ドラマ『真犯人フラグ』を第1話から10話まで見返して、気になったところをまとめてみました。
事件の本筋には関係ない部分もあるかもしれませんが、何度も見ていると「ほ~」と思うことがどんどん出てきます♪
『真相編』を見てから描いているので、随所で【ネタバレ】しています!
Contents
『真犯人フラグ』第1話
人気アニメ『シベツ!』
失踪当日、凌介が家に帰っていない3人を当初あまり心配していなかったのは、3人で『シベツ!』の映画を観に行ったと思ったからなんですよね。
でもその前に4人で「土日のどこかで観に行こう」って言っていたんですけどね。金曜日に3人で行っちゃったと思うところが凌介らしいというか?
映画のためにアニメを見て予習までしていたのに。
そのアニメの中に出てきた、
甘い現実は終わり、悪い夢が始まる
という、これからの凌介を暗示するような台詞。
失踪事件は「悪い夢」なんでしょうか。文字通り夢オチだとは思わないけれど、後から振り返ると悪い夢のような、ふわふわしたつかみどころのない事件だった…ってことなんじゃないかと。嫌な予感がしますw
18話では凌介たちが1話で見ていたシーンが実際に映りました。(音声だけでなく)
「シベツ!」がどういう話かイマイチわからないのですが、「ヤクモが闇落ちしてこれからどうするんだろう」みたいなことを篤斗が言っていました。一星のことみたいですね。
と思ったら19話では闇落ちしていなかったことが判明した一星。
でもまだ一星には秘密があるような気がします。
名前だけ出てくる古手川くん
3人が失踪した10月15日(金)の日中、亀田運輸東京支社では、ドライバーの古手川くんが追突に遭うという事故がありました。
この古手川くん、実は2話と13話でも名前だけ出てきます。
2話では、冷凍遺体が発送された日の魚市場の集荷担当は「古手川という98kgの巨漢の配送スタッフだった」と瑞穂が言っていました。
また13話では凌介の部下の一人である鴨井さんが「冷凍便を宅配ボックスに入れたと苦情が入っているが、古手川くんは確かに手渡ししたと言ってちょっと揉めている」と凌介に言っていました。それに対して凌介は「古手川くんなら間違いなさそうだけど」と言っていたので、信頼できるスタッフだということがわかります。
- 亀田運輸の配送スタッフ
- 追突事故に遭う(10/15)
- 98kgの巨漢
- 冷凍遺体が発送された日(10/18)、魚市場に集荷に行っていた
- 冷凍便を宅配ボックスに入れたと苦情を入れられる(多分1/18)
たまに鼓太朗くんとか配送スタッフたちが映っているシーンでも98kgもありそうな人はいないので(わかんないけど)画面には登場していないと思うのですが、ちょくちょく名前が出てくるので気になります。
18話で鼓太朗くんが配送スタッフたちにお願いしているシーンがありましたが、やっぱり98kgもありそうな人いませんでしたよね??
凌介には小説の才能がある件
河村も日野も、凌介には小説の才能があると言っていました。
ぼーっとしているけど、本来は物事の筋道を立てて考えることや論理的な思考が得意なようです。
確かに菱田さんが怪しくなってきた時や、林と真帆の不倫疑惑の時に理路整然と否定するシーンがありましたし、記者会見で見に覚えのない不倫疑惑について問われた時や、瑞穂がマスコミに追われた時には正論で黙らせるシーンもありましたね。
今のところ真犯人追求にはあまり役に立っていませんが、後半で冴えわたることを期待しています。で、信じたくない真相に気づいて苦悶するのだと思います。(身近な人が裏切り者だったパターンで)
エリンギサンタ事件の真相
秘書だの運転手だの怪しい人が次々と報道されたようでしたが、河村曰く、真相は「前妻と後妻が遺産目当てで手を組んでいた」というものでした。
これも失踪事件に当てはめると、菱田朋子や林が怪しいと見せかけて、本木陽香やバタコも出てきつつ、本当の犯人はもっと身近な人物だったというオチに決まってます。(でも瑞穂と一星はやめて~~w)
本木陽香
人違いという体(てい)で凌介に話しかけた時「らっきょう、どうしました?持って帰りました?」と言っていました。
13話では怒りを鎮めるためにらっきょうを食べていました。
1話では「なんでらっきょうなんだろう」と思っていましたが、単に好物?もとい精神安定剤?
そして人違いされた時に凌介と本木にスマホを向けていたのは強羅だったのかな?と思っています。この二人、一緒にいるところは出てきていないけど絶対接点ありますよね。棺桶繋がりで。
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SNSの投稿
“#炊飯器失踪”がトレンド入りした時のSNSの反応の中に
「カルト集団に洗脳されて家出パターン」
というのがありました。
真帆と「かがやきの世界」との繋がりはまだ明らかになっていませんが、バタコが「篤斗が凌介の子供ではない」ということを知っていたり、篤斗が教団の車に乗っていたりしたことから、この「カルト集団に洗脳されて家出パターン」が当初の無責任な投稿の中で一番近いんじゃ?と思うように。だから何というわけではありませんがw
『真犯人フラグ』第3話
本木陽香
10月29日。この日は凌介が喫茶店で林に新築工事の中断を打診され、断り、その後謎の男(一星)から光莉の好きだった絵本にメモを挟んで渡された日です。(長い)
本木陽香は喫茶店の外で、出てきた凌介を見ていました。
でも光莉を誘拐したのが本木だとしても、凌介の様子を見に来る理由がないので、この時の目的は凌介ではなく、林か一星ではないかと。
→ 15話で一星のストーカーだったことが判明。
→ 17話では一星と本木が恋人のふり(一星は付き合っていたと言っていた)をしていたことが判明。
→ 18話でこの時の本木は凌介がメモを見たかどうか確認していたことが判明!
11話では逃亡中の林(の車)を写真に撮ってSNSに上げていましたし(多分)、この頃から追っていた可能性はあります。(等々力社長か強羅の指示?)
一星と本木は同い年なので、どこかで接点があった可能性あり。一星が主宰しているサロンメンバーの可能性もありますね。→ アルティメットに参加してましたw
ぷろびんが入手したサークル誌
10月29日にぷろびんが上げた動画。
凌介の大学時代のサークル誌を手に入れ、凌介が書いた『懺悔の旅路』という小説の内容を紹介するものでした。
これは犯人が全国各地を旅して遺留品を埋めていくという話でしたが…。
ローファーが埋められた直後というタイミングを考えると、作為的なものを感じます。
ちなみに凌介は記者会見を行った11月10日の前日、トランクルームの鍵をなくしていることに気づきました。
サークル誌はトランクルーム(書斎)にあると言っていたので、何者かが凌介の鍵を盗んでサークル誌を取り出し、ぷろびんに渡したのではないかと思っています。
他のサークルメンバーが自分のサークル誌を提供したという可能性もありますが。
いずれにしても、凌介の足を引っ張るためにサークル誌をぷろびんに渡したのだとしたら、犯人は凌介が書いた小説の内容を知っている人物になります。
しかも、ローファーを埋めたこと自体、この小説を真似ていると思わせようとした可能性も。
→ 18話でトランクルームの鍵を盗んだのは本木だったと判明(鍵を盗むよう一星に指示したのは光莉だったけどな!)
本木が本を売ったのは11月16日でしたが、鍵は10月15日に手に入れていたので、トランクルームからサークル誌を盗み出すことは可能ですが…それをぷろびんに渡す理由がない…?
犯人の目的
河村は、冷凍遺体もローファーも凌介を苦しめるためだと予想。
- 冷凍遺体 → バタコ
- ローファー → 本木陽香
と、今のところ別々の人物の仕業のようですよね。
もしローファーを埋めた理由が、凌介の小説の真似だと思われるようにやったのだとしたら、本木陽香は小説の内容を知っていることになります。それか、本木陽香に指示を出している人間=強羅?
強羅は河村とも接点がありますよね。黒幕は河村?
そうなると、これまでの強羅と河村の会話をもう一度洗ってみる必要があります(意味が違って聞こえるかも…)いやーでも河村は強羅に「凌介に何かしたら手加減しない」と言ってましたよねー。
菱田朋子と山田コーチ
サッカー教室に来ていた朋子にコーチが「あれ以来ですね」と声をかけていました。
「万が一話が食い違うとまずいかなーと思って」とも。
あれ以来というのはやっぱり3人が失踪した10月15日でしょう。
同じ団地、真帆のママ友、息子も同じサッカー教室、なのに警察が菱田朋子に話を聞いていないのが不思議でたまりません。
『真犯人フラグ』第4話
菱田朋子ががめ煮を作る回です。
真帆と料理をしたり、凌介の好きなもの(人参と椎茸)を知っていたり、ママ友として親しかったのは本当っぽいですね。
習字セットを探していた清明が押入れの中にある何かを発見します。
この押入れの中身は、17話放送後の時点でも判明していません。
→ 17話で菱田朋子が証拠隠滅を図っているようなシーンはありましたが。
篤斗は帰ってきたし、篤斗を誘拐したのはバタコという流れになってもまだ不明なんですよ!
押入れにあったのは篤斗のボールかな?と思ったけど、清明が発見した直後に凌介の家に蹴り入れられているので違いました。
じゃあユニホーム?切れ端が教室のロッカーにあったのも何だったんだろう。でもユニホームじゃキヨくんあんなに驚かないよね。
『真犯人フラグ』第5話
11月13日。本木陽香が、葬儀屋の仕事をしながら「嬉しいことがあった」とご機嫌でした。
不倫疑惑が公になって凌介を苦しめていることくらいしか思いつきません。このころ凌介は世間から攻められて落ち込んでいたので。
→ この日は瑞穂が一星のサロンのオフ会(アルティメット)に参加した日。実は本木陽香もこれに参加していたらしいので、一星に会えて嬉しいってことだったのかな!
『真犯人フラグ』第6話
菱田朋子
菱田朋子が相良家の合鍵を持っていることが発覚。
その時から「返しましょうか?」と言っていて、13話では実際に鍵を返しました。でも、6話の時点ですでに合鍵をもう一つ作製済みだったのでは疑惑。
鍵を変えられてしまったらもう入れないですからね。もう一つあるなら素直に返した方が得策です。
あと気になったのは、3人が失踪した日は金曜なので、朋子は「その日は遅番で夜まで仕事だったはず」だと凌介には言っていましたが、その後瑞穂が整体院に潜入して聞いた朋子のシフトでは、金曜日は通常16時くらいまで。子供の習い事(サッカー教室)がある日は18時半くらいまでいるとのことでした。
失踪当日は結局何時まで仕事していたのか不明です。
誘拐には関わっていなくても、朋子は夕方サッカー教室にいたっぽいですよね。
プロキシマへの脅迫状
11月17日頃。ぷろびんの動画の影響で、プロキシマにもたくさん届いた脅迫状。
その中に、一星が顔色を変えた手紙があったのですが、結局何だったのかいまだに謎です。
その手紙を見て「ほんっとくだらない…」と言っていましたが。
→ 光莉は誘拐ではなくて単なる家出だって知ってるよ、みたいな本木陽香からの手紙かなと思ったけど、それなら「ほんっとくだらない」って反応にはなりませんよね…。
真帆のスマホから送られてきた星空の写真
凌介が真帆と流星群を見る約束をしていた日に、真帆のスマホから送られてきた星空の写真。
二人しか知らない約束らしいので、送ってきたのは真帆だと思うのですが…。
昔々、凌介と真帆が河村と日野に結婚の報告をした時に、サークルのメンバーで集まろうと打診された日を凌介が「その日は真帆と流星群を見るからダメ」と言ったら真帆が「そんなの別にいいじゃん」みたいなことを言ってたんですよね。
なので真帆は流星群を見る約束をそんなに大切にしてたのかなーという疑問。なんなら日にちなんて覚えていないんじゃ?w
河村か日野に天体観測の趣味がないか、または凌介を陥れるために流星群の日付をチェックしていないかどうか知りたいですw
『真犯人フラグ』第7話
光莉の動画①
血だらけの椅子の動画です。撮影された場所が群馬の廃墟だと判明しました。
早速廃墟へ駆け付けた凌介・瑞穂・一星。
廃墟の壁に描かれた怖い顔とその下の「死ニタイ」の謎はまだ解けていません。意味があるのかないのか。
→ 本木陽香の仕業だったことが判明(Huluオリジナルストーリー「週刊追求」より)
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で、その後の警察の捜査では、「廃墟からルミノール反応などは確認されず、光莉の動画は別の場所で撮影された可能性が高い」となっていました。
ネトスト神(と警察)が動画を精査して判明した「鳥の声」や「瞳に映った窓」の説明は??別の場所で撮影されたならどうして鳥の声や窓が映ってるの?ミスリードするために犯人が仕込んだフェイクってこと?
「ここで動画を撮影したことにしよーっと」と廃墟の窓の写真や鳥の声を録音し、星空の写真を建物の角が入るように撮ったってことでしょうか。
→ 15話でこの動画が一星と光莉の自作自演だったことが判明。
それにしてもどこで撮影したのか、椅子の説明、この動画を亀田運輸のメールに送ったのが籾山だったことなど「???」だらけ。
真帆のスマホから送られてきた星空の写真にこの建物が映り込んでいたのも。
「それでも探しますか」
凌介の自宅に入れられたビラの中に「それでも探しますか?」の文字と、林と真帆の写真が印刷された紙がありましたね。
- 「それでも探しますか?」→ 不明
- 「お探しのものです」冷凍遺体 → バタコ(木幡由実)
- 「お探しのものです」光莉の動画① → 本木陽香
少なくとも冷凍遺体と光莉の動画①は別々の人物の仕業のはずなのに、どうして同じ字体?同じ文言?
バタコと本木陽香が裏で繋がっているか、凌介の仲間に裏切り者がいるとしか思えないのですが!
→ 光莉の動画は本木ではなくて光莉と一星の自作自演だったことが判明。
→ 「それでも探しますか」は瑞穂の仕業だったことが判明。
裏切り者というわけではなかったけど、凌介の仲間でしたね。「課長に人を疑うことを知ってほしかった」とかいう瑞穂の苦しい言い訳も私信じてませんw
『真犯人フラグ』第8話
山田コーチが10番のユニホームを発注した謎
「永久欠番。フォーエバー篤斗ぉ!」
その後、菱田朋子に「もう隠しきれません」と泣きつく。コーチのメンタル大丈夫かな?
朋子も面倒なやつを巻き込んじまったと思っているに違いない。
「しちはごじゅうろく」
12月6日。「至上の時」からの帰り道、瑞穂が黒ずくめの男に襲われました。一星が助けに来て事なきを得ましたが、男は「しちはごじゅうろく」と言ったそうです。瑞穂はこの男が林だと思っているようです。
その後、林が黒いものが入った袋を投げたりして暴れていたので(?)、林で間違いなさそうです。
でも「しちはごじゅうろく」の意味がわからないし、一星が助けに来たタイミングも不自然じゃない?
どうして一緒に帰らなかったのか。
『真犯人フラグ』第9話
清明に「話したら殺す」という音声を聞かせたおじさんが何者なのか気になります。子供にこんなことできる人いる?と思って。
でもこのあと出てきた強羅の存在により、金のためならなんでもするおじさんがいるのだろうと思いました。
菱田家に侵入したと思われる何者かも、まだ謎です。
『真犯人フラグ』第10話
山田コーチ
篤斗が帰ってきたことで居ても立っても居られなくなり、菱田朋子の自宅まで来ちゃった山田コーチ。「あっちゃんの意識が戻ったらバレるのは時間の問題。警察に話せば情状…」と言っていたので、やっぱり朋子と共謀して篤斗に何かしたのは間違いありません。
篤斗は10番のエースで清明はベンチなので、清明を活躍させるために篤斗に怪我をさせようとしたとか、そんなところか??
『真相編』で新たに出てきた目撃情報で「ひざを怪我していた」と言っていたし。でもそれは凌介も知っていたので、怪我をしたのはもっと前なのかもしれないけど…。配送者のドラレコに映っている映像からは膝の怪我、わからないけどね。凌介も篤斗が冷凍便で帰ってきた時にひざの怪我に気づいたのかもしれない。
「ひざの怪我」結構重要な情報なのでは。
いずれにせよ、その後「かがやきの世界」によって篤斗が誘拐?されたのは朋子とコーチにとっても予想外だったと思われます。
一星の母親の店
オープンしてまだそんなに経っていない母親(すみれ)の小料理屋をリニューアル工事しようとしている一星。
14話で凌介が母親の店に行っているので、何かわかりそうかも?
→ 14話でリニューアルはボヤ騒ぎがあったかららしいことが判明。すみれもなんか怪しいし、お店を手伝ったりしている金城くんも怪しい!
強羅が蹴っていたゴミ箱
中に入れられていたのはぷろびんかと思っていましたが、ぷろびんは『真相編』で元気に「かがやきの世界」に入信していたので、違ったかな。
ただ強羅の異常性を見せつけるためだったのかも?
まとめ
1話から10話まで見返して、気になったところをまとめてみました。
真相がわかったら追記していきます。
▼参考▼