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『どうする家康』第16回【信玄を怒らせるな】あらすじと感想|巫女軍団強すぎw

『どうする家康』
あらすじと感想

2023年の大河ドラマ・松本潤さん主演『どうする家康』第16回【信玄を怒らせるな】のあらすじと感想を書いています!

▼前回のあらすじと感想はこちら▼

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『どうする家康』第16回「信玄を怒らせるな」登場人物

()は1570年当時の年齢です。

  • 徳川家康(29)とその家臣たち→NHK公式サイト相関図
  • 久松長家(44)・・・リリー・フランキー
  • 於大の方(42)・・・松嶋菜々子
  • 武田信玄(49)とその家臣たち
  • 武田四郎勝頼(24)・・・眞栄田郷敦
  • 千代・・・古川琴音
  • 松平源三郎勝俊(18)・・・長尾謙杜
  • 井伊虎松(9)(井伊直政)・・・板垣李光人
  • 服部半蔵(28)・・山田孝之
  • 大鼠・・・松本まりか

 

『どうする家康』第16回「信玄を怒らせるな」あらすじ

浜松城下で虎松(板垣李光人)に襲われた家康。(かすり傷)

家臣たちが虎松を生け捕りにしますが(小平太危なかった💦)、まだ子供(9歳!)とのことでなんと無罪放免!👀

家臣も言っていたとおり、腕と度胸は子供とは言えませんが。

その虎松に「遠江の民はみんなお前を恨んでいる、武田様の方が国主にふさわしい!!」と言われて神妙な表情を浮かべる家康。

虎松の姿は、遠江の民の姿そのもの。虎松が成長し、再び家康の前に姿を現した時にさらなる敵となっているか、味方となっているか。それは自分たちの行い次第だと言っていました。

ちなみに国主にふさわしいと言われた武田信玄(阿部寛)は、甲州金をばらまき、地侍を取り込み、民の暮らしを助けるといった調略で支持を得ていたようです。

地侍(じざむらい)

室町中期から安土桃山期にかけて見られた侍身分の一種。もともとは、農業を営んでいたり、名主などの有力百姓だった者が、守護大名や在地の国人領主などと主従関係を結び、侍身分を獲得した。

家康にとっては鬱陶しい存在である武田。しかし戦になれば9割方負けるし、信長からも「信玄だけは怒らせるな」と言われているようです。←フラグw

そんな武田の人質となっているのが、家康の異父弟である源三郎(長尾謙杜)・18歳。

 

義理の弟と言っていましたが、異父弟って義理なのかしら…。

ドラマでは武田と盟約を結ぶ際に人質として送られたと言っていましたが、もともとは今川氏真の人質として駿河へ送られていたようです(1563年)。そして1568年、武田信玄が駿河を切り取った際に甲斐に移されたのだとか。

於大の方(松嶋菜々子)は、「息災」だと書いてある手紙の筆跡が源三郎のものではないと思い、その身を案じて服部半蔵(山田孝之)に様子を探らせることに。

早速服部半蔵と大鼠(松本まりか)が様子を探りに行き、源三郎が酷い扱いを受けてだいぶ弱っていることを家康に報告。

さらに奥三河にも武田と通じている地域があり、やはりこのままだと武田に侵略されかねないということで、家康は信玄の長年の宿敵・越後の上杉謙信と手を組むべく秘密のお手紙✉を送ることに。

家康の密使が僧侶の姿で信濃を通過中、すれ違った巫女たちに襲われます😫

これは信玄の忍びである千代(古川琴音)率いる歩き巫女軍団。彼女たち強すぎてw

すれ違いざまに首の後ろに毒付きイガグリを刺されたのでしょうか。手紙は奪われ、もちろん信玄のもとへ。

…怒らせちゃった😇

戦は避けたいと思っていたけれど、もう避けられない。ていうか信玄を怒らせようが怒らせまいが関係ないよね、どうせもともと遠江も切り取るつもりで時機を見ていただけに違いないんだから…

ということで、源三郎を助け出すことに決めた家康。

半蔵と大鼠が甲斐の国へ忍び込み、源三郎を派手に💣救出します。なんとか連れ帰りますが、源三郎は凍傷で足の指がダメに…😢

あと大鼠が巫女軍団に腕を矢で射られ、負傷。死なないといいけど😢

源三郎によると、自分だけが酷い目に合わされていたのではなく、信玄の息子・武田四郎勝頼(眞栄田郷敦)をはじめ甲斐の若い侍はみな同じ鍛錬を受けていたのだとか…

 

むしろ源三郎が一番優しく扱われていたそうです😨

源三郎が救い出されることも信玄は千代を通じて知っていたようで、家康への言伝がありました。

弱き主君は害悪なり。滅ぶが民のためなり。生き延びたければ我が家臣となれ。手を差し伸べるは一度だけぞ。

武田の家臣となるか、戦をするか…。独断では決められないと家臣たちを集めた家康。「各々で決めて良い」と言われても…。

家臣たちから「情けない」と馬鹿にされまくります😓

家康「戦っても十に九つは負けるんじゃぞ😢」また泣く。

本多忠勝「十に一つは勝てる。殿、その一つを信長は桶狭間でやりましたぞ。信長はやりましたぞ!!

それでも「わしは信玄に何一つ及ばない」と泣きごとを言う家康。

夏目広次(甲本雅裕)「その代わり、殿にはこの家臣一同がおります。この一同で力を合わせ知恵を出し合えば、信玄に及ぶものと存じます」

夏目さん、こんな重要な役なのにいつも名前を間違われていたなんて…

その頃信玄は。

「(織田信長と、その前にいる)徳川家康を討つ!」

めっちゃ強そうな武田軍。浜松に向けて出陣です。

でも信玄、体調が悪そうなんですよね。




『どうする家康』第16回 感想

家康の義弟(異父弟)が人質として武田方へ行く時、「兄上も人質としてのご苦労があって今がおありになる。源三郎は喜んで行ってまいります!」と言っていましたが、家康の人質時代といえば、楽園みたいに豊かな駿府で今川義元に大切にされ、森の中で瀬名とキャッキャウフフしていたことしか思い出せないのですが。

あ、織田時代は辛かったっぽかったですけどね。

源三郎は人質なのにあんな酷い扱いを受けて可哀想…と思ったけれど、甲斐ではあれが若い侍のデフォルトだという。ほんとかな。

それにしても雪がちらつく中、遮るものもない場所であんな薄着で絶対寒そう。

寒そうといえば信玄のいる場所も普通に寒そうだったw

甲斐の国(現在の山梨県に相当)は山々に囲まれて産業的には不利な土地だったようですが、金が採れたんですね。前に壺いっぱいに金が入っているシーンがありましたもんね。信玄は、ないならないなりにあるものをうまく利用して国を栄えさせた賢将って感じがしました。(ドラマ後の紀行が面白かった)

この2年後に亡くなるんですね…。

信玄がもっと若かったり、健康で長生きだったら家康的にはやばかったですね。

私たちは家康が天下を取るのをわかっているから、どんなにヘタレでも安心して見ていられますが、実際に家臣の一人だったりしたらめっちゃ不安だな…と思いました。

今回も、信玄に勝てるところは一つもないけど、家臣団がいるからなんとかなる!って感じだし…。

あと於大の方のキャラクターにちょっとイライラします。

家康には国のためなら妻子なんて捨てる覚悟がないとダメとかなんとか言いつつ、息子(源三郎)のことが心配で無理を言って半蔵に探らせるところとか。

瀬名が出ないと思ったら於大が出る…

あと千代率いる巫女軍団が無敵すぎて何でもアリ状態。いがぐりでどうやって人を殺すんだって話だし、なんで源三郎を助けに行くことも知ってんだって感じだし、チートすぎ!家康側に裏切り者でもいるのかな?

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