『CODE 悪魔の契約』ドラマシリーズ(2019/台湾)
あらすじと感想
坂口健太郎さん主演のドラマ『CODEー願いの代償ー』の原作となった台湾ドラマ『CODE 悪魔の契約』ドラマシリーズのあらすじと感想を書いています!
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日本版ドラマの公式サイトで原作と紹介されているのは、
- 「浮士德遊戲(英題:CODE)」(2016年)←テレビ映画
- 「浮士德遊戲2(英題:CODE2)」(2019年)←ドラマ(全10話)
の二つ。今回感想を書いているのは②全10話のドラマの方です!【ネタバレあり】
4~6話のあらすじと感想はこちら!
7~10話のあらすじと感想はこちら!
Contents
『CODE 悪魔の契約』ドラマシリーズ【1~3話の登場人物】
- 梁仁傑(リャン・レンジエ)・・・中城(ジョンチョン)署の刑事
- 杜子欣(ドゥー・ズーシン)・・・新聞記者
- 楊若芸(ヤン・ルオユン)・・・レンジエの婚約者
- 陳柏昇(チェン・ボーション)・・・レンジエの上司。柏(ボー)さん
- 陳國輝(チェン・グオフイ)・・・課長(署長?)
- 中軍(ジョンジュン)・・・レンジエの同僚
- 小欧(シャオオウ)・・・レンジエの同僚
- 方凱(ファン・カイ)・・・麻薬カルテルのボス
- 張律師(ジャン弁護士)・・・ファン・カイの弁護士
- ジョー・・・ファン・カイの手下
- 陳偉辰(チェン・ウェイチェン)・・・交通事故死した男性。『CODE 浮士德遊戲(2016)』の登場人物
- 事件現場に現れる謎の女性
- 暁茹(シャオルー)・・・ルオユンの同僚
- 源(ユエン)さん・・・情報通信局の職員
『CODE 悪魔の契約』ドラマシリーズ【第1話】悲劇的なゲームの再開
『CODE 悪魔の契約』第1話 あらすじ
中城(ジョンチョン)署の刑事・梁仁傑(リャン・レンジエ)は、妊娠中の婚約者・楊若芸(ヤン・ルオユン)をエレベーターの事故で亡くします。
ルオユンの死が事故で処理されたことに納得がいかないレンジエ。
ある日謎の人物から電話がかかってきて、あるアプリをダウンロードするよう誘導されます。
私は事件の証拠を握っている。チャンスは一度きり。放棄すればアプリは自動削除される
アプリの自動削除まで30秒と選択を迫られたレンジエは、願い事の欄に
「楊若芸(ヤン・ルオユン)の死亡の手掛かり」
と入力。するとすぐに画像が送られてきました。そこにはエレベーターのドアを開けて下を覗き込んでいる配達員の姿が。
「これは事故の日にビルの前で見かけた配達員!こいつは誰だ?今どこに?!」と焦るレンジエに、謎の声は告げます。「願い事が実現したら相応の対価を支払う必要がある」と。
一方、レンジエの上司・柏(ボー)さんがしきりに気にしていたのは、麻薬カルテルのボス・方凱(ファン・カイ)。
1年前、レンジエが違法捜査を行って逮捕したのですが、この度仮出所しました。
これに先立ちレンジエはボーさんから情報提供者の蔡福財(ツァイ・フーツァイ)を匿うよう命令されており、隠れ家を用意していましたが、あっさり見つかった模様。“かくれんぼ”のシーンが怖かったです😇
『CODE 悪魔の契約』第1話 感想
日本版を見ていて気になった、悠香(臼田あさ美)が二宮(坂口健太郎)に妊娠を告げるシーンは、原作ではルオユンの可愛いイタズラでした。悠香の言い方だったらただの意地悪みたいだったけど。
あと記念日のディナーが自宅でカレー🍛ってのも、まぁなくはないけどなんで?って感じでしたが(日本版)、原作ではレストランを予約していたもののルオユンが残業になり予約の時間も変更できず、仕方なく自宅でという自然な流れ。しかもレンジエが作ったのはラムチョップ🍗という記念日にふさわしいオシャレな料理で納得…
細かいとこだけど、日本版はちょっと突っ込みどころ満載だったね。
日本版のあらすじと感想はこちら!
『CODE 悪魔の契約』ドラマシリーズ【第2話】選択、悪魔の誘惑
『CODE 悪魔の契約』第2話 あらすじ
エレベーター事故があった日の防犯カメラを確認したレンジエ。
配達員が立ち入り禁止エリアの前で佇んでいるところから5分間の映像が消されているのを発見。
レンジエは防犯カメラに映っていた配達員の身元を突き止め、居場所を訪ねましたが、あと一歩のところで逃げられてしまいます。
一方、レンジエの情報提供者である蔡福財(ツァイ・フーツァイ)は、ファン・カイから裏切り者として拷問を受けていました。
謎のアプリ【CODE】から「フーツァイの救出」という任務を与えられたレンジエですが、配達員を追うことを優先したため任務を放棄。その結果、フーツァイは殺されてしまいました。
フーツァイを殺したのはファン・カイだと確信したレンジエは、ファン・カイの手下であるジョーを強引な捜査で連行します。
ジョーはファン・カイがフーツァイを殺害するところを撮影していたんですね~。
その映像とジョーの証言をもとに、レンジエたち警察はファン・カイを逮捕。
しかしファン・カイの弁護士に脅されたジョーは、証言はレンジエに強要されたものだと撤回します。さらにその強引な捜査方法がメディアにも漏れる事態に。
おまけに、レンジエが取り逃がした配達員も死体で発見。証拠隠滅のために消されたのは明らかですが、他殺の証拠が出ません。
追い詰められたレンジエに【CODE】から電話が。
しかしレンジエはこれを拒否。
すると頼んでもいないのにCODEが“防犯カメラから消された5分間”の映像を送ってきました。そこには配達員を立ち入り禁止エリアに招き入れる柏(ボー)さんの姿が…。
そして、勝手に映像を送ってきたというのに、対価として任務を与えてきましたw
ジョーが証言を覆したのはただの目くらましで、ファン・カイの組織はその隙に麻薬取引を成功させようとしていると。任務はその現場を押さえること。
レンジエはそのことをボーさんに報告し、捜査させてほしいと頼みますが、余計なことをするなと怒られてしまいました。
仕方ないので一人で倉庫へ行くレンジエ。イヤホンで【CODE】からの指示を受けます。
トラックの荷台を見せろとチンピラたちと揉み合っているところに、ボーさんの命令で警察の仲間たちがレンジエを止めに来ました。しかし【CODE】は「諦めるな、荷台を見ろ」と命令してきて…
願い事:ルオユンの死の真相を知りたい → エレベーターを覗き込んでいる配達員の姿
任務:情報提供者・フーツァイの救出 → 任務失敗。制裁はフーツァイの死
願い事:してない(勝手にボーさんが配達員を招き入れている映像を送ってきた)
任務:麻薬取引の現場を押さえること
『CODE 悪魔の契約』第2話 感想
新聞記者の子欣(ズーシン)も出てきました。彼女はルオユンの事件についても調べているようですね。
アプリなのにめっちゃ電話してくるCODE。暇か!
情報提供者の命がかかっているのに、配達員を追いかけるのを優先させたレンジエはちょっと…と思ってしまいました。結局逃げられたあげく消されてるし…
そもそももっと見つからない隠れ家を提供するべきだったのでは。本筋とは関係ないけど、情報提供者が気の毒でした。ファン・カイ怖すぎだし😇
そんなファン・カイを裏切ったジョーも謎ですが。日本に妻子がいるそうです。
CODEはジョーの携帯を盗聴してレンジエに聞かせたり、警察の捜査状況を知ることができます。防犯カメラの消された映像も持っているし、万能すぎる。レンジエに固執する理由がわかりません。
『CODE 悪魔の契約』ドラマシリーズ【第3話】願い事、相応の対価
『CODE 悪魔の契約』第3話 あらすじ
【CODE】の言う通りに荷台を調べたところ、大量の麻薬を発見。大規模な麻薬密売の摘発は20年ぶりだとかで、課長に褒められたレンジエ。
レンジエの型破りな捜査方法に反発していた同僚の小欧(シャオオウ)も理解を示してくれるようになりました。
一方、頼んでもいないのにレンジエにどんどん資料を送ってくる【CODE】w
それにより、上司のボーさんが汚職に手を染め、それを知ったルオユンを殺害、その口止めに配達員も殺したのではないかとの疑惑が深まり、レンジエはシャオオウとともに秘密裏に調査に乗り出します。
その矢先、ボーさんから本部への異動を打診されたレンジエ。異例の昇進だと言われますが、自分を追い出すためだと思って拒否します。
レンジエたちは汚職の間接的な証拠を揃えてボーさんを逮捕しますが、その強引なやり方を課長に責められ、2週間で内部調査を終えるよう命令されてしまいます。
この調査に協力してくれたのはシャオオウとジョンジュンだけ。
しかしいくら調べても直接的な証拠は何も出てきません。ボーさんは一貫して関与を否定しているし、むしろ他の刑事が手に入れることができない証拠をいとも簡単に手に入れるレンジエこそ怪しいと言われてしまいます。(ボーさんその通りや!!)
ボーさんは配達員を立ち入り禁止エリア(署内)に入れたことについて、課長から集荷の依頼があったからだと言っていますが、課長はそんな依頼はしていないと言っています。
困ったレンジエは自ら【CODE】に電話!
最後の任務を完了させれば、お前が必要とする証拠を全て渡す
終始シリアスなので忘れがちですが、これは願い事を実現させ、相応の対価を支払うというゲームですからね…
でもレンジエに限ってはもうこのスタイルは崩れていませんか?グダグダですw
任務:
ボーさんの調査から手を引いて、異動の話を受けること
この任務に従い、レンジエは辞令を受けることに。
ルオユンの同僚・暁茹(シャオルー)に異動することを伝えに行ったところ、あの日ルオユンは代理で急遽出動を命じられたにもかかわらず、上司は出動を命じていないと言っていることが判明します。
何か仕組まれていると感じたレンジエは辞令書をシュレッダーへ。
やっぱりこの件は自分で調査する!と決意したレンジエに、新聞記者の杜子欣(ドゥー・ズーシン)が接触してきました。
『CODE 悪魔の契約』第3話 感想
そうそう。レンジエが黒服の人物に襲撃されました。(1話とかで事故現場を見に来ていた女性らしき人物)
これもボーさんの刺客なのでは…とレンジエは思っていたのですが、ボーさんの様子からは一連の出来事には本当に関与していない感じです。
- 課長から集荷の依頼があったのに、課長はしていないと言う
- 上司から出動の命令があったのに、上司はしていないと言う
この辺がカギになってきそうです。
2話まではシャオオウ感じ悪い…と思っていましたが、優等生タイプだから破天荒なレンジエのことがちょっとキライだったんだね…
私は優等生ではないけれど教科書通りのことしかできないタイプなので、シャオオウの気持ちがわかりますw
ルオユンの件に関わると決めた時から刑事を辞める覚悟はできているって言ってたところがかっこよかった。
無理してレンジエみたいになろうとしないで、まっとうな警察官でいてほしい。変なアプリから証拠をもらってる刑事なんて嫌だよ!!
『CODE 悪魔の契約』ドラマシリーズが視聴できる動画配信サイト
参考までに。無料で視聴できるサイトは2023年7月現在、ありません。
私はHuluストアで購入しました。日本版『CODEー願いの代償ー』が日テレ系なので、Huluなら日本版が全話見放題&オリジナルストーリーがあればそれも見放題です!
原作『CODE 悪魔の契約』ドラマシリーズが見られるサイトはとりあえず(他にもあったら追加します!)
動画配信サイト | 料金 | 備考 |
huluストア | 1話 275円 全10話 2200円 |
Huluでは日本版『CODEー願いの代償ー』全話見放題
月額 1,026円 |
U-NEXT | 1話 275円 全10話 2200円 |
月額 2,189円 |
FOD | 1話 250コイン(275円) 全10話 2000コイン(2200円) |
月額 976円 |
Amazon Prime Video | 1話 275円 全10話 2200円 |
月額 500円 |
※料金、レンタル期間の最新情報は公式サイトを確認してください
無料トライアル期間があるサイトの場合は、全10話2200円のみで視聴できそうです。
月額料金を払ってさらに課金しなければならないシステムは利用者側からすると「なんでー!!」ですけど仕方ない😇
U-NEXTは月額料金高めだけど作品数がとにかく多いのでおすすめ。FODはフジテレビ系のドラマが好きな人におすすめ(2023年春ドラマでいうと『風間公親-教場0-』『あなたがしてくれなくても』『わたしのお嫁くん』など)。中国ドラマの本数も多いです。