あらすじ・感想

『真犯人フラグ 真相編』第17話【あらすじと感想・考察】ネタバレ

ドラマ『真犯人フラグ 真相編』第17話のあらすじと感想(考察)を書いています。

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『真犯人フラグ』考察&感想
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『真犯人フラグ 真相編』第17話 あらすじ

凌介(西島秀俊)が篤斗(小林優仁)を守り、ようやく逮捕されたバタコ(香里奈)。取調べが始まり、かがやきの世界で発見された充(前野朋哉)ともう一人の遺体の身元が判明する…!

阿久津(渋川清彦)が篤斗から話を聞くことになり、瑞穂(芳根京子)と光莉(原菜乃華)が立ち会う。しかし、篤斗は「俺、パパの子じゃないの?」と、自分が凌介の実の子ではないのかと不安を覚えている様子。その原因は自分にあると落ち込む光莉を、瑞穂が励ます。凌介は、篤斗の不安をどう取り除くのか?

一方、バタコ逮捕で、篤斗が証言し始めることに危機感を募らせる朋子(桜井ユキ)は、ある行動に出る。それを清明(桑名愛斗)が目撃していて…。
阿久津と落合(吉田健悟)は、かがやきの世界の教祖(相築あきこ)に事情聴取。団体の意外な実態が明らかになるが、当のバタコはまともに話そうとせず、取調べは難航。バタコは、まだ篤斗のことをあきらめていないようだった。

そんな中、今まで何も描けなかった篤斗が描き始めたのは、男が女性2人を座らせ刃物をかざしている絵。フラッシュバックしていた凌介が真帆(宮沢りえ)と光莉を殺す場面のようだ。篤斗が語った、バタコとの恐怖の監禁生活と洗脳の一部始終とは!?
陽香(生駒里奈)に監禁されていた一星(佐野勇斗)の安否と過去が明らかに!複雑に絡み合った事件のピースが、いよいよ揃い始める…!!

『真犯人フラグ』公式サイトより

以下ネタバレ(クリックで開きます)

かがやきの世界で発見された遺体の身元は、充と充の母・昭子だった。しかし、バタコは篤斗以外の話には、まともに取り合わない。

一方、河村(田中哲司)は真帆が美容院の予約をした県内の公衆電話周辺を取材するが、そこは人気のない高架下で、手がかりは掴めなかった。

凌介は、篤斗の不安を取り除こうと、サッカーに誘う。ボールがひとつひとつ傷や印をつけながら、自分のボールになっていくように、10年間、毎日思い出を積み重ねて自分は篤斗の父親になったのだと話す凌介。篤斗もその言葉に安心し、父と子の絆は再生される。

篤斗が語ったバタコとの監禁生活は壮絶なものだった。誘拐当日、バタコは逃げ出そうとする篤斗に息子・圭樹(村上秋峨)の冷凍遺体を見せ恐怖で支配すると、何度も「今までの家族は偽物」と刷り込んだ。夜の山中でかがやきの世界の信者を使って、“凌介”が“真帆と光莉”を殺す場面を見せ、ショッキングな殺害シーンを目の当たりにした篤斗を「優しいパパは全部嘘」「私が本当のお母さん」と洗脳。家に凌介の遺影を飾り、葬儀まであげていた。しかし、凌介が会見などでテレビに出ていたため、かがやきの世界の施設に移し、情報を遮断。食事を届けていたのだ。

かがやきの世界の実態はただのマルチ商法で、信者たちに妄信的に貢がせるため、反対する家族や友人を“影”と名付け、縁切りさせていた。その手法に凶暴性はなく、寸劇や人形を土に埋めるなどの“フリ”に留められていた。しかし、バタコはそれを充と元姑に実行していたのだ。

そんな中、陽香の家から脱出した一星が、街で倒れて病院に運ばれた。凌介、瑞穂、光莉が駆け付けると、一星は元気な姿で迎える。一星の病室には、プロキシマの社員も訪れる。さらに、頭から血を流しながら、すみれ(須藤理彩)が現れる。驚く一同に、あわてて階段で転んだだけだと言うすみれ。母の手料理を食べた一星は、涙する。その頃、病院のロビーでは、阿久津と落合が強羅(上島竜兵)と遭遇。阿久津は、強羅に疑惑の目を向ける。

一星は、至上の時に集まった凌介、瑞穂、河村、日野(迫田孝也)に謝罪。凌介は、篤斗が病室に知らない男が来たと話していたことを明かす。篤斗は、その男に「お父さんがやったの、見た? 逆らうと殺されちゃうよ」とささやかれたと証言。その男こそ、すべての事件を操る真犯人ではないのか? あるいは、その男が真帆の計画の協力者かもしれない――。

瑞穂は金城(青木瞭)から、一星に確認してほしいことがあると頼まれた。金城は、SNSで陽香の高校時代の同級生らしき人物による投稿を見つけていた。その投稿は、“今でも付き合ってると思ってた”というつぶやきと、一星と陽香が制服姿で仲良くハートマークを作っている2ショット写真。瑞穂に問い詰められた一星は、陽香との関係を告白する。

6年前、高校生だった一星は駅のホームで電車に飛び込もうとした陽香を助けた。陽香は、学校で激しいいじめを受けていた。死にたいと訴える陽香に、一星は「俺が王子様になる。君はシンデレラね」と言い、イメチェンした陽香は一星と恋人のフリをして登校。イケメンで進学校に通う完璧男子を彼氏にしたと、陽香は周囲から羨望のまなざしで見られるようになり、いじめもなくなった。その後も、陽香は一星を“救世主さま”と崇め、一方的に彼を陰から支援。光莉が一星の家に転がり込んだと知ると、一星を助けるために光莉を拉致監禁した、と語る陽香。そして一星は、自分がした人助けが裏目に出たとは思いたくなくて、陽香のことは誰にも言えなかったと瑞穂に打ち明ける。後悔している様子の一星だが、光莉からの電話を無視して…。

瑞穂から、一星と陽香の関係を聞かされた凌介は、光莉を心配する。その時、ふと瑞穂がいつも聴いているカセットテープについて尋ねる。テープの中身は、瑞穂の姉の落語だった。いつも落ち込んだ瑞穂を笑わせてくれる姉の落語に励まされ、嫌なことがあると聴いているのだという。姉は落語家になったのかという凌介の問いに、瑞穂は答える。

「姉は、殺されました」

その頃、篤斗の病室には、鼓太朗(坂東龍汰)が「お届け物です」と、大きな箱を運び込んでいて――!?

 




『真犯人フラグ 真相編』第17話 感想・考察

菱田朋子と山田コーチが(篤斗に?)したこと

ずいぶん引っ張る割には大したことないことだと予想。

ただ、「あっちゃんが全部話したら終わる」と言っていた朋子が、血が付いたようなものを一生懸命洗っていたので、やっぱり篤斗に怪我をさせた?でもあんなに血まみれになるほどの怪我なら誘拐された後も影響してそうなのに、篤斗がしていたのは、膝に絆創膏をぺっと貼ったくらいの怪我。

そして誘拐された時のことを篤斗に聞いた時も、バタコとの日々は話すのに、連れ去られた時のことには口が重く…

朋子とコーチがしたことは、篤斗自身も話しにくいことなのかもしれません。

全然わかんないw

 

罪深い一星

少女漫画じゃないんだから、そんなことしたらこんなことになるんですね…

電車に飛び込もうとしたのを助けたのは立派だけど、真摯に付き合う気もないのに恋人のふりなんてしちゃいけないよね。本木がいじめられなくなったことは、良かったけど…

一星がいつから本木陽香の関与に気づいていたのか気になります。

凌介が人違いされた時の不倫疑惑画像が拡散された時はどうだったのか。ふりとはいえ、数年間?付き合った女性の斜め後ろ姿を見て気づかないわけないような。

でもその時に本木陽香だと気づいたとしても、光莉はまだ自分の家にいるし、真帆や篤斗がいなくなったこととは関係ないと思わない?どうして本木が凌介に接触したのか…と悶々と悩んでいたのでしょうか。そうこうしているうちに光莉が誘拐されてしまった?一星の身になったらつらい…けど、自分が蒔いた種だとも言える…。

 

すみれ(一星の母)

「階段で転んじゃって…」とあんな流血させたまま来る?

絶対襲撃されてるじゃん。

病院にいた強羅がどう考えても怪しいのですが。ピザカッターみたいなやつでやられたんじゃん。

強羅が病院にいたのは、一星が目的だったのか、すみれが目的だったのか。

すみれが被害を正直に言えないってことは、心当たりがあるからですよね。

お弁当は全然ぐちゃぐちゃになってなかったけど、本当に階段で転んだだけだったらどうしようw

 




篤斗の病室に来た謎の男

篤斗に「お父さんがやったの見た?逆らったら殺されちゃうよ」と言った知らない男。

そういえば10話(12月14日頃)で篤斗の病室に近づくような足音がしていましたね。

強羅?

9話(12月8日頃)で菱田清明に「話したら殺す」と聞かせたおじさんと同一人物?
→ 確認したらこのおじさんは強羅ではありませんでした。

「お父さんがやったの見た?」は、バタコが見せた信者の寸劇のことだとして、「逆らったら殺されちゃうよ」の意味がよくわかりませんが。

ただ凌介が真帆と光莉を殺した=お父さんは怖い人=信用してはいけないと思わせたかっただけ?

強羅だとしても目的がまだよくわかりませんね。

 

猫おばさんは超能力者

猫おばさんはもう超人的な能力を持っているということでw

瑞穂のスマホが鳴る前に「電話」と言っていたし、前は強羅が凶器を隠し持っていることも見抜いていたし。

きっとオドの淀みに引き寄せられる性質なんだと思います。

 

瑞穂のカセットテープ

瑞穂がいつも聴いているカセットテープは、殺された姉の落語だということが判明しました。

バタコのお経もテープだったのは単なる偶然?

最後、凌介を睨んでいるような眼差しでしたが、あれはミスリードだと思います。

別に凌介に恨みがあるわけではない。

このドラマ、怪しい目つきに意味なさすぎなのでw

篤斗が「パパがママを殺した」と発言した時にも凌介はニヤッとしているように見えたけど、今のところ殺していないっぽいし。

最初の頃、鼓太朗くんもしょっちゅう怪しげな視線を送っていたけど、今のところ怪しくないし。

 

鼓太朗が運んできた荷物

そんな鼓太朗くんですが、最後ちょっと怪しく見せかけて、やっぱり怪しくないと思いますw

凌介から篤斗への荷物で、大きいので、自分で運べないから頼んだとか。

でもあんなに大きくて、病院に運んでまで篤斗に届けたいものというのも想像できないのですが…。なんかきっとこう、あるんでしょうなぁ。(考えるの放棄)

→ SNSでは箱の中身はキヨくんだという意見が多いみたいですね!なるほど~

瑞穂と話している時にかかってきた電話はキヨくんからかなーと思っていたけど、「あっちゃんに謝りたい」とか、この電話がかかってきたのは菱田朋子が何かを必死に洗っていた翌日なので、「逃げ出したい」とかそんな感じで鼓太朗くんに協力を頼んだ可能性はありそうです!

 

前回までの謎

いまだに回収されていない謎。今回判明したところは赤字で追記しました♪

  • 冷凍遺体の身元と発送した人物
    → 身元は「中村圭樹」でバタコの息子。発送したのはバタコ。
  • 瑞穂が聴いているカセットテープの中身(2話)
    → 殺された姉の落語だったことが判明(17話)
  • 凌介の家にピンポンダッシュした人物(2話)
  • 光莉のローファーを埋めた人物(2話)→ 本木?一星?
    → ローファーのタレコミがあったのと同じ公衆電話を使って、真帆から凌介に電話がかかってきました!(13話)
    → 一星が光莉の家出に協力していた事実は判明したものの、ローファーを埋めたのが誰かは不明。光莉はローファーのことは知らなかった。(15話)
  • 凌介の家の玄関に要冷凍シールを貼りまくった人物(4話)
  • 菱田家の押入れの中身(4話)
    → 鼓太朗くんリーチ!も朋子に追い出される。朋子は清明に「もう少しで終わるから…」と。(14話)

    → 凌介が朋子に押入れの中身を見せるように言うと、朋子は瑞穂が凌介のポストに「それでも探しますか」の紙を入れている動画を披露してくる(15話)
  • 凌介の家にサッカーボールを蹴り入れた人物(4話)
  • 謎の男(中村充)の正体
    → バタコの元夫。6年前に離婚。バタコに撲殺される。
    → 掘り起こされて棺に入れられる(16話)
  • ドラレコに映っていた赤い傘を差した人物
    → 後ろを歩いていた女子高生は光莉ではなかったことが判明(15話)
  • 「プロキシマ」に届いた脅迫状の中で一星が顔色を変えた手紙の中身(6話)
    → 本木陽香からの手紙か?(15話)
  • 真帆のスマホから凌介に送られてきた星空の写真の謎(6話)
  • 篤斗の服(と思われるもの)をフリマに出品した人物(6話)
    → バタコ
  • 本木陽香が運んでいた大きな段ボール箱の中身(6話)
    → 光莉かと思ったけど、光莉が拉致された時期と合わない(15話)
    → 光莉の動画①を撮影するために光莉を運んでいたのかも(となると一星と本木は共犯)
  • 真帆と林の密会現場を撮影&流出させた人物(7話)
    → 「それでも探しますか」の紙を凌介のポストに入れたのは瑞穂(15話)
  • 雫石(コメンテーター)が「凌介は学生時代の知り合い」だと言っていたことの真偽(7話)
  • 真帆の財布をコインロッカーに入れた人物(9話)
  • 清明に「話したら殺す」と聞かせたおじさん&その後菱田家に侵入していたと思われる人物(9話)
  • 篤斗を冷凍便で送ってきた人物(9話)→ 冷凍遺体を発送したのと同一人物
    → バタコ
  • 橘一星の母親の小料理屋の話題(9話&10話)→ オープンしたばかりなのにリニューアル工事?
    → すみれによると、ボヤ騒ぎがあったかららしい(14話)
  • 林を殺した人物(12話)
  • 林を殺した凶器(包丁)を凌介の家に置いた人物(12話)
  • 菱田朋子と山田コーチが隠していること → 押入れの中身と関係あり?
    → 二人が篤斗にしたことをバタコが知っていることが判明(16話)
    → 朋子が必死に証拠隠滅?(17話)
  • 「しちはごじゅうろく」の謎
  • 瑞穂と等々力茉莉奈が共有している秘密(15話)
  • 強羅が捨てたと思われる物騒な赤黒いゴミの中身(15話)
  • ホームビデオ「かくれんぼ 篤斗 アナグマモードで立てこもり事件」の行方(15話)
  • 謎の手帳(16話)
  • 太田黒部長が鼓太朗くんに頼んだこと(16話)
  • 光莉の美容室に予約の電話を入れた人物(16話)
    → 河村が、真帆が電話をかけたらしい神奈川県内の公衆電話へ。どうやって判明したのかは謎(17話)
  • 「かがやきの世界」の信者たちが掘り起こしていた2つの遺体(16話)
    → 「中村充」と、彼の母親「中村昭子」だったことが判明(17話)
  • 鼓太朗くんが篤斗の病室に運んできたもの(17話)
  • だんだん怪しくなってきた金城くん

 




『真犯人フラグ 真相編』第17話 まとめ

バタコは自分の息子・圭樹に今は何の思い入れもないらしいことが判明しました。

今はとにかく篤斗にご執心。

どうしてそうなったのか…心が壊れてしまったのか。バタコを正気に戻そうとしていた元夫・中村充は殺され、彼の母親も?バタコが殺したのかな?

そして信者たちをただの金づるとしか見ていないような教祖の本音も出てきたところで…。

『砂の王国』という小説を思い出しました。面白いから是非読んでほしい。長いけど。


 

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