ドラマ『真犯人フラグ 真相編』第14話のあらすじと感想(考察)を書いています。
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『真犯人フラグ 真相編』第14話 あらすじ
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冷凍遺体と篤斗(小林優仁)を送り付けた犯人がバタコ(香里奈)だと判明し、警察はその足取りを追っていた。しかし、バタコがなぜ犯行に及んだのか、凌介(西島秀俊)との関係だけが分からない。阿久津(渋川清彦)らは、バタコが入信していたかがやきの世界を家宅捜索。落合(吉田健悟)が教祖(相築あきこ)を尋問すると…。
瑞穂(芳根京子)は、過去のクレーム電話から、篤斗のものらしき服の出品者【keiju1008】がバタコである可能性にたどり着く。一方、河村(田中哲司)は、冷凍遺体の少年が何者なのかを突き止める。また、阿久津と落合はバタコの両親から事情聴取し、その証言から彼女の過去が明らかになる。バタコに関するバラバラだった情報がひとつの線となって現れ、凌介は自分と彼女の接点を探るため、バタコの両親に会いに行く。
そんな中、林(深水元基)が河村に送った写真の撮影場所がロッジで、そこを借りた人物が強羅(上島竜兵)だったことが分かる。不審な行動を繰り返す強羅は、ある人物の遺体を保管していて…。
一星(佐野勇斗)の母・すみれ(須藤理彩)の店を訪れた凌介は、恐縮するすみれに一星への信頼を語る。新居に撒かれていた血液が光莉(原菜乃華)のものだと断定され、不安を募らせる一星のもとに、一通のメールが届いて…!?
明らかになるバタコの素性、水面下で動く不気味な強羅の正体、暴走する陽香(生駒里奈)の目的とは――!?
新居の中に真帆(宮沢りえ)の姿を見た凌介だったが、そこには真帆の大きな写真が貼られていただけだった。室内には、大量の家族の写真と血だまりが…。その時、2階で物音がし、血の足跡を追って凌介と一星は急いで2階へ。窓が開いており、縁には足跡。どうやら犯人は窓から逃げたようだ――と、一星の背後に、ぴったりと陽香が隠れていた…!しかし2人は陽香に気づかず、犯人を探しに外へ向かう…。
サッカー教室を訪れた河村は、山田(柿澤勇人)にバタコの映像を見せる。山田は、以前サッカー教室に通っていた少年の母親であると証言。さらにその息子・圭樹は、交通事故で亡くなったことが判明する。
一方、かがやきの世界では、教祖が「信者だったバタコが、篤斗を息子として連れてきた」と認める。しかし施設内には真帆や光莉、バタコの姿もなく、家宅捜索は不発に終わる。家族で暮らしていた空き家に潜伏していたバタコだが、警察が駆けつけると、すでに逃亡した後だった。
バタコの両親は、冷凍遺体が彼女の息子・圭樹だと確認。バタコは、6年前に息子の圭樹を亡くし、5年前に夫の充(前野朋哉)と離婚。しばらく音信不通だったが、最近になって実家の鮮魚店にも立ち寄るようになっていた。魚市場から、荷物を発送することも可能だという。さらに、バタコの元夫・充は行方不明になっていた…。手詰まりとなった警察は、ついにバタコを指名手配する。自分が指名手配されたニュースを街頭で見るバタコは、別人のように着飾って雑踏に消えていく…。
林の葬儀が行われ、陽香が何食わぬ顔で受付係をしていた。葬儀には、等々力(長谷川公彦)と茉莉奈(林田岬優)が参列。阿久津は、参列者の芳名帳から強羅の名前を見つける。実は、強羅は等々力の依頼で住愛ホームの林の上司・井上(戸田昌宏)の遺体を、人形のように加工して“保管”していた。過去にも数々の事件の周辺に痕跡を残しているが、どれも直接的な証拠は見つからず、野放しになっている強羅。情報屋として紹介され、以前から知人だという河村は「あれは触れちゃいけない世界の住人」だと言う。
清明(桑名愛斗)を心配する鼓太朗(坂東龍汰)は、朋子(桜井ユキ)の家を訪ねる。怯える清明をなだめて家の中へ入った鼓太朗は、押入れを開けようとする。その時、朋子が帰宅。朋子に圧倒された鼓太朗は、帰るしかなかった。朋子は清明に、留守中に誰も家に入れないようにと釘を刺して「もう少しで終わるから…」と抱きしめる。
プロキシマには「ひかりんご ダメになったので 返品します」というメッセージと、謎の数字が並んでいるメールが届く。誉(南彩加)から連絡を受けた瑞穂は凌介に知らせ、至上の時で合流。謎の数列を見た日野(迫田孝也)が江戸川乱歩の小説にも使われている“ポリュビオスの暗号”だと気付く。凌介と日野が暗号を解いて導き出されたのは、以前光莉を捜しに行った廃墟の住所だった。現地に向かうため店を閉めようと、日野は店内にいた客に声をかける。日野と親しげなその客は、強羅だった。
一星は、凌介たちより先に廃墟に向かっていた。彼は廃墟の中で拘束された光莉を見つけて、抱きしめる。その背後から、陽香が注射器を持って襲い掛かる!一星は光莉をかばって薬物を注射される。力を失いながらも、必死に光莉を逃がす一星。逃げ出した光莉を、駆け付けた凌介たちが発見。日野は廃墟の奥に一星を捜しに行くが、すでに誰もいなかった。
病院に運ばれた光莉は、翌朝目覚め、篤斗に会いに行く。泣きながら抱き合う2人。しかし、2人とも真帆の行方を知らなかった…!
一方、高級サウナにいる茉莉奈。彼女は誰かと、光莉が助かったことや真帆の行方について話している。茉莉奈の話を聞いているのは、瑞穂で――!?
『真犯人フラグ 真相編』第14話 感想・考察
冷凍遺体の身元判明
1話で亀田運輸に送られてきた冷凍遺体は、バタコ(木幡由実)の息子・圭樹(けいじゅ)だと判明しました。
▼冷凍遺体の詳細はこちら▼
- 6年前に交通事故で死亡
- 篤斗と同じサッカー教室に通っていた
- 事故現場はサッカー教室の近く
- 篤斗と面識はなし
- バタコは圭樹が亡くなった後も時々サッカー教室を見に来ていた
サッカー教室の近くには「飛び出し注意」の看板が立っていますが、それは圭樹の事故を受けたもののようです。
バタコは圭樹亡き後もサッカー教室を見に来ていたようなので、その時に篤斗を見かけ、自分の子にしようと思った?
どうして篤斗なのかはまだ不明ですが、中村充が以前凌介に「10年以上前にどこかで会いませんでしたか」と言っていましたよね。まだ圭樹が亡くなる前ですが、何かしらの接点があったので、バタコは篤斗を狙ったのでしょうか…
ちなみにバタコと中村充は元夫婦で、5年前に離婚したようです。
そういえば、凌介の団地のお向かいさんの表札が「中村」なのは絶対意味があると思うのですが、ただの偶然なのかな。それにしては何度も映るしな…。
子供服の出品者「keiju1008」
瑞穂がバタコからの過去のクレームを洗っていた際、10月8日に「誕生日なのにこんな嫌な気持ちになるなんて」と電話を受けていました。
「keiju=圭樹」と誕生日の「1008」から、このアカウントはバタコと判明。
今度は篤斗のものと思われる服を購入した人物(本木陽香)を特定しようとしますが、一星が渋っていましたね。
やっぱり一星は購入者が誰か知っている=本木陽香と面識がある=もっと言えばグル?
と思ってしまうのですが、光莉への愛は本物に見えましたよねーーー
でも群馬県の廃墟の住所を示す暗号を解きもせず、現場へ向かっていたじゃないですか。やっぱりグル?
でも光莉への愛情は本物……って堂々巡りなんです。
13話で本木陽香が電話していた相手は一星の可能性もあるかも…と思いました。
菱田家の押入れの中身
やっと中身がわかるかと思ったのに、朋子の神出鬼没~~
不思議なのは、怖いものが押入れの中にあるなら、一人で家にいるの怖くないのかな。それよりも自分が誘拐される方が怖いとしたら、押入れの中にあるのは動かないもの?生きてるものならさ、怖いじゃん…。どっちにしても常に怯えてる清明可哀想。
鼓太朗くんはキヨくんのことが心配とはいえ、菱田家に立ち入りすぎでは。そして家に上がり込む度胸があるなら、朋子にひるまず押入れ開けてほしかった!
等々力茉莉奈
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林のことが大好きで逃亡にも手を貸していたのに、警察に話した「最後は怖くなって放置した」というのは本当だったようです。
林が自撮り写真を撮ったロッジは茉莉奈が世話したものではなく、強羅が借りたものだと判明したからです。(わかんないけど。強羅が借りて茉莉奈を通して提供した可能性もなくはないけど。強羅と茉莉奈に接点があるかは不明。)
林が殺された時、茉莉奈は父親と共に稚内にいたことがわかりましたが、気になるのは阿久津刑事が強羅の話をしていた時に、強羅の名前が出てくる事件に「稚内」がついたものがあったことです。
等々力はその件で稚内に行っていたのではないかと思ってしまいます。
それは置いといて、最後!
茉莉奈と一緒にサウナにいたのは、なんと瑞穂。
しかも超~悪い顔してましたよねw
でもこれは瑞穂が真犯人(側の人間)だと思わせるミスリードで、実際は「しちはごじゅうろく」の謎を探るために茉莉奈に近づいているだけだと思います!
一星には本木陽香とグル疑惑、瑞穂には茉莉奈とグル疑惑。どちらも疑いたくないけど、少なくともどっちかは裏切り者な気がしますねー。
強羅くん
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自殺幇助していたパワハラの件や「エリンギサンタ」事件、その他色んな事件の周辺で名前が出てくるらしい強羅。でも事件との関係は立証できず、警察にとってはどうにも掴めない存在のようです。
ここへ来て再登場したエリンギサンタ事件(1話)。
実業家・成見沢祐市(78)(通称:エリンギ王)が神奈川県内の自宅の階段から落ちて死亡した事件
→ 河村によると、真相は遺産目当ての妻と愛人が手を組んだ殺人事件
エリンギ王の自宅近くのファミレスで、順番待ちのところに強羅の名前があったそうです。妻と愛人も強羅のことを「強羅くん」と呼んでいたのでしょうか。
怖いのは強羅があれでいてPTAの役員をやるような人物だということだと河村は言っていましたね。確かに怖い。顔も名前も隠してないのになんでバレないんだろう。しかもPTAってことは子供がいるの?
今回強羅は、等々力社長に住愛ホームの林の上司・井上の遺体を人形みたいに加工したものを披露していましたね。
それも「強羅誠展」という展示会の会場のようなところで。
等々力社長は「ゴミ箱に入れられるよりはいいだろ」みたいなことを言っていたので、10話でゴミ箱に入れられていたのは井上さんだったの?と一瞬思いましたが、林が死亡した後に所持品の確認をしていたので違いますね。ちなみにこの「腕時計がない」の謎は不明のままです。
で、「至上の時」に強羅がいたことも、日野が「強羅くん」と呼んでいたのも衝撃でした。凌介と日野が暗号を解読していた時、ずっといたんだよね?
前回までの謎
いまだに回収されていない謎。進展があったところは赤字で追記しました♪
- 冷凍遺体の身元と発送した人物
→ 身元は「中村圭樹」でバタコの息子。発送したのはバタコ。 - 凌介の家にピンポンダッシュした人物(2話)
- 光莉のローファーを埋めた人物(2話)→ 本木?
→ ローファーのタレコミがあったのと同じ公衆電話を使って、真帆から凌介に電話がかかってきました!(13話) - 凌介の家の玄関に要冷凍シールを貼りまくった人物(4話)
- 菱田家の押入れの中身(4話)
→ 鼓太朗くんリーチ!も朋子に追い出される。朋子は清明に「もう少しで終わるから…」と。 - 凌介の家にサッカーボールを蹴り入れた人物(4話)
- 謎の男(中村充)の正体
→ バタコの元夫。6年前に離婚。 - ドラレコに映っていた赤い傘を差した人物
- 「プロキシマ」に届いた脅迫状の中で一星が顔色を変えた手紙の中身(6話)
→ 本木陽香からの手紙だったと予想 - 真帆のスマホから凌介に送られてきた星空の写真の謎(6話)
- 篤斗の服(と思われるもの)をフリマに出品した人物(6話)
→ バタコ - 本木陽香が運んでいた大きな段ボール箱の中身(6話)
→ 明らかにはなっていませんが、どこかから現在の監禁場所に光莉を移動させていた可能性あり。7話で本木陽香が現在の光莉の監禁場所にいるシーンがあったので - 真帆と林の密会現場を撮影&流出させた人物(7話)
- 雫石(コメンテーター)が「凌介は学生時代の知り合い」だと言っていたことの真偽(7話)
- 真帆の財布をコインロッカーに入れた人物(9話)
- 清明に「話したら殺す」と聞かせたおじさん&その後菱田家に侵入していたと思われる人物(9話)
- 篤斗を冷凍便で送ってきた人物(9話)→ 冷凍遺体を発送したのと同一人物
→ バタコ - 橘一星の母親の小料理屋の話題(9話&10話)→ オープンしたばかりなのにリニューアル工事?
→ すみれによると、ボヤ騒ぎがあったかららしい - 菱田朋子と山田コーチが隠していること → 押入れの中身と関係あり?
『真犯人フラグ 真相編』第14話 まとめ
- 光莉の誘拐 → 本木陽香
- 篤斗の誘拐 → バタコ
- 真帆の誘拐? → 強羅?
ありえないと思っていたけど、3人が別々に誘拐された可能性が急浮上?
となると、やっぱり3人は合流していなくて、配送者のドラレコに映っていた赤い傘の人物は真帆ではないし、後ろを歩いていたのも光莉ではないってこと?
この辺は次回光莉の証言で明らかになりそうですね。
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