あらすじ・感想

ドラマ『元彼の遺言状』第7話【あらすじと感想】ネタバレ

ドラマ『元彼の遺言状』
第7
あらすじと感想

ドラマ『元彼の遺言状』第7話(2022.5.23放送)のあらすじと感想を書いています。

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ドラマ『元彼の遺言状』第7話 あらすじ

麗子(綾瀬はるか)は、ある事情により元上司の津々井(浅野和之)から大手食品会社・ヒグマ食品の案件を引き継ぐことになった。大はしゃぎする麗子のもとに、今度はホストの黒丑(望月歩)から電話が入る。黒丑は、自分の太客・山谷典子(高田聖子)が抱える遺産トラブルを麗子に解決してほしいと頼む。典子は父親の死因について調べてほしいという。父親は財産目当てで近づいてきた後妻の女に毒を盛られた、というのが典子の主張だった。麗子は、死因の特定は警察の仕事だと告げて席を立つと一旦事務所に戻り、先にヒグマ食品へ向かって場をつないでおくよう篠田(大泉洋)に命じた。

ヒグマ食品は、1兆円を超える大規模なM&Aを控えていた。だが、同社総務部長の武藤利夫(谷川昭一朗)と商品開発部の木村崇(川島潤哉)は、頼みたい案件は別だと言って、麗子に1枚の紙を見せる。それは「5月23日、社員食堂の毒入りシチューで死人が出る」という脅迫状だった。麗子は、一般開放もしているため人気だというこの社員食堂の責任者・小野香澄(西山繭子)を紹介され……。

『元彼の遺言状』公式サイトより

 

【以下ネタバレ】

津々井先生の件

実は津々井先生、電車内での痴漢容疑で捕まっていました。

本人は冤罪だと主張していますが、こんなこと自分の事務所の弁護士には言えないと、麗子に弁護をお願いしてきたのでした。

痴漢されたと言っているのは平井茜という女性で、麗子の事務所に茜の代理人として若松という弁護士がやってきます。

「若松」という名に見覚えがあるけど、歳のせいかなかなか思い出せない津々井先生💦

そこで津々井先生が過去に担当した裁判記録をひっくり返したところ、若松が昔ハヤテ自動車への集団訴訟で闘ったことのある弁護士だということが判明します。

これはハヤテ自動車が、コストカットのために閉鎖した工場の従業員たちに不当解雇だと訴えられた事件で、津々井先生はハヤテ自動車側の代理人でした。「一人50万円の一時金」と「再就職先の斡旋」で和解が成立したのですが、この原告団の中に平井茜の名前が…。

この事実を突き付けると、茜はあっさり痴漢捏造を白状しました。

茜によると、ハヤテ自動車による「再就職先の斡旋」とは名ばかりで、実際は東北か九州の工場どちらか選べ、それが嫌なら自分で探せという杜撰なものだったようです。そのせいで原告側の半分も再就職できなかったのだとか。

ずっと恨みを募らせていたところ、偶然電車の中でハヤテ自動車の代理人だった津々井先生を見かけた茜。仇だと思って痴漢をでっち上げてしまったそうです。

痴漢の捏造は極めて悪質。虚偽告訴罪等に問われる可能性があります。

しかし、再就職先の斡旋がそんなに杜撰だったということを知らなかった津々井先生は、最後まできちんとフォローしなかった自分にも責任があると、茜を告訴することはしませんでした。

ヒグマ食品の件

さて、「5月23日、社員食堂の毒入りのシチューで死人が出る」と脅迫状が届いていたヒグマ食品。

社食を閉めるべきだと言う商品開発部の木村さんと、脅しに屈するのかと反発する社食責任者の小野さん。この二人は同期なのですが、仲が悪いようです。

小野さんは社食に並々ならぬ力を注いでおり、麗子にシチューをよそってくれた徳丸くんというスタッフにすかさず「シチューが垂れてる」と注意していました。

その後、脅迫状以外にも食堂への中傷のビラが撒かれるなどの嫌がらせがあったため、麗子は参考までに過去3年分の従業員の出勤表を取り寄せました。

そこで2年前の5月23日にスタッフの徳丸くんが忌引きで休んでいたことが判明。

しかし去年の5月23日は出勤。

脅迫状で予告されている今年の5月23日は、3回忌ということになります。

5月23日。予定通りオープンした食堂。小野さんによると、今日は徳丸くんは無断欠勤で来ていないそうです。

麗子は紗英と黒丑を食堂に潜入させることに。何も知らずに(ちょっと察してはいるけど)シチューを頼む黒丑。

結局、シチューに毒は入っていませんでした。

5月23日。母親の3回忌に休みを取りたかった徳丸くん。しかし一般開放して土日も営業、イベントの準備やレシピ本の出版と忙しい食堂で休みをもらうことは許されませんでした。そこで食堂自体が休みになればいいと、脅迫状を送り付けます。それでも休業しない食堂。それを知った他の従業員たちが中傷のビラなどの嫌がらせをして、なんとか休業にしようとしていたのでした。

他の従業員たちもサービス残業の常態化などに不満を募らせていた模様。

従業員全員の仕業だったと知り、彼らを訴えると息巻く小野さん。

しかし津々井先生は、母親の3回忌にも休みをもらえないほどの勤務体制だということを、みんなに聞き取りをして明らかにすると言います。

一人一人としっかり向き合うのが津々井先生のポリシー。

後妻と遺産の件

黒丑の太客だという典子の父が後妻に殺されたのではないかという件ですが、実は父と後妻は籍を入れていなかったことが判明。

これで遺産が後妻に渡ることはない、とほっとしたのも束の間、父の実家に行くと後妻が通帳を持ってコソコソしていたそうです。盗まれると思ってとっさに手刀で通帳を叩き落とした典子。(←暴行罪?)

その後、家を出て走り出した後妻を追いかけて捕まえたところ(←暴行罪?)、後妻は突然ゼイゼイしだし、膝に手をついたかと思ったらそのまま死亡。(傷害致死罪の可能性?)

警察に事情を聞きたいと呼び出されたらしく、取り乱す典子。

結局司法解剖の結果、後妻は銀行印を飲み込んでおり、それによる神経性ショックで死亡したことが判明。典子が何かの罪に問われることはないようです。めでたしめでたし。

これは『剣持麗子のワンナイト推理』に出てきた話でしたね~。

 

篠田の件

最後、ぬか床の中に隠してあった身分証(全部名前が違う)をたくさん出してきた篠田が一言。

「僕は篠田敬太郎じゃない。殺人犯なんだ」

次週へ続く~

 

ドラマ『元彼の遺言状』キャスト・登場人物まとめ

 




ドラマ『元彼の遺言状』第7話 感想

盛りだくさん。複数の事件が同時進行してドタバタしてましたね。

でも津々井先生と紗英が入って事務所でわちゃわちゃしているシーンはテンポが良くて面白かったです♪

白いシチューがめっちゃ美味しそうでした。食べたい。

後妻の話以外はドラマオリジナルでした。

原作が好きなのでドラマも楽しみにしていたけど、むしろ原作を読んでいない方がドラマを楽しめたような気がするな~。ここまで内容が変わってるなら。

紗英が引き続き登場してくれて、しかもだんだん可愛くなってきたのは嬉しいです♪

麗子と篠田のバディも、ここからが面白くなりそうですね!

 

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まとめ

この記事では、ドラマ『元彼の遺言状』第7話のあらすじと感想を書いています。

最終話までどうぞお付き合いください♪

 

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