ドラマ『汝の名』
第2話
あらすじと感想
原作小説が面白かったのでドラマも見てみました!
4月5日から地上波で放送スタートですが、ParaviとYou Tubeで先行配信中です♪
▼原作小説のあらすじと感想(ネタバレ)はこちら▼
『汝の名』第2話 あらすじ(ネタバレ)
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陶子の暴力から逃げた久恵が駆け込んだのは、以前借りていたアパートでした。陶子と暮らすようになってからも解約していなかったようで、届いていた契約更新のお知らせを見てため息をついています。更新料を払うお金がありません。
一方、マンションの前で謎の女に声をかけられた陶子は珍しくうろたえていましたが、さすがにすぐ臨戦態勢に入ります。
実は今の人材派遣会社を始める時、陶子は河島から「麻生陶子」の名義と戸籍を渡されたのです。フェイクを仕掛ける商売だから、何か問題が起こった時に本名でない方が良いと。その時に紹介されたのが本物の麻生陶子。今目の前にいる女です。当時抱えていた借金をチャラにしてもらうのと引換えに、戸籍を5年間、陶子に貸すことになったのでした。本物の陶子は挙動不審で、明らかに何かの依存症みたいな感じでアブナイ~。
ちなみに陶子の本名は「三上里矢子」といいます。第1話の冒頭で、血が出るほど唇を噛んでいたあの女性です。
陶子と里矢子はお互いに接触しないという約束でしたが、金に困った本物の陶子は偽物の陶子の前に現れました。お金を渡すとすぐに立ち去りましたが、乱された陶子の心はなかなか収まりません。
マンションに帰った久恵は、陶子が本物の陶子から金の無心をされたことを聞き、驚きます。
月に5~6万渡すことで済むならそれでいいようなことを陶子は言いますが、久恵はそうは思いません。陶子の人生が台無しになる前に、本物の陶子をどうにかしなければ…
虐げられることもあるけれど、久恵の胸の中には優しい陶子の思い出ばかりがよみがえるのです。
久恵は陶子が外出している隙に陶子の部屋に入り、本物の陶子の住所をゲット。
ある日、その住所を探して歩いていると、目の前でおばあさんが倒れます。思わず駆け寄る久恵。そのまま家まで送り、お茶をご馳走になることに。テーブルに置いてあった薬を見ておばあさんの持病を当てると、久恵を薬剤師だと勘違いしたおばあさんは他の薬も見てほしいと言います。棚を開けたのはいいけど、なかなかなくて棚の中のものを次々と出しt…ちょっと!棚から出てきた通帳に久恵の目が釘付けですよ、おばあさん…!気づいてー!
その夜、繁華街の外れに横たわる一人の女。ピクリとも動きません。手には薬の袋が…。
陶子はというと、河島から素敵なドレスが届き、ウキウキで試着したのも束の間。「会わせたい人がいるから明日の夜そのドレスを着て来てくれ」と言われ、陶子が断るのも構わず強引に押し切られます。自分には断る権利がないことに愕然とする陶子。
カフェで派遣スタッフから仕事の報告を受けている時も上の空。自分は河島に搾取されている…そのことがどうしても受け入れられないのです。搾取される側になるのはもう絶対にイヤ!
5年前、ボロボロの姿で唇を噛んでいた陶子は、くだらない男に身も心も捧げ大事な20代を無駄にした、絶対に戻りたくない姿だったのです。
カフェを出る時、なぜか突然ちぎれる陶子のブレスレット。
拾ってくれたのは、前回陶子のことを❤LOVE❤な目で見ていたこのカフェのオーナーであり、経営するホテルグループの御曹司・亮介でした。
二人の視線が合ったその瞬間、突如流れ出す『愛の夢』by リスト♪
運命の人に出会ってしまった陶子。その恋はギュインギュイン加速しそうだぁ~
『汝の名』第2話 感想
久恵が抱えている複雑な感情が出てきましたね。
陶子に憧れ、そばにいられることに幸せを感じながらも、虐げられても何も言えず、自分だけの場所に避難する。
優しくされたと思ったら突き放される。これはなんかDVとかモラハラみたい。陶子は陶子で男たちのことをうまく手玉に取っているつもりなので、本心をぶちまけられるのは久恵だけ。共依存的な感じがします。
しかし恭平はともかく、河島のことは手玉に取るどころか、陶子の方が搾取されている側、つまり弱者だと気づいてしまいました。
そんな時に出会った運命の人…。
愛の夢はベタすぎて笑ってしまったけれど、激しくなるところがあるので意外と合ってました!ナイス選曲。
ブレスレットがちぎれるのは、なんか縁起が悪いけどね…
まとめ
この記事では、ドラマ『汝の名』第2話のあらすじと感想を書いています♪
地上波では4月5日(火)深夜0時30分放送スタートですが、ParaviとYou Tubeで先行配信されています!
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