あらすじ・感想

『どうする家康』第5回【瀬名奪還作戦】あらすじと感想|ネタバレ

『どうする家康』
あらすじと感想

2023年の大河ドラマ・松本潤さん主演『どうする家康』第5回【瀬名奪還作戦】のあらすじと感想を書いています!

▼前回のあらすじと感想はこちら▼

『どうする家康』第4回【清須でどうする!】あらすじと感想 『どうする家康』 あらすじと感想 2023年の大河ドラマ・松本潤さん主演『どうする家康』第4回【清須でどうする!】のあら...

『どうする家康』第5回「瀬名奪還作戦」あらすじ

岡崎城では

家康の実母・大の方(松嶋菜々子)が夫・松長家(リリー・フランキー)と子供たちを連れて岡崎へ移住してきました♪

長家が家康に仕えることになったようです。

よくわからないけど家康の方が立場が上なんですね。於大の方と久松長家の間には3男3女がおり、ちゃちゃ大変にぎやかです。家康にいきなり異父兄弟がたくさんできた感じ?

岡崎城はかつて於大の方が幼い家康を残して出て行かなければならなかった場所。夫だった広忠もすでに亡くなっており、於大の方にとっては感傷的になってしまう場所のようにも思えますが、めっちゃ楽しそうでした。さすが強か。家族なんて、失ったらまた作ればいいじゃない♪を地で行く女。

本多正信・服部半蔵の存在感

川氏真(溝端淳平)との全面戦争に踏み切った家康でしたが、駿府にはいまだ囚われの身として妻・名(有村架純)と子供たちがいるので、気が重いようです。

力ずくで攻め入れば瀬名たちの命が危ない…なんとかして3人を救い出せないかと考えますが、良い案が浮かばない家臣たち。そこで、不本意ながら多正信(松山ケンイチ)を頼ることに。

本多正信

家康の家臣。ドラマの中では他の家臣たちから「イカサマ師」と呼ばれてめっちゃ嫌われているけど、奇策を思いつく。

正信は部半蔵(山田孝之)とその配下の伊賀者を使って、瀬名たちを駿府から“盗み出す”作戦を立てます。

服部半蔵

服部家は代々松平家に仕える一族で、その当主を半蔵と呼ぶ。

初代半蔵の保長は忍者だったようですが、山田孝之演じる2代目・正成はあくまでも武将のようです。ドラマの中でも服部家は武家だと主張していましたね。

貧しい暮らしをしながらも、「武士は銭では動かない」と突っぱねる半蔵に銭をチラ見せしつつ武士心をくすぐる正信w

半蔵は任務を請け負うこととし、久しぶりに配下の伊賀者を徴集します。総勢28名の服部党が集結!




瀬名奪還作戦

その頃…。駿府では瀬名とその実家である関口の一族が不遇な扱いを受けていました。

この度家康と戦うことになった今川の殿長照(野間口徹)というのは、大高城の兵糧入れで家康が助けてあげたあの人です。

 

瀬名の幼馴染でもある妹のお田(関水渚)を差し向けて、関口家の動向を把握しているようです。

そんな中、伊賀者の大鼠(千葉哲也)が、駿府の街中で瀬名の侍女・たね(豊嶋花)に接触し、こっそりメモを握らせます。

「たすけて せな」みたいに、私でも読めちゃう文字だったらどうしよう…と思いましたが、大丈夫でしたw

家康が助けをよこすことを知り、両親に話す瀬名。このままだと関口家の未来はないから、一緒に岡崎へ逃れようと言います。しかし三河になど行きたくない瀬名の母・(真矢みき)。巴は今川本家に繋がる血筋だと言っていましたからね。今川の現実を見ることができずにしがみつこうとしているのでしょう。しかし瀬名の父・純(渡部篤郎)は駿府を出て、家康に仕えることを決意します。

盗み出す人数が予定より5人(氏純、巴、家来2、侍女1)も増えることになってちょっと困っちゃったけど、服部半蔵、なんとか頑張ることに。

お田鶴は瀬名の様子を見て探りを入れてきますが、瀬名はうまいことはぐらかしました。

作戦決行

そしていよいよ決行の夜。

関口家に侵入しようとした服部党を、まさかの長照軍が待ち受けていました。次々とやられる忍びの者たち…。

半蔵はなんとか逃げましたが、大鼠や穴熊(目の周りが黒かった人)はやられてしまいました😢

なんでバレたのかというと、巴がお田鶴に言ってしまったようなんですねーーー。でも密告したとかではなくて、巴は本当に逃げるつもりで、親しくしていたお田鶴にはお別れを言いたいと思っちゃったんだって…。Oh…

しかもお田鶴もお田鶴で、本気で関口家のためを思っていたみたいだから何とも…。

自分が長照のスパイだと自覚していたのかわからないけど、関口家のことを何でも報告するように言われて素直に従っていただけなのだろうな…と、作戦が失敗して落ち込む瀬名を見て驚いているお田鶴の顔を見て思いました。

お田鶴は関口家への寛大な処分をお願いしましたが、氏真は一族の死罪を言い渡しました。

岡崎に戻った本多正信と服部半蔵。

作戦が失敗に終わり切腹させられそうになりますが、正信はすかさず次の策を申し述べます。家康と鵜殿長照との決戦の舞台となる上ノ郷城で、長照とその息子二人を生け捕りにするというのです。

そして瀬名たちと人質交換をしようというのですね。




『どうする家康』第5回 感想

今回ちょっと面白かったんじゃないでしょうか?(今までが面白くないというわけじゃないけど!)

初心者にもストーリーがわかりやすかったし、なんといっても本多正信(松山ケンイチ)と服部半蔵(山田孝之)の存在感がすごかったです。

特に半蔵。画面に出てきた瞬間主役かと思いましたね。

なんと雰囲気のある忍者。じゃなくて武士。汚いけど綺麗。綺麗だけど汚い。もう釘付けでしたw

あと巴(真矢みき)が家族を裏切ったわけではなくて、本当にお田鶴(関水渚)にお別れが言いたかっただけなんだろうなぁってところが、なんか行き場のない怒りというかw

こんな甘い考えでよく戦国の世を生きてこられたな…。

そしてその結果が、一族死罪…。

やはり、於大の方(松嶋菜々子)のように強かでないと生き残れない時代なんですかね。

毎回結局「戦国時代やだ」っていう感想になりますw

『どうする家康』第6回【続・瀬名奪還作戦】あらすじと感想|ネタバレ 『どうする家康』 あらすじと感想 2023年の大河ドラマ・松本潤さん主演『どうする家康』第6回【続・瀬名奪還作戦】のあら...