ドラマ『元彼の遺言状』
第5話
あらすじと感想
ドラマ『元彼の遺言状』第5話（2022.5.9放送）のあらすじと感想を書いています。
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ドラマ『元彼の遺言状』第5話 あらすじ
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麗子（綾瀬はるか）と大手出版社の顧問契約の話を篠田（大泉洋）が勝手に断ってしまったことが原因で、ふたりはいまだに口もきかない冷戦状態にあった。そこにやってきた紗英（関水渚）は、麗子と篠田の間に挟まれてイラつきつつも、篠田を借りるといって一緒に出かけていく。
すると今度は、津々井（浅野和之）が『暮らしの法律事務所』を訪ねてくる。近年、業績を伸ばしている投資会社M&Sキャピタルの創立25周年パーティーに、麗子を連れて行きたいのだという。
パーティー会場は、M&S社が経営しているレストランだった。同社は上場を控えているらしく、会場には大企業の幹部や大物投資家たちが顔をそろえていた。津々井が麗子を誘ったのは、経済に強い彼女を『山田川村・津々井法律事務所』に復帰させ、上場を機に新たな弁護士を探しているM&S社との契約を獲得しようという魂胆だった。ふと、隣のテーブルにつこうとしていた男に目をやる麗子。するとそこには篠田と紗英の姿があった。M&S社は森川家の投資顧問なのだという。
そんな中、会場が暗転し、スポットライトとともにステージに現れたM&A社代表取締役の真梨邑礼二（藤本隆宏）が挨拶を始める。まず、一緒に会社を立ち上げた共同代表の庄司健介（髙橋洋）への感謝の言葉を口にする真梨邑。次の瞬間、会場の後方で突然大きな音が響いた。明かりをつけると、そこには投資家の久野という男が倒れて死んでいて……。
【以下ネタバレ】
久野さんは背後から何者かに毒物を注射されて亡くなったようです。同じテーブルに座っていた庄司が疑われますが、二人の位置関係からしてそれは不可能っぽい。
会場が暗転する直前に誰かが入ってきたことを覚えていた紗英。
そして会場が暗転している間に、一度だけ扉が開いて光が差し込んだ瞬間がありました。久野さんを殺した犯人は会場が暗転する前に入ってきて、暗い間に出て行った人物という線が濃厚そうです。
翌日、警察署から出てきた女性を見て「パーティーにいた人かも」と言う紗英。
暗くなる直前に入ってきたのが彼女だった気がすると言います。篠田とともに女性の後をつける麗子。
その女性・浜野美咲（遊井亮子）はアクアショップハマノの店主で、美咲の夫は一週間前に川で溺死していることが判明。
その後、M&Sキャピタルと顧問契約を結ぶことになった麗子が会社を訪れると、真梨邑の部屋には熱帯魚の水槽が置いてありました。
一方、紗英は浜野夫婦が夫の女癖の悪さで醒め切っていたこと、夫が亡くなった時、美咲には完璧なアリバイがあったことを突き止めます。
“完璧なアリバイ”と聞き、パトリシア・ハイスミスの『見知らぬ乗客』を思い出した篠田。
「これは交換殺人だ！」
交換殺人の最大のメリットは、本当に殺したい相手が殺された時、自分には完璧なアリバイがあること。また加害者と被害者には接点がないので足もつきにくいのです。
しかし浜野美咲は殺す相手を間違えていました。
美咲は殺す相手の顔も名前も知らされておらず、ただ「入口から一番近い席の人物」を殺すように指示されていたのではないか。
殺された久野さんは、会場が暗くなる直前に庄司と席を交換していたんですよね～～～
つまり、本来殺されるはずだったのは庄司だということになります。そして、久野さんが殺された時、絶対に疑われない完璧なアリバイを持っているのは、ずっとステージ上にいた共同経営者の真梨邑。
動機は…庄司のことが疎ましかったから…。二人で立ち上げ大きくしていった会社だけど、大事なことは全て庄司が担っていた。自分はただの神輿。
そんな理由で…と思ってしまいますが、やってしまったことは事実。これで二人のコンビが売りだったM&Sキャピタルは解散となるでしょう。ということで麗子の顧問契約の話もなくなってしまったのでした。
でも篠田とは仲直りして（良いコンビだと言われたことだし）、篠田が作った美味しそうな中華をたくさん食べる麗子。そこへ黒丑が篠田に関する調査報告書を持ってきます…。
ドラマ『元彼の遺言状』第5話 感想
間違えて殺された久野さんが可哀想すぎる回。
これも4話に続いて、原作にはないオリジナルストーリーですけど。
しくじり女ハマノと、仕事しないで水槽ばっかり見てるからダメなんじゃないの？っていう真梨邑おじさんの回。
そして私が庄司だったら、自分と席を代わったばっかりに殺された久野さんに申し訳なくてご馳走なんて食べられないと思う…。
麗子たちがレストランを出て行った後。
庄司「…食うか」
真梨邑「…（パスタ巻き巻き）」
食うんか！！
って思わなかった？殺そうとした人と殺されそうだった人としてもありえないし、代わりに死ななくてもいい人が死んだことはこの二人もう忘れてるのかな？
紗英が探偵の才能を発揮しだして、お嬢様なのに業者のバイトしてたところはやるときはやるって感じで面白かったです♪
しかし夫を殺したいハマノと共同経営者を殺したい真梨邑、ただならぬ関係でもないと交換殺人なんて成立しないと思うんだけど、その辺はまったく描かれてなかったですね。
パーティ会場に招待状もないのにさっと出入りできたハマノも謎だし。ホテルにしてもレストランにしても、中を真っ暗にするなら会場の外にもスタッフっているものじゃない？誰にも見られずに出入りするなんてありえないよね～～～と思っちゃいました。
ドラマ『元彼の遺言状』ロケ地・撮影場所はどこ？目撃情報まとめ！
まとめ
この記事では、ドラマ『元彼の遺言状』第5話のあらすじと感想を書いています。
最終話までどうぞお付き合いください♪
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