『Sister』第10話
あらすじと感想
瀧本美織さんと山本舞香さんのW主演ドラマ『Sister』第10話(最終回)の感想を書いています。
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この記事にはネタバレが含まれます!
オリジナルストーリーもあります♪
『Sister』第10話 あらすじと感想
再会した二人
ついに再会した沙帆と凪沙。
桧山との浮気を沙帆が知っていたことに驚く凪沙。
凪沙は沙帆を拒絶しますが、そこへ陽佑がやってきて、沙帆がやったことは全部凪沙のためだったんだとか言い出します。
沙帆は凪沙と桧山を隠し撮りした動画を陽佑に送り付けたあと、「凪沙ちゃんが浮気したのは私の陰に怯えてるからなの!凪沙ちゃんの手をしっかり握っていてあげて!」と陽佑にお願いしていたのでした。
それを聞いた凪沙は陽佑とも仲直り。
しかしその翌日、幸せを壊したのは沙帆ではなく自分自身だったのだ、自分は陽佑にはふさわしくない…と、凪沙は離婚届と指輪を残して自宅を去ったのでした…。
一ヶ月後
「探さないで」と書き置きを残した割には、凪沙が向かったのは実家で、働き始めたのは陽佑と出会った絵画教室。「見つけて」と言っているようなチョイス。
そうしてひと月が過ぎた頃、案の定陽くんが迎えに来ました。
陽くんはドMなの?せっかく、あたおか姉妹と縁を切れるチャンスだったのに、のこのこ迎えに来てしまいました。
そしてやっぱりね。凪沙、懐妊していました!
陽くんこっわ。まだ妊娠が判明したばかりで子供の性別なんて当然わからないのに、家族3人の絵を描いてしまいました。陽くんの想像では男の子だったんですねぇ。
二人は久々に幸せな日々を過ごします。
が、突然の「陽くん、死す」!
仕事も家族も失い、ボロボロになった桧山に刺され、あっけなく亡くなってしまいました。
陽くんが刺されてからしばらく、桧山は凪沙への恨みをしゃべり、凪沙は聞いていたので、血を流した陽くん放置。通行人もヒソヒソしているだけ。このドラマ、何があっても警察や消防を頼らないスタイルのようです。さっさと呼べ、救急車を!
陽くんの葬儀には沙帆も来ました。
すっかり改心した(と思われる)沙帆は、献身的に凪沙を支えます。
3年後
凪沙は無事出産したようで、産まれた娘には、陽くんから一文字とって「陽奈(ような)」と名づけました。「はるな」と間違われそう。
沙帆と凪沙はまた前みたいな姉妹関係に戻り、3人で仲良く暮らしています…。
しかも、凪沙はまた前の会社に契約社員として復帰したようです。
会社の人たちがどこまで知っているのかわからないけど、凪沙が桧山と浮気して、そのせいで陽佑が桧山に刺されて死んだというのに、陽佑のことも桧山のことも知っている人たちがいる会社で働けるって、どんな神経していたら可能なの??
もう恐ろしい。
そのうち沙帆が凪沙に「会ってほしい人がいる」と言って、婚約者を紹介します。
一瞬陽くんに見えて固まる凪沙でしたが、沙帆が連れてきたのは全然知らない人でした。
だけど、楽しそうな二人を見て急に醒める凪沙。
「そっか…お姉ちゃん幸せになるんだ…私を置いて」
でも大丈夫。お姉ちゃんと私はずっと一緒だから。誰にも渡さない、ねえ陽くん…
ー 完 ー
ここからが凪沙の本領発揮じゃないですか~
ここからが見たいです。
しかも、沙帆もおかしいけど、やっぱり根源は凪沙だったんだなと思わされましたね。
小さい頃からなんでも沙帆のものを欲しがり、奪ってきたせいで沙帆がおかしくなり。
陽くんと再会してまた沙帆から奪った形で幸せになったのに、自ら浮気をしてその幸せを壊す。改心した沙帆が幸せになろうとしたら、また奪おうとする…の堂々巡り。
永遠に幸せになれないスタイル。
そしてその血は陽奈に受け継がれ…。
陽奈が成長したら母娘のバトルも勃発しそう。娘が幸せになるのも許せないタイプでしょう。
ていうか、殺そうとするほど憎かった相手、自分を殺そうとした相手と一緒に暮らせるって普通にありえないよね。
絵画教室で凪沙と出会ってしまったばっかりに、名前が「ようすけ」だったばっかりに、姉妹に振り回されることとなった陽くんがひたすら気の毒でした。最後死んじゃうし。虚しい。
桧山なんて凪沙以外とも浮気しまくってたのに、凪沙にだけ恨みを募らせて、しかも凪沙ではなく大事な人(陽くん)を刺すとか、陽くん…ただただ可哀想。虚しい。最後の、陽くんが描いた絵の陽くんの部分がアップになった時、不憫すぎて涙が出そうでした…
まとめ
『Sister』第10話(最終回)のあらすじと感想を書きました。
▼1話~9話の感想はこちら▼