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『TOKYO MER~走る緊急救命室~』6話 あらすじと感想【ネタバレ・山で18人の子供が失踪】

TOKYO MER~走る緊急救命室~
あらすじと感想

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『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第6話 あらすじと感想

18人の小学生が山中で突如として失踪する謎の事件が発生。現場に向かったTOKYO MERの喜多見幸太(鈴木亮平)は、子供たちを捜索し、治療するためメンバーを分散する決断をする。これまでチーム一丸でピンチを乗り越えてきたメンバー達は、バラバラに闘うことに…。

音羽尚(賀来賢人)や弦巻比奈(中条あやみ)は原因不明の重症に陥った子供たちの治療に苦慮する中、喜多見も必死に処置に当たるが、必要な薬剤が全く足りない…!なす術のない喜多見に、最大の危機が襲いかかる!

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』公式HPより

MERの輝かしい活動報告書にイラつきを隠せない白金大臣のシーンから始まりましたー!

今のところMERは大活躍だもんね。

前回の“大物政治家エレベーター閉じ込め事件”で、実際にMERの活動を見ていた大臣は、喜多見がチームの全てだと思ったんですねー。だから喜多見と他のメンバーをバラバラに活動させれば「死者0」の記録も途切れ、MERを解体に追い込めるのではと思いつきます。

さてさて。喜多見の妹・涼香が、この間のお詫びとお礼にと手作りのお菓子を持ってMERにやってきました!

音羽先生にも手作りのフィナンシェを差し出しますが、気持ちだけ受け取ると断られていました。でもそっと箱を置いていきましたね。

MERの麻酔科医・冬木先生には小学生の息子さんがいて、仲良し家族みたいですね~。

山中で児童18名が行方不明!

そんな中、山中で小学生の遭難事故が発生!MER出動です!

行方不明となっているのは小学3年生の児童18人。

リストに“冬木壮太”ってあったよ~

どうやら全員が初心者用の登山道から外れたようです。現場の気温は33度。熱中症も心配されます。

救助隊が発見した児童の持ち物がそれぞれ離れた場所にあったため、喜多見はMERのメンバーも3つに分かれて活動することを提案します。

白金大臣の目論むシチュエーションきた

でも音羽先生は「チームをバラバラにするのは反対」だと喜多見に言ってましたね。行方不明者の中に息子がいるからできるだけ広範囲を捜したいのか、冬木先生はバラバラ作戦に賛成。

結局3つのチームに分かれることになりました。

チーム分け
  1. 音羽先生、ミンさん
  2. 比奈先生、夏梅さん、徳丸くん
  3. 喜多見先生、冬木先生

音羽先生は「もしミスがあれば我々厚労省はそこを追及する」と、もう「だからやめておけ」と手の内を明かしてましたが、笑顔で「音羽先生やみんなを信頼している」と言う喜多見。カッコイイ!ひゅう!

比奈たちの担当エリアで意識混濁状態の児童を一名発見。

右の呼吸音が聞こえないことから、おそらく緊張性気胸とみて比奈が胸腔ドレナージのオペを行うことに。途中で心停止?AEDと心臓マッサージで蘇生を試みます。なんとか心拍再開!まだ頼りないところもあるけど、指示を出す姿はかっこよかったよ比奈先生!夏梅さんと徳丸くんも頼れるしね。喜多見のチーム分けはさすが。

一方、ホーチミンの看護学校まで自転車で一時間かけて通っていたというミンさんは山道を歩いても全然息が上がらないようです。これには音羽も感心。最先端の医療を勉強してベトナムに広めたいという志があるのですね。喜多見みたいに人の命を救ってみたいけど勇気がないと言うミンさん。

そんな音羽チームのエリアでも一名の児童を発見。現場へ向かいます。

喜多見チームのエリアでは児童11名発見!全員意識混濁で熱中症と脱水症状の疑いあり。二人で11人は大変だと、応援に駆けつけたい比奈ですが、走っても1時間かかる距離。その時!やたらと大荷物だった徳丸くんが「秘密兵器」を取り出しました!

子供に「こんにちは、お医者さんですよ」って声をかける喜多見。この子供たちは意識混濁だったかもしれないけど、「お医者さんですよ」って声が聞こえたらとりあえず安心するよね。

点滴が残り一つなことに気づいて急に使うのをやめた冬木先生。まだみつからない息子のためにとっておきたいと思ったのかな…。

けいれんを起こして危険な状態の子供に使う点滴がない!

さすがの喜多見でもマジックみたいに点滴を出すことなんてできないし…どうするの?!と思ったら、先ほどの徳丸くんの秘密兵器・ドローンが飛んできた~!中には比奈たちが持っていた予備の点滴!

徳丸くん、MER出動の時に「山間部か…」ってつぶやいてましたよね!こういう事態を見越していたのだとしたら喜多見並みにすごくない?

子供たちがバラバラにいなくなった原因が判明!

それにしても登山道を外れてあちこちでみつかる子供たちに「何でこんなところに迷い込んだんだ…」とつぶやく消防の千住隊長。その時、喜多見と冬木先生は治療中の子供の身体に虫に刺されたような赤い腫れを発見します。

音羽先生もまた、治療していた子供の首に虫に刺されたような跡を発見していました。

その時!男性の悲鳴が。

「勝手に行動しないで」という音羽先生の制止を聞かずに声のした方へ様子を見に走っていくミンさん。

音羽先生もすぐにミンさんを追いかけますが…

倒れている消防隊員を見つけ、駆け寄ったミンさんに忍び寄る鈍い音…

 

 

それはスズメバチ!ミンさんもあっという間にスズメバチの大群に囲まれてしまいました。

殺虫剤を撒いていたのは山岳救助隊?

倒れていた隊員はハチに刺され、ハチ毒によるアナフィラキシーショックを起こしていました。

治療していたミンさんの手も赤くなっていたような気がしたけど大丈夫かな?と思ったらやっぱりミンさんも刺されてた。でも山岳救助隊から吸引器と薬を借りていた音羽先生のおかげで助かりました!

自分には喜多見みたいな勇気はないと言っていたミンさん。人を救うために無茶をしたミンさんを責めることなく「ミンさんにもありましたね、勇気」と言う音羽先生。続けて「照れますね、勇気って言葉///

かっこいいからのかわいい

回復した子供の話によると、子供たちがバラバラに逃げた原因はやはりスズメバチでした。

まだ見つかっていない児童は5人。その中には冬木先生の息子が…。

MERの副チーフ

現場にいた担任の先生から、冬木先生の息子・壮太くんが「パパはMERの副チーフ」だと自慢げに話していたことを聞かされた冬木先生と喜多見。

冒頭のシーンでは冬木先生んちは仲良し家族だと思われていましたが、実際は家庭は円満ではなく、一年ほど前から別居状態だとか。たまにしか会わない息子に、ついかっこつけて副チーフだなんて嘘をついてしまったようです。

恥ずかしい!!

回復した児童から新たな証言。行方不明の5人は全員ハチに刺されていると!

なんと冬木先生と壮太くんは二人とも、家族で山に登った時にスズメバチに刺され、ショック症状で救急搬送されたことがあるそうです。

一度そうなったことがある人は、二度目に刺されると重篤になる確率が格段に上がるのです。

刺されてからもう8時間近く経っているという事実に取り乱す冬木先生。

入山したのが午前9時。行方不明になったと通報があったのが午後0時頃。刺されたのはそれより少し前だとしても、それから8時間てことはこの時もう夜の8時近いってこと?明るいからまだ3時くらいだと思ってた!

冬木先生はスズメバチに刺された時、壮太くんに「もしまたハチに刺されたらハチ毒を絞り出して水で洗うように」と伝えたそうです。壮太くんは水を求めて移動したのかもしれない…!

小川の近くで子供たち4人を発見。

緊急時なのに、軽傷と思われる子が「すげーMERだー!」って言ってたのが子供らしくてリアルでしたw

壮太くんは30分ほど前に、骨折した子のために添え木を探しに行ったようです。

冬木先生が倒れている壮太くんを発見!「お父さんみたいに人を助けたかった」と自分もハチ毒で苦しくなりながら添え木を探しに出た壮太くん。ちゃんとハチ毒を絞り出して水で洗っていたようですね。感動の再会も束の間、そんな親子に襲い掛かるスズメバチの大群!

ハチに刺され、壮太くんを抱いたまま山道を転げ落ちる冬木先生。

…意識を取り戻し、頭から血を流して倒れている壮太くんに気づき近寄りますが、呼吸が苦しそうな冬木先生はまた意識を失いそう…

喜多見早く~~~!!

やっと来た~!!

救助隊も到着してERカーに運ばれた壮太くん。

一人で手術しようとしている喜多見?さすがに無理じゃない?と思ったら、瀕死の冬木先生が麻酔をかけに来た…不安しかない。

他のみんなは??

駒場さんは二人だけで手術は無謀だと止めたけど、赤塚知事は喜多見を信じましょうと言ってました。その信頼はほんとどこから?記者時代にインタビューしただけではないですよね。空白の1年間に秘密が?

壮太くんは頭だけじゃなくて心臓も手術しなきゃいけない、極めて危険な状態みたい。

二人じゃ無理だったか…と思ったその時!ERカーに現れたチームのみんな!

いつもと逆で、みんながとても頼もしく見えましたよね!

MERは喜多見だけが特別で、他の人だけじゃ何もできないと言っていた音羽でしたが、今回のそれぞれの活躍を見てそれは間違いだと気づきました。

壮太くんの命が助かり、みんなに頭を下げた冬木先生。

「目の前の患者さんに集中できるのはいつも全体に気を配ってくれる冬木先生のおかげ、壮太くんの心タンポナーデに気づけたのも冬木先生のおかげ」だと言った喜多見。

「これからもよろしくお願いしますね、副チーフ!」

良いシーンだったんだけど…!冬木先生は点滴を一つ隠したことを黙ったまま…徳丸くんのドローンがなかったら一人助かってなかったかもしれないよ?!

とりあえず今回も死者は0。

毎回の赤塚知事の反応が楽しみになってましたが、今回は「よし!」とガッツポーズした後、痛そうに胸を押さえてましたよね…

そういえば以前、高輪先生の診察を受けているシーンがありました。

死者0の報告を受け、「楽しいでしょうね。純粋に人を救う仕事は」と意味ありげにつぶやく白金大臣。大臣も元医者だったりするのかしら。MERのミスを待つのはもうやめて、なんとしても喜多見の過去を探ることにしたようです。

音羽先生の「MERは喜多見がいないと他の人は何もできない」発言に対して涼香が言っていた「誰にでもできることはある」という言葉がその通りだったことを伝え、涼香が作ったフィナンシェも食べてた音羽先生。

美味しかったです。音羽」の文字が達筆w

涼香に近づくのは本当に喜多見の秘密を探るためだけなのか?

それと気になったのは、音羽先生が最初に気にしていた黒塗りの車。久我山が仕向けた、喜多見のスキャンダルを狙う記者じゃないとしたら、喜多見は一体誰に監視されているのか?!

ということで、第6話も面白かったですね~!

冬木先生が点滴がもうないと嘘をついたことは次回正直に話したりするのかな~。親としては冬木先生の気持ちもわかるけど…。結果的に全員助かったから良かったけど、けいれん起こしてた子がもし亡くなっていたら…。ドローンが来なかったらさすがに差し出していたのでしょうか。

「かっこいいパパ」で終わらせていいのか?!ってもやもやしました~。

それにしてもMERのメンバーは体力がないとほんと無理ですね。

ミンさんはもっと日本が長いのかと思ってましたが、ホーチミンで看護学校に通っていたということは少なくとも看護師になってから日本に来たということですよね。母国語じゃない言語で救命の現場ってすっげー!!

そして喜多見役の鈴木亮平さん。『天皇の料理番』での役作りにびっくりして、バラエティでお見掛けするたびに博識な方だなぁと思っていましたが、今回もすごいようです。

手術シーンの視線とか、発する台詞がほんとにドキュメンタリーみたいですよね!

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第7話 予告

外国人労働者が原因不明の症状を訴え、出動したTOKYO MER。集団食中毒事件と思われたが、なぜか現場は多くの警察官によって占拠されていた。事態の真相が見えないまま傷病者を搬送しようとする喜多見幸太(鈴木亮平)だったが、そこに公安刑事・月島しずか(稲森いずみ)が現れ、患者の身柄を拘束してしまう。この事件の背景には、政府を揺るがす大きな事件と驚くべき喜多見の秘密が…それは喜多見の「空白の1年」にも繋がっていた!

いよいよ喜多見の「空白の1年」に迫っていくようですね。

公安とか政治とかよくわかんないから、空白の1年に何があったのかまっったく想像できませんw

稲森いずみさんが出るのは楽しみです!

今回の山林で行方不明事件も「熊か?」とか言ってたし。熊ならもっと大惨事になってましたね。

 

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▼涼香(佐藤栞里)のワンピースが可愛い♪▼

 

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