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『どうする家康』第4回【清須でどうする!】あらすじと感想

『どうする家康』
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2023年の大河ドラマ・松本潤さん主演『どうする家康』第4回【清須でどうする!】のあらすじと感想を書いています!

▼第3回のあらすじと感想はこちら▼

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『どうする家康』第4回「清須でどうする!」あらすじ

 

今回は歴史を知らないおばさんでも「ん?」となる展開でした。お市の方の初恋は家康だった?!とかね。

あとはドラマの公式サイトでも字幕でも「清須」となっているけれど、調べると「清洲」表記だったり、どういうこと?

清須なの?清洲なの?

これについてはこちらの記事がわかりやすかったので↓(検索したら一番上に出てくる)

「須」ですか?「洲」ですか?名古屋編(3)

現在の市名は「清須市」だけれど、歴史書では「清須」と「清洲」が混在しているようです。

「きよす」の表記は、文献その他歴史的にも「清須」「清洲」の両方の記載が見られます。古くは「清須」の表記が多く後に「清洲」の表記が多くなっています。そこで、今回の展示リニューアルに際しては、慶長15年(1610年)の『清須越』を境目に清須越以前を「清須」、「清須城」と表記し、それ以降の宿名、町名を「清洲」と表記しています。また、現在の施設固有の名称としては「清洲城」として表記しております。

清須市公式HP(清洲城)より

なんとなく見慣れているのは「清洲城」とか「清洲同盟」ですが、ドラマの字幕では「清須」になっていたので、ここでも清須で統一してみることにします。

清須同盟

信長と対等な同盟を結ぶために尾張・清須城へ乗り込んだ家康。

先に頭を下げるのも、名乗るのもダメと家臣から言われていたにも関わらず、信長の圧に耐え切れず、先に頭を下げ、名乗ってしまいましたw

しばらく清須に滞在することに。柴田勝家に「猿!」と呼ばれて出てきたのは木下藤吉郎(ムロツヨシ)。これは歴史を知らないおばさんでも知ってます。後の豊臣秀吉ですね。

 

家康のお世話係として、これからその辺をちょろちょろちょろちょろすることになります。

家康が信長と相撲を取らされるシーンでは秀吉が行司を務め、柵の中には誰でも知ってる三英傑が集合していましたね!

信長の妹・お市の方(北川景子)も出てきました。天下一の美人と言われた女性ですね。

 

織田家の人質だった15年前、家康はお市とも交流があったようです。男勝りで、水中訓練に参加したがっていた子供の頃のお市でしたが、信長に阻止されていました。

お市とともに、栄えた清須の街を見下ろす家康。

「乱世とは、まことに愉快な世であることよ。力さえあれば何でも手に入れられる。ただし男であればな…」とつぶやくお市。話し方がかっこよかった。瀬名と違って時代劇っぽい。

こういう考えの女性にとっては生きにくい世の中ですよね。でも信長の妹に生まれただけマシなのか、どうなのか…。

さて、信長との同盟ですが、家康は対等なものにしようと頑張ってる感が出てました。

駿府に残した瀬名と子供たちが気がかりなので、今川とは友好的にいこうよ、と提案してみたものの、逆に「滅ぼせ」と言われてしまいました。さらに織田・松平の結びつきを確かなものにするため、お市の方と結婚するように言われます。

そこで大高城での勝利を主張する家康。

しかし秀吉が説明するには、あれは全部罠だったと言うのです。

信長が大高城を力で攻め落とさず、周りに砦を築いてじわじわ苦しめたのは、今川義元が助けに来ざるを得ない状況を作るためでした。しかし義元はなかなか腰を上げず、このままでは大高城が落ちてしまう…となった時に兵糧入れにやってきたのは誰でしたっけ?そう、家康です。

「そこそこにあしらって通してやれ」との信長の命令で、無事大高城に入った家康。これにより落城寸前だった大高はよみがえり、気を良くした義元はノコノコ出てきて討ち取られたというわけです。

家康、踊らされてたの?この解釈はなかなか面白いですね。史実はどうだったんでしょう。

信長が最強みたいに描かれているけど、桶狭間までは今川の勢力はすごかったみたいだし、織田はまだ台頭してきたばかり、という感じですよね。今川が油断してたのはありそうだけど、全部罠だったってことはないよね。

でもこのシーンで、猿と呼ばれている秀吉がただの馬鹿じゃないって感じが出ていました。




家康、覚醒(2回目)

その頃、駿府では。

家康が今川を裏切ったことにより、氏真(溝端淳平)が激怒していました。

本来ならば瀬名の実家である関口一族は皆殺しにされるところ、氏真の恩情により、瀬名を夜伽役にすることで見逃されることとなりました。正室でも側室でもなく、遊び女扱いです。

氏真は以前瀬名のことを側室にしようとしたけれど、家康との闘いに負けて奪われたという経緯がありましたね。ここぞとばかりに瀬名を自分のものにしようとする氏真。

氏真気持ち悪いな~

瀬名が手に握っていた家康のうさぎ(ぴょんぴょん遊んでたやつ)を取り上げ、真っ二つに斬り付けます。

さらに瀬名の血文字で「たすけて せな」と書き、うさぎとともに家康に送りつけました。

「今川家に戻らなければ関口家は皆殺し」by氏真

結局皆殺しにするんか~い。

「たすけて せな」が急に現代のお手紙w でもどうすれば昔っぽくて、かつ視聴者にも意味が通じるお手紙になるか思いつかない…。

とにかくこの手紙を見た家康は床ドン。怒りの床ドン。

その様子を偶然見てしまったお市。家康との祝言に向けてウキウキで着物を選んだりしていたのに、床ドンを見ただけで状況を察し(エスパー?)、結婚を取りやめると言い出しました。ほんとは子供の頃、溺れたところを助けられた時から家康のことが好きだったみたいです。

家康から申し出たら信長が怒り狂って何をするかわからないから、自分から破談にしてあげたのかな。お市に発言権があったのかはわからないけど、男前だなぁ、お市。

「欲しいものは力で奪い取るのです!」とお市に言われた家康。

覚醒しました。

今川を滅ぼすことを決意。そして妻子をこの手で取り返すのだ~~!!




『どうする家康』第4回 感想

昔、お市の方の生涯を描いた小説を読んだことがあるので、お市から見たこの辺は少しだけ知っています。家康と結婚させられそうになった時は「えぇ~?!」と思いましたw

お市の見た目も、姫というよりくノ一みたいだし。

でも北川景子さんは美しかったです。

これからお市と結婚した浅井長政も出てくるみたいなので楽しみです。

ところで清洲同盟のことを調べていたら、家康の伯父である水野信元(寺島進)の最期を知ってしまいました。

今回も信長とはマブダチだから任せろ!みたいな感じだったのに、いざ対面する時になったら急に存在感消すし、嫌なやつなんだけど、最期そうなるんだ…と落ち込みました。家康が天下を取るまで、ほんとに大変だったんですね。ヘタレだし覚醒するきっかけがいまいちわかんないけど、応援します。

天下統一は応援するけど、妻子妻子言ってる割には側室いっぱい持つから無理。そういう時代というのはわかるけど。瀬名の最期もなかなか壮絶そうだし。

やっぱり戦国時代ってやだ…。

そして今後の各武将の動きとかが複雑すぎて、ついていけるか心配です。

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