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『TOKYO MER~走る緊急救命室~』4話 あらすじと感想【次々に喜多見化する人々】

TOKYO MER~走る緊急救命室~
あらすじと感想

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『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第4話 あらすじと感想

トンネル崩落事故発生!現場に駆けつけた喜多見幸太(鈴木亮平)は、移植手術のため心臓を運搬中の医師が、ガレキに埋まっていることに気づく。救出に挑むものの、新たな崩落が…。それでも喜多見は、レスキュー・千住幹生(要潤)や看護師・蔵前夏梅(菜々緒)と決死の突入を試みる!

一方、高輪千晶(仲里依紗)のオペを待つ患者の少女には、命のタイムリミットが迫っていた——現場で、オペ室で、指令室で…全てのメンバーが勇気を振り絞って「命のリレー」に挑む!

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』公式HPより

心臓の移植手術

元夫婦の喜多見と千晶(高輪先生)を朝食ブッフェで引き合わせようとした涼香!

「お兄ちゃんは“あの事件”でもう海外に行けないだろうから、前みたいなことにはならないよ」と涼香は千晶に言っていましたよね。涼香はお似合いな二人によりを戻してほしいと思っているようです。

義理の妹にこんなに慕われるなんて珍しい?千晶も涼香も素敵な女性ですよね~

せっかく涼香がセッティングした朝食会でしたが、千晶の患者に心臓移植の順番が回ってきたと連絡があり、喜多見と千晶は急遽病院へ行くことになりました!本当に大変なお仕事です…。

移植が可能な心臓の保存時間って4時間なんですね。

心臓を受け取り、千晶が待つ東京海浜病院へ向かうのは、小山先生(高橋ユウ)です!

そして今回移植手術を受けることになった千秋の患者さんは汐里ちゃん。国内ではなかなか順番が来ないのではと、アメリカで移植手術を受けるために両親が必死に資金を集めていましたが、病状が悪化し、難しくなってしまったところだったようです。

「移植手術頑張って!」とグータッチしようとした喜多見を華麗にスルーした千晶。安定の塩対応!

そんな千晶ですが、実は世界的に有名な心臓外科医なんだそうです!かっこいい~~~

国内での心臓移植手術は年間60件ほどですが、千晶はもう6件も成功させているとか。あの若さで驚異的な実績です!

音羽「(そんな凄い人が)まさか喜多見先生の元奥様だとは」

喜多見「えっ!おい!おい!ちょっちょっ、超詳しい…」←慌てすぎw

そこへトンネル崩落事故の一報が。心臓を持った小山先生を乗せた車が巻き込まれています!

千晶は汐里ちゃんに人工心肺を装着し、心臓の到着を待っていました。時間に遅れているのに小山先生と連絡がつかないことに不安を覚える千晶。とりあえず低体温にして待機することにします。

心臓の保存時間あと2時間!

現場に到着したMER。喜多見は素早く現状確認をするとそれぞれに指示を出し、自分はトンネルの中へ。

もう音羽先生すら喜多見を止めない

形だけ「外で待機してろ」と注意する千住隊長。でももう諦めてますよねw

トンネル内は一つ1トンもある天井板がまだ落ちてきて危険な状態なので、一旦全員外に出ることに。

運ばれていく患者の中に白衣を着た男性を発見した喜多見。ネームカードから移植ネットワークの職員であることが判明します。

移植手術に入ることになっていた比奈に確認し、心臓の到着が遅れていることを知った喜多見は、心臓を運んでいた小山先生がトンネルの中に取り残されている可能性に気がつきます。

その頃、車の中で目を覚ました小山先生。スマホに手を伸ばしますが、足が挟まれて動けないのと、続いている崩落による揺れで手が届きません。

心臓の保存時間あと1時間20分!

心臓が到着するのを待っている千晶にも小山先生が崩落事故に巻き込まれたことが伝えられます。難しい決断が迫られる中、まずは比奈に現場へ行くよう指示。

このまま人工心肺を回し続けると患者の身体に負担がかかり、脳出血の可能性もあります。崩落事故に巻き込まれた移植用の心臓の状態もどうなっているかわかりません。

でもどうにか移植手術をしたい千晶はもう少しだけ待つことにします。汐里ちゃんの両親に説明をするという辛い仕事も。泣き崩れる両親を見ると胸が苦しくなりますね。涙

現場では、新たな崩落の危険がある中、取り残されている小山先生を助けに行くと言う千住隊長。

しかし現場に指示を出している駒場室長は、二次被害のリスクを考えなかなか決断を下せません。自身も10年前、危険な救助活動を行った際に怪我を負ったようです。それで車椅子だったんですね。

小山先生はなんとかスマホを手繰り寄せたらしく、千晶に電話がかかってきます!

喜多見と電話がつながった小山先生。自分の怪我よりも移植用の心臓を早く運んでくれと訴えます!

赤塚都知事に「救助したことを後悔しているのか」と言われ、救助隊がトンネル内に入ることを許可した駒場室長。駒場室長が10年前に危険を冒して救い出した子供は搬送途中に亡くなってしまったそうです。駒場さんは、「救助に入ったことは後悔していない。でも他に何かできることがあったんじゃないかと後悔している」と話していましたね。

それに対して「今回はMERがいます。駒場さんも」と言った赤塚都知事。

「駒場さんも」っていうのが良かった!!

俄然、指示にも力が入る駒場室長!

一方、危険な現場なのでトンネル内に入る人数を絞る千住隊長。この仕事も辛い…。

もちろん喜多見は中に入ります!!(もう誰も止めない)

「小山先生~助けに来ましたー!いたら何でもいいので音を立ててくださーい!」

声かけがレスキュー隊の人かと思うくらい手馴れているw

手術を待っている汐里ちゃんは、血圧が下がって脱血管からの出血が止まりません(ってどういう状況?)。処置により落ち着きましたが、汐里ちゃんの身体への負担を考え、千晶はついに人工心肺を下ろし閉胸する決断をします。

その頃、なんとか小山先生を発見した喜多見たち。自分の命も危ないのに、「これも大切な命」と、とにかく心臓を届けてほしいと言う小山先生。この方の使命感ほんとすごい。小山先生も絶対に助かってほしい!

「心臓渡して終わりじゃないでしょ!助けますからね!必ず!」小山先生に向かって叫ぶ千住隊長。喜多見化してる。いや、千住隊長ももとから熱い男だ!

小山先生から預かった心臓の確認を音羽に託し、小山先生を救出するため、夏梅とともにトンネルに戻る喜多見。

心臓は無事!そこへ比奈が到着!音羽は心臓を持って病院に戻るよう比奈に言います。もう時間が…と躊躇する比奈に「急げ!必死に守った命を無駄にするな!」と叫ぶ音羽。

音羽先生もだんだん喜多見化

心臓の保存時間あと36分!

小山先生のエコーをとるため、天井板と車の間のわずかな隙間に身体を滑り込ませる夏梅。←夏梅もほぼレスキュー。

救出活動&医療行為のさなか、また天井板が崩落。重さ1トンって言っていましたよね??千住隊長の背中に落ちてきました…!大丈夫なの…?

音羽は千晶と通話を繋ぎ、もう一度人工心肺を回してくださいと言います。でも千晶は直接心臓の状態を確認していないんですよね。いくら音羽が「心臓は移植できる状態」だと言っても、それを鵜吞みにして再度人工心肺を回すなどと無責任な決断はできません。

その背中を押したのは通話を聞いていた喜多見でした。

「音羽先生は信頼できる医者です。一番諦めたくないと思っているのは高輪先生ですよね。…大丈夫、千晶ならやれる

千晶が諦めたくないと思っているのは、今までも痛いほど伝わってきてますよね。移植手術を行うことを決めた千秋。普段は喜多見に対してドライに振舞っていますが、やっぱり信頼しているんですね。

心臓の保存時間あと13分!

心臓を託された比奈が病院に到着!すぐに移植手術が行われます。

その頃、ERカーでも救出された小山先生の手術が行われるところでした。頭部と足の両方!

細身の夏梅がいなければ狭い隙間から小山先生を引っ張り出すのは無理でしたよね。普段厳しい訓練を積んでいるレスキュー隊員がやるようなことをやってのける夏梅の度胸は相当なもんです!

ある意味MERにぴったりというか、看護師だけにしておくのはもったいない人材

手術自体は終わったものの、汐里ちゃんも小山先生も心停止!なかなか心拍が戻らずハラハラしましたが、千晶や喜多見たちの懸命な蘇生により二人とも無事生還しました!

今回も死者はゼロ。

赤塚都知事、今回は廊下に出た途端腰が抜けてましたが、なんとかまた立ち上がりました。4話でこれだと、都知事は最終回まで生きていられるのでしょうか!

死者はゼロでも重軽傷者はいるわけなので、数字だけ見て手放しで喜ぶのはどうかと毎回思うのですが、「仲間に命がけの仕事を命じるのは怖い」という駒場室長の本音の言葉は重いですし、現場で命をかけて救助活動を行った隊員やMERのメンバーには本当に尊敬の念しかありません。

汐里ちゃんの移植手術が無事成功し、両親から「先生のおかげです」と涙ながらに感謝された千晶が、「私だけの力じゃない。心臓を提供し、運んで守り抜いてくれた全ての人に感謝している」と言っていたのも胸を打たれました。

こんなみんな良い人で大団円はいかにもドラマだなぁって思いましたが、それでいいんです!

音羽先生が完全に喜多見側の人間になったところで、これから大臣たちが大暴れするんですよね?!

最後、寝ている喜多見に千晶が密かにグータッチしていたところと、それを密かに見ていた音羽先生がコツンと小さなグータッチからの微笑が最高に良かったです!w

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第5話 予告

喜多見幸太(鈴木亮平)の妹・喜多見涼香(佐藤栞里)と妊婦を乗せたエレベーターが火災により急停止!乗り合わせた音羽尚(賀来賢人)と大物政治家・天沼夕源(桂文珍)と共に閉じ込められてしまう。煙が充満し酸欠状態のエレベーターで妊婦の容態が急変!

出動したTOKYO MERには、政治家・天沼の救出を優先するよう命令が下る。炎上間近のエレベーターで音羽に迫られる究極の選択…。母子の命を救うため、喜多見が下した決断とは!?

TOKYO MERのメンバーたちが決死の救出劇に挑む!

また次回も安定の緊急事態ですね…

喜多見は政治家よりも危険な状態の妊婦を優先しようとして上から怒鳴られるんでしょうね。

また、妹の涼香も閉じ込められているんですよね。喜多見の状況判断はいつも的確ですが、そこに身内がいたら…というパターンですね。

あの手この手で喜多見を試すドラマ。あんまりいじめないでやって…と思ってしまいます!

 

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▼千晶(仲里依紗)の朝食ブッフェスタイルが素敵♪▼

 

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