアでも稀なAI研究の先駆者でしたが、7年前の爆発事故で他界。事故現場は当時郊外に新設された「XI」という会社で、そのリーダーはCEOその人でした。

夫を亡くしたフー・ペイイー(当時)は、CEOに「このままでは終わらせない。必ず真犯人を見つけ出す」と言っていたのだとか。

その後、姿を消し名前も変えていたのでした。

つまりフー・フイミンが【CODE】を開発し、蘭利とCEOに復讐しようとしている?

ズーシンが「蘭利がフー・フイミンを陥れようとしている可能性もある」と言い出したため、CEOはレンジエたち4人にプロフェット計画を打ち明けました。

プロフェット計画は3年前に市政府と蘭利テクノロジーが共同で始めたプロジェクトで、ビッグデータに基づいた予測分析が目的。開発のきっかけは10年前に不慮の事故で亡くなった妻。この世界は不確定要素で満ちていて数学で言うと乱数が多すぎる。ビッグデータに基づいた予測分析システムがあれば全ての問題を解決できると思ったと話すCEO。

CEOはプロフェットのことを「預言者」と呼んでいました。

『CODE 悪魔の契約』第7話 感想

ビッグデータに基づいた予測分析と聞いて、数年前にやっていた日本のドラマを思い出しました。予測分析で犯罪を未然に防ぐ、みたいな刑事ドラマだったけど、タイトルも出演者も忘れてしまいました。何だっけ……

「預言者」があれば妻の不慮の事故は回避できたのでしょうか…。

「預言者」が【CODE】と無関係だとする理由として、政府との一大プロジェクトをくだらないゲームに利用するわけがないというのはとっても納得できるのですが、CEOの「預言者」があれば全ての問題を解決できるというのもちょっとね。

それにしても【CODE】は卑怯じゃないですか?レンジエに正体を教えるみたいなこと言って呼び出して殺そうとするとか。

7年前の爆発事故の復讐のために【CODE】を開発したのだとしたら、無関係の人が死にすぎだし、フー・フイミンには同情できませんね…。

大企業のCEOを白昼堂々誘拐するのも簡単にできすぎてw

レンジエたちはその気になればすごい犯罪者集団になれそう。




『CODE 悪魔の契約』ドラマシリーズ【第8話】神々に棄てられた罪の都

『CODE 悪魔の契約』第8話 あらすじ

蘭利テクノロジーのCEO・方文濤(ファン・ウェンタオ)が、チーフプログラマー・ユードーを海外へ逃がそうとしていることが発覚。

レンジエたちはユードーが7年前の爆発事故に関わっていると知り、真実を聞き出そうとしますが、ユードーは爆発事故に巻き込まれ、死亡。

その後、CEOが語った7年前の爆発事故の真実はこうでした。

当時、実験室には孫懐生(スン・ホワイション)とユードーの二人がいて、二人は普段からよく衝突していた。この時も言い争った直後に爆発事故が起きたとのこと。しかしユードーは「何もしていない」と言い、CEOはそれを信じて、実験室には「ホワイション一人だった」と嘘の証言をした…


その時、フー・フイミンの家から発せられていた司令塔の信号が消えます。

現時点で一番怪しいのはフー・フイミン。ということで、夜が明けたら突入することに。

しかしここでユエンの裏切りが発覚

ヤンヤンも病院から連れ出された模様。

ユエンはスパイだったのか?しかし昨夜ユエンがヤンヤンの病室を訪れた時にはすでにヤンヤンは連れ去られていたようです。

フイミンの家もすでにもぬけの殻。フイミンは場所を変え、“計画の第3段階”とやらを実行していました。

CEOの元にタイマーが送られ、市バスに時限爆弾💣が仕掛けられます。

爆発物処理班がバスに乗り込み、爆弾の線を切ってタイマーが止まったと思ったその直後、大爆発🔥が起こりました😱

『CODE 悪魔の契約』第8話 感想

怒涛の展開になってまいりました。

フー・フイミンが7年前の事故の復讐をしているってことで良いのかな。

そのために【CODE】を開発して無関係の人をたくさん巻き込んでいると。

市バスの爆弾を処理していたあの作業員は無事だったのかな…。ピクリとも動いてなかったけど…

レンジエが「これは罠だ!撤退せよ!」と、現場で指揮していた課長(久しぶり!)に言ったのに、指図するなと追い出されちゃって…

フイミン、名前は可愛いけど無関係の人を巻き込みすぎ。許せない!




『CODE 悪魔の契約』ドラマシリーズ【第9話】CODE vs 預言者(プロフェット)

『CODE 悪魔の契約』第9話 あらすじ

隠し事が多すぎなCEO。

今度は、写真やタイマーに記された数字の「8」のような符号について語り出しました。

これは7年前に開発した初代AIの符号。ユードーの死と市バスの爆発は単なる警告で、フイミンの本当の目的は「預言者」を滅ぼすこと、つまり自分の成果を滅ぼすことだと言います。

自分がしたことを棚に上げて突然フイミンをディスリだすCEOw

フイミンはとても執念深く、相手を嘲笑したやり方を好み、その手段や目的を隠そうとしない

しかしレンジエも賛同。「フイミンは相手に己の無力さを思い知らせ、楽しんでいる」

フイミンを逮捕するため、蘭利と市政府との極秘会議に参加することになったレンジエたち。

フイミンの狙いは「預言者」。預言者を破壊できるプログラムはあり得ませんが、物理的に破壊される危険性はあります。それを避けるためには、安全条項にあるように先制攻撃を仕掛けるしかない。ということで、預言者を稼働させ、【CODE】を破壊する許可を局長にもらいます。

「預言者は単なる予測分析システムのはず。どうして【CODE】を消滅させることができるのか」とCEOに詰め寄るレンジエ。

先生!こいつまだ何か隠してます!!

しかし今はCEOの案が最善策。

警察で緊急対策チームを作ることになり、レンジエは復職しました。

フイミン逮捕ヤンヤンの救出が任務です。

そうしている間にも【CODE】のゲームは進行。爆発物が複数仕掛けられ、CEOに送られてきたタイマーも再び稼働します。

蘭利の地下駐車場でも爆発物を発見。

爆発したらビルが崩れる…という緊迫した状況で、やっと「預言者」が稼働。あっという間にフイミンの現在地を特定。得意そうなCEOw

しかしレンジエたちが踏み込んだ時には、フイミンはハンマーでパソコンを叩き割っていました。

爆発物の信号とタイマーは止まりましたが…

『CODE 悪魔の契約』第9話 感想

CEO隠し事多すぎ問題。

こいつが最初から素直に全部話していれば。

そもそも7年前の爆発事故で事実を隠蔽せずにきちんと捜査が行われていれば、フイミンも執念深く、相手を嘲笑したやり方を好むような人間にならずに済んだのでは。

罪深いおじさん。

それなのに自分が悪いとは一ミリも思ってなさそうなところがMUKATSUKU★

亡き妻のため、預言者を完成させることが自分の使命とか思って陶酔してるとこがKIMOI😇




『CODE 悪魔の契約』ドラマシリーズ【第10話】全員の敵

『CODE 悪魔の契約』第10話 あらすじ

フイミン曰く「【CODE】には実体がなく、パソコンはただの器。ネットに送信したから【CODE】が身を隠す場所はどこにでもある。」

つまりフイミンが制御しなくても、【CODE】は任務を遂行し続けるのです。

その言葉通り、爆発物の信号とタイマーが再び稼働。

フイミンを連行するレンジエたちの前に立ちはだかったのは、ヤンヤンを人質に取られ、【CODE】の言いなりになるしかなかったユエン。回収したハードディスクとフイミンを渡すようレンジエに言います。

そんなユエンの身体には爆弾💣が巻き付けられています😱

しかしフイミンを渡すわけにはいきません。ユエンを抱きしめ「死ぬ時は一緒だ…」と言うレンジエ。

二人いつの間にそんな関係になってたん。

その間にも【CODE】は「預言者」の追跡をかわすべく、警察システムや衛生等にまで入り込み、AI同士の戦いを繰り広げていました。

至るところに侵入している【CODE】を全て消滅させるために、作業負荷を30%から90%に上げるよう指示したCEO。その結果、システムダウン。過負荷による停電です。おいCEO!このハゲ!何やってんだよー!

しかし自己学習している預言者はすぐに復活。【CODE】への攻撃をものすごい勢いで再開しました。

そして完了。

【CODE】は消滅。

ヤンヤンも無事発見され、爆発物の信号も停止しました。

しかしユエンに巻き付けられた爆弾のタイマーは止まりません。これは間一髪のところで、レンジエに命令されたフイミンが解除したようです。

これで【CODE】にまつわる事件は無事解決。

ボーさんも釈放されました。

レンジエはズーシンに連絡しようとしましたが、携帯が繋がりません。新聞社も辞めたようです。

その頃ズーシンは、刑務所のフイミンに会いに行っていました。

なんとこの二人、グルだったんですね~。しかも【CODE】は消滅していなかったようです。次の計画もあるようで…。

レンジエにも久しぶりにあの方から電話がかかってきました。

フハハハハハハ!

『CODE 悪魔の契約』第10話 感想

うわ~スッキリしない…でもありがちな終わり方…w

フイミンはただの夫を亡くした復讐者じゃないですよね?何者?復讐のやり方が壮大すぎるし、結局CEOは無傷。

一連の事件は全てシナリオ通りだったということで、自分が捕まることまでシナリオだったってこと~?それともただの強がり~?

最後、ユエンを助けることにしたのはズーシンの勝手な判断だったみたいで、フイミンに怒られていました。

ルオユンが殺されたのには口封じ以上の意味はなかったし、ルオユンの死の真相を探るために【CODE】のプレイヤーになったレンジエがいつの間にかユエンと「死ぬ時は一緒だ」なんて言う仲になってたのは納得がいきませんw せめて事件解決までは一途であってくれ…

ズーシンがレンジエのことを好き…みたいな描写もあったけれど、あれも一体何だったの…。

とりあえずボーさんの濡れ衣が晴れて良かったです。【CODE】に誘導されたとはいえレンジエに誤認逮捕されたのに、「おまえが事件を解決してくれたおかげでお天道様を拝めた」ってお人好しすぎんーー?

そして凄腕のハッカー・ハンクは最後の方はほぼ「預言者」を見てるだけw

でもハンクは良いキャラでした。

人間はAIに敵わないって話…かと思いきや、CEOは「人間にしか解決できないこともある」とドヤ顔。

個人的にはこのCEOが何のお咎めもなかったのか気になります。7年前の爆発事故が全ての元凶ではないのか。せめて虚偽の供述をしたことの責任を取ってほしい。直接復讐されたわけでもなく、預言者も破壊されなかった。

フイミンはわざと修復できる程度に壊したハードディスクを残し、それを「預言者」に繋いだことで知らないうちに預言者が【CODE】に乗っ取られたなんてことはない?

『CODE3』がありそうな終わり方だったので、楽しみです。




まとめ

この記事では、坂口健太郎さん主演のドラマ『CODEー願いの代償ー』の原作である台湾のドラマ『CODE 悪魔の契約』ドラマシリーズ(2019年)のあらすじと感想を書いています。

▼日本版『CODEー願いの代償ー』のあらすじと感想はこちら▼

『CODEー願いの代償ー』あらすじと感想【1話から最終話まで】 『CODEー願いの代償ー』 あらすじと感想 坂口健太郎さん主演のドラマ『CODEー願いの代償ー』のあらすじと感想を書いて...
1 2 3