あらすじ・感想

『どうする家康』第29~32回【あらすじと感想】伊賀越え~小牧長久手の戦い

『どうする家康』
あらすじと感想

2023年の大河ドラマ・松本潤さん主演『どうする家康』第29回【伊賀を越えろ!】第30回【新たなる覇者】第31回【史上最大の決戦】第32回【小牧長久手の激闘】のあらすじと感想を、歴史に詳しくないおばさんが好き勝手に書いています。

やっと夏休みが終わったので4話まとめてサクっといきます。

本能寺の変からは怒涛の展開で、家康がどんどんかっこよく見えてきました🙄

▼前回のあらすじと感想はこちら▼

『どうする家康』第28回【本能寺の変】あらすじと感想|切ない恋物語 『どうする家康』 あらすじと感想 2023年の大河ドラマ・松本潤さん主演『どうする家康』第28回【本能寺の変】のあらすじ...

 




『どうする家康』第29回「伊賀を越えろ!」

『どうする家康』第29回 主な登場人物

()は1582年当時のおおよその年齢です。家康の年齢は公式サイトに合わせています。

  • 徳川家康(41)・・・松本潤
  • 服部半蔵(40)・・・山田孝之
  • 本多正信(44)・・・松山ケンイチ
  • 穴山梅雪(41)・・・田辺誠一
  • 羽柴秀吉(45)・・・ムロツヨシ
  • 明智光秀(54または66)・・・酒向芳
  • 百地丹波(26)・・・嶋田久作
  • 多羅尾光俊(68)・・・きたろう
  • 伴与七郎(50)・・・新田健太

 

『どうする家康』第29回 あらすじ

天正十年(1582年)6月2日 本能寺の変勃発

明智光秀に首を狙われることとなった家康は、堺から岡崎まで250キロの道のりを逃げ帰ることに。

6月3日

服部半蔵が『伊賀越え』を進言。

当時の伊賀はまとめられる領主もおらず、600を超す砦がひしめく超危険な修羅の国。

まずは甲賀衆の親玉である近江・小川城の多羅尾光俊(きたろう)を頼ります。敵か味方かわからないけど頼るしかありません。

上ノ郷城攻めの時に手柄を独り占めしたという伴与七郎(新田健太)もいます。

伊賀では軍師を雇って戦に備えているという話を聞いてビビる家康たち。多羅尾がやたらと親切すぎるのを怪しく思い、早々に城を後にします。

6月4日

一行はいよいよ伊賀へ。しかしすぐに伊賀流の長・百地丹波(嶋田久作)に捕まりました💦

首をはねられる寸前で家康を救ったのは、伊賀の軍師として雇われていた本多正信。一向一揆で三河を追放されたあの本多正信です。

正信は、信長が生きているという噂を利用して家康を助けます。→鷹係として家康の元に戻れることに

こうして無事、伊勢・白子浜に着いた家康。

別行動を取っていた石川数正酒井忠次とも再会☆

堺を出立して3日後、ついに岡崎へ帰着。

ちなみに家康の首だと明智の元へ届いたのは穴山梅雪のものでした。穴山は「我こそが家康」だと言っていたそうです。

そして本能寺の変からわずか11日後、明智光秀は羽柴秀吉の軍勢によって呆気なく討ち取られました⚔

『どうする家康』第29回 感想

「我こそは家康だ」と言って討ち取られた穴山さんと、「わしは明智やない」と醜態をさらした明智光秀の対比が良かったです。

家康も家臣たちが「我こそが家康!」と口々に言ってくれる人望があったんですね。

あと自分で言うほどというか、全く伊賀の人たちに認識されていなかった服部半蔵…




『どうする家康』第30回「新たなる覇者」

『どうする家康』第30回 主な登場人物

()は1582年当時のおおよその年齢です。家康の年齢は公式サイトに合わせています。

今回めっちゃ多い。

  • 徳川家康(41)・・・松本潤
  • 本多忠勝(34)・・・山田裕貴
  • 榊原康政(34)・・・杉野遥亮
  • 井伊直政(21)・・・板垣李光人
  • 羽柴秀吉(45)・・・ムロツヨシ
  • 織田信雄(24)・・・浜野謙太
  • 織田信孝(24)・・・吉田朋弘
  • 柴田勝家(52~60)・・・吉原光夫
  • 丹羽長秀(47)・・・福澤朗
  • 池田恒興(46)・・・徳重聡
  • 羽柴秀長(42)・・・佐藤隆太
  • 三法師(2)・・・濱田碧生
  • お市の方(35)・・・北川景子
  • 茶々(13)・・・白鳥玉季
  • 初(12)・・・古川凛
  • 江(9)・・・有香
  • 北条氏政(44くらい)・・・駿河太郎
  • 北条氏直(20)・・・西山潤

 

『どうする家康』第30回 あらすじ

天正十年(1582年)6月 清洲会議

信長の嫡孫である三法師(2歳)を織田家の当主とし、羽柴秀吉・柴田勝家・丹羽長秀・池田恒興が話し合いで政を行うこととなりました。

信長の息子である信雄(のぶかつ)信孝もいますが、どちらかを立てるとどちらかが立たず。

お市は柴田勝家と結婚。織田家を守るため、秀吉(🐵)の好きにはさせないという気迫が感じられます。

というわけで、

織田信孝・柴田勝家・お市(&三法師)

VS

織田信雄・羽柴秀吉

信孝が三法師を奪って勝家側についたため、こんな対立関係の出来上がり。お市はいざとなれば家康が味方になってくれると思っています。

しかし…家康が今やるべきは、武田が滅んで主のいない国々(甲斐・信濃・上野の三国)をどうにか鎮め、北条より先に手に入れること。

広大な領地を有する関東の老大国を率いるのは、北条氏政と息子の氏直です。

北条と戦になりますが、関東でのほほんとしていた北条と、戦国時代を地で行っていた徳川では話になりません。すぐに和睦が成立しました。(天正壬午の乱)

天正十一年(1583年)4月

柴田勝家と羽柴秀吉は近江・賤ヶ岳にて激突。秀吉の調略による裏切りが相次ぎ、柴田勢は総崩れとなります😭

お市のピンチに、助けに行くかどうか迷っている家康。

しかし今は甲斐・信濃を固めるのが肝心。ここは静観し、勝った方につくのが上策だと言う本多正信。

その結果、柴田勝家・お市ともに自害😭

「お市様のことは竹千代が必ず助ける」と子供の頃約束したのに…

『どうする家康』第30回 感想

家康は昔、お市のおかげで瀬名を助けることができたのに(このドラマでは)、姉川では浅井長政を見捨てるし、今回はお市をも見捨てるとは…。なんてやつなんだよ。このたぬきじじい!お市が可哀想。お市と娘たちの別れのシーンは辛かったです。せいぜい茶々に恨まれたらいい。

有名な浅井三姉妹↓

茶々:淀殿。秀吉の側室

初:京極高次の正室

江:徳川秀忠の継室

すごい三姉妹だ。

ちなみに北条氏政は今川氏真の妻・早川殿(糸)と兄弟なんですね~。糸は北条の姫だと言っていましたもんね。




『どうする家康』第31回「史上最大の決戦」

『どうする家康』第31回 あらすじ

柴田勝家とお市の死で、いよいよ構図は 家康 vs 秀吉 に。

天正十年(1583年)大坂

石川数正が秀吉に挨拶に来ました。賤ヶ岳の戦いの戦勝祝いとして初花肩衝(はつはなかたつき)を贈ります。このような貴重な品を贈って秀吉の機嫌を取るのは、来るべき戦いに備え、油断させ腹の内を探るため。

そんな秀吉は、用済みとなった信雄を安土から追い出していました。

信雄は「秀吉から天下を取り返してくれ!」と家康に泣きついてきました。

しかし今の秀吉と戦うとなると、日ノ本全部を巻き込んだ大戦になるのは必至。勝つためには一つずつ崩していくしかないということで、清洲会議にも出席していた織田の重臣である池田恒興を調略することにします。

天正十二年(1584年)2月

池田恒興の調略は信雄がやり遂げました。が、池田は秀吉から良い褒美をちらつかせられ、あっさり信雄を裏切ります。

その結果、尾張北部の防衛線である犬山城が落城。

続いて酒井忠次vs森長可(城田優)←池田の娘婿が羽黒にて激突。これは酒井の勝利。

家康は小牧山城へ。小牧山城は1563年に信長の居城として建てられましたが、今はもう古くて使い物になりません。しかし家康は二重の土塁と空堀を張り巡らし難攻不落の要害にするという榊原康政の案を採用。戦に備えます。

3月29日

勢いが止まらない秀吉の大軍は、楽田城を制圧。

『どうする家康』第31回 感想

元武田軍の管理・統率を任された井伊直政、健気に頑張ってました。

そして知恵の康政に武力の忠勝も。

好きなシーン↓

家康「乱世を鎮め、安寧な世をもたらすことがわしの役目!」

数正「猿を檻に入れましょう」

🐵www

でも数正さん、この後…😭

『どうする家康』第32回「小牧長久手の激闘」

『どうする家康』第32回 あらすじ

天正十二年(1584年)3月

徳川家康と羽柴秀吉との天下を巡る決戦の火ぶたがついに切られます⚔

両者が睨み合う中、本多正信が考えたのは悪口作戦w

小平太「秀吉は野人の子なり!」

秀吉「所詮人の悪口書いて面白がっとるようなやつは己の品性こそが下劣なんだと白状してるようなもんだわ」

秀長「信用を失うんは徳川の方だわ」

これは秀吉に同意。秀吉を応援してしまう。

家康を小牧山城から誘き出すため、池田は岡崎への中入り作戦を秀吉に進言します。中入りは本軍が手薄になるし、良い策ではないと秀吉は言っていましたが、渋々了承。

この中入り作戦を見抜いた家康は小牧山城の堀を作り変え、秀吉軍の目を盗んで城を出ます。

小牧長久手の戦いで一番槍を務め、多大なる功を上げた榊原康政

✨旧武田軍を率いる井伊直政

✨戦ではかすり傷一つ負ったことのない本多忠勝

✨徳川軍の大黒柱である酒井忠次

徳川四天王ですね♪

小牧長久手の戦いは徳川軍の大勝利となりました。

『どうする家康』第32回 感想

平八郎「戦場でかすり傷一つ負ったことはない!」

小平太「傷を負ったことに気づいとらんだけじゃろう」

どんだけw 可愛い二人。

 




まとめ

『どうする家康』の第29回~第32回のあらすじと感想を書きました。

家康も40代ですからね…もういちいち泣いてられませんよね。急に精悍な顔つきになっちゃってさ。

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