ドラマ『汝の名』
第7話
あらすじと感想
原作小説が面白かったのでドラマも見てみました!
1話~4話まではYou Tubeで配信しています。第5話以降は「Paravi」で配信中。
▼原作小説のあらすじと感想(ネタバレ)はこちら▼
『汝の名』第7話 あらすじ(ネタバレ)
ベッドから動けない陶子に、嬉しそうに食事を持ってくる久恵。
意識が朦朧としている陶子に、久恵は自分が薬を盛って陶子を病気にさせたこと、陶子のために本物の陶子や継子を殺めたことを語りだす。陶子が三上里矢子に戻ろうとしたから二人の関係性が壊れたとする久恵は、何もできない陶子の世話をする新しい関係性に喜びを見出していた。
一方で、久恵は陶子の洋服を着てエステに行くなど、陶子に成りすまして派手な生活をするようになる。次第に久恵は自らを勝ち組、陶子は負け組といい、陶子に対してきつく当たるようになる。
ある日、街行く人や店員から嘲笑われているように感じた久恵は、陶子の下の世話をしている時に、陶子との関係がこれまでと何も変わらないことを悟る。そしてエステから自宅に帰ってきた久恵は、驚きの光景を目にする。
はい。
久恵が目にした驚きの光景。それは何もなくなってがらんとした部屋でした。もちろん陶子もいません。
久恵の部屋だけはめちゃくちゃに荒らされています。久恵が勝手に使っていた陶子の通帳もなくなっています。薬のことを調べていたパソコンも、服も、何もかも破壊された部屋…
そして洗面所の鏡には赤い口紅で「お馬鹿さん♡」と描かれていたのでした。
崩れ落ちる久恵。
その頃、陶子は恭平の手引きでホテルの部屋みたいなところに避難していました。ノーメイクで具合は悪そうですが、ファッションはお洒落に復活!
『汝の名』第7話 感想
恭平がね、最近めっきり姿を見せなくなっていたので、陶子を救出するのは亮介になるのかな~なんて思っていましたが、恭平でした。
やっぱり亮介にボロボロのスッピンは見せられなかったか。
久恵が陶子の洋服を着て陶子のように生活しているシーン。陶子の服を着ていても、歩き方が様になっていないところがリアルでしたね。
原作では、普段から体を鍛えていた陶子が着ていた見栄えは良いけれど重たいジャケットを、久恵が着て肩が凝ってしまうシーンもありました。“お洒落は我慢”を地で行くのは久恵には無理だったのです。
あと、黄色いパンツスーツ。久恵はどうしてあんなスタイルが良くても難しそうな服に手を出してしまったんだ?
通行人や店員に嘲笑されたのは久恵の思い込みかもしれないけど、女性たちのあの感じの悪い笑い方は妙にリアルでした…。演技経験のない私も、あの役なら出来る気がしますw
ちなみに原作の久恵はエステやお直しばかりしていたのではなく、老人たちの家を回って預金から利息分を抜くことや、もっと大きな金額を得るための画策も怠らず、不動産屋でのアルバイトも始めていました。
陶子のお金を使って豪遊ばかりしていたのではない、と一応フォローしておきますw(といってもやってることは犯罪)
でも完全に久恵の方がやらかしてしまってるんですよね。最初は同情できる境遇だったのに。
結局陶子のようにふるまってみても陶子にはなれない、自分は負け組にしかなれないというのも、最終的には神様のせいにしてますからね。
やっぱり、今世間を騒がせている某夫婦と重なってしまいます。同情の声もあったと思うんですよ。だけどやっていることは完全にアウト。本当に取り返しのつかないことをしてしまっていると思います。
まとめ
この記事では、ドラマ『汝の名』第7話のあらすじと感想を書いています!
どうぞ最後までお付き合いくださいませ♪
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