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『どうする家康』第12回【氏真】あらすじと感想|ネタバレ

『どうする家康』
第12回【氏真】
あらすじと感想

2023年の大河ドラマ・松本潤さん主演『どうする家康』第12回【氏真】のあらすじと感想を書いています!

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『どうする家康』第12回「氏真」あらすじ

武田に攻め込まれ、家臣にも見限られた今川氏真。

岡部にをお召しなされ」と言われたのに、何故か首に刃を当てる氏真。なんで??岡部さん介錯するつもりで構えてたよね?

しかし結局自害せずに今川館から逃げた模様。

家康は行方不明となった氏真の身を案じていました。今は敵とはいえ、子供の頃から兄弟同然に育った仲ですからね。

氏真の妻・糸(志田未来)は北条の姫なので、北条の領地に逃げていたら手出しはできないと家臣が言うのを聞いて、ほっとしています。

その頃、わずかな家臣たちと山の中を逃げている氏真。糸は足が悪いという設定のようで、氏真は「足手まといだ」と苦々しい顔で妻を見ています。ひどい…😢

今回も回想シーン多め。回想多くないですか?実はこの二人にはこんな絆がありましたーって初めて見せられてもなんですよ。最初から見せておいて、そういえばこんなことあったよね…😢ならわかるのだけれど。

とりあえず14年前

氏真は瀬名を妻にしたかったのですが、義元が決めたのは北条の姫(糸)との結婚でした。足が悪い姫を押し付けられた感もあり、糸に冷たい氏真。(氏真はその後も瀬名を側室にしようとして家康に負けたり、家康に裏切られた時には瀬名を遊び女扱いしたりして、とにかく執着してましたよね…😓)

しかし糸はストイックに武芸や学問に励む氏真をいつも陰から見守っていました。

さて、現在に戻り、あと懸川城を攻め落とせば徳川軍は遠江征服完了!というところで、家康は氏真がその懸川城にいることを知ります。

武田からも早く氏真の首を取るよう命令する書が届きますが、「偉そうに!」と言い捨てる家康。(本人の前では絶対に言えないw)

10日で懸川城を落とすと言っていた家康でしたが、4ヶ月経ってもまだ落とせないでいました😇

また回想です。桶狭間合戦出陣直前。家康(当時は元康)が大高城兵糧入れの大役を任されているというのに、自分は留守番だということに納得がいかない氏真。

そんな氏真に、義元ははっきりと言いました。

「そなたに将としての才はない」

😱😱😱

また現在。

なかなか懸川城を落とせない家康を、武田がつついてきました。(やり方がコワイ)

4ヶ月も同じ場所で同じ戦い方をしているのか(板作戦のみ?)非常に疑問なのですが、この日、本多忠勝(山田裕貴)の攻撃により肩を負傷した氏真。いよいよ覚悟を決めたようです。糸をはじめ女性たちをこっそり逃がそうとしますが、小平太(杉野遥亮)の軍がこれを発見し、捕らえました。




「なかなかに 世をも人をも 恨むまじ 時に合わぬを 身の咎にして」

これは文化人だった氏真の晩年の歌と言われています。意味は↓

「もう世の中も人も恨んでいない。時代に合っていなかった、この身が悪かったのだ」

引用元:http://edixchugo.jugem.jp/?eid=92

ついに懸川城を攻め落とした家康。

しかし今でも兄と思っている氏真を死なせたくはないんですね。(だから致命傷にならないところを刺した?)

自暴自棄になった氏真を収めたのはでした。

桶狭間合戦出陣の直前、義元の本当の思いを聞いていた糸。「将としての才はない」には続きがあったそうです。

「己を鍛え上げることを惜しまぬ者は、いずれ必ず天賦の才ある者をしのぐ。そして才を秘めたる家康と手を取り合い、今川をますます栄えさせる姿が目に浮かぶようだ」

義元は、桶狭間から戻ったら氏真に直接伝えると言っていたのでした。見本のような死亡フラグ😢

ちなみに回想で義元が言っていた「次郎三郎」は、元康(家康)の通称ですね。榊原康政のことを小平太と呼んでいるようなものですよね?

戦国武将の座を降りて、妻の実家である北条に身を寄せることにした氏真。家康に協力を仰ぎます。

**********

家康が氏真を助けたと聞き、小童にけんかを売られたと怒る信玄。

信玄が怒っていることを知った家康は、今北条と組めば武田を挟み撃ちに出来るかも…と一瞬思ったけれども…




『どうする家康』第12回 感想

▼今川勢相関図▼

糸、めっちゃ重要な役なのにここへきて初登場って遅くない?

しかも実際は氏真との夫婦仲はずっと良かったようで。

ドラマでは氏真が瀬名に執着していて気持ち悪かったですよね。糸の方が上品で素敵なのに。

瀬名への執着と、糸の足が悪いことで冷たくしたりして、氏真の品格までもが下がったような気がしました。

しかし溝端淳平による氏真はすごく良かったですね。氏真がこの後、家康の庇護のもと江戸時代まで生き延びたのは史実のようなので、この時代に誰にでもできる生き方ではないけれど、ある意味賢いのかもしれないと思いました。

しかも自ら参戦して4ヶ月も板作戦のみで徳川軍を撥ね退けていたみたいだし、将としての才、あるじゃん?

覚醒するのが遅すぎたのかな…。

そして義元が見抜いていた家康の天賦の才とやらは、まだわかりません😅

でもとりあえず「どうしようどうしよう」とウロウロすることはなく、家臣たちに指示は出してましたね。

 

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