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『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第8話 あらすじと感想
とある病院で、停電により全ての医療機器が停止!多くの患者が死に直面するパニックに…!
出動した喜多見幸太(鈴木亮平)らMERメンバーだが、”空白の1年”の秘密を知ってしまった音羽尚(賀来賢人)は激しく反発。「そんな人に命を預けることはできない、命令には従わない」と宣言し、MERメンバーの信頼関係は崩壊してしまう…。そんな中、患者を救うため単独で屋外の発電機復旧に向かった喜多見を、恐るべき危機が襲う―!
喜多見チーフっていつも丁寧にERカーを洗っていますよね。
それは「あのこと」をみんなに隠している申し訳なさからなのではないかと心配している妹の涼香。
あのこと:喜多見が逮捕され、アメリカで尋問を受けていたこと
そんなに涼香に“あるお願い”をする喜多見。
一方、日本初の女性総理誕生を医師会のみなさんから応援されている白金大臣。天沼幹事長に応援演説をしてもらっていました。でも、「MERと赤塚知事を潰さないと次の大臣の座はない」と脅されてもいましたね~。
MERにやって来た公安の存在で動揺する涼香を尾行した音羽先生。涼香が喜多見の元妻・高輪先生に会いに行き、喜多見が逮捕されていたことなどを話しているのを聞いていましたね。
公安は喜多見がテロ組織の一員だと疑っているのですね。
小規模病院での停電事故発生!
そんな中発生した小規模病院での停電による電源喪失事故。予備電源はあるものの、入院患者の生命維持装置が停止する恐れがあるためMER出動!
停電の原因は、大雨で発生した土砂崩れによる送電線の寸断。自然災害の現場へ出動するのは初めてです。
現場へ向かう車内で「喜多見チーフはテロ組織と関係があるのではないか」と言い出した音羽先生。
もし本当ならばそんな大事なことを隠していた喜多見チーフに命を預けるようなことはできないし、ここにいるメンバーには全てを話すべきだと問い詰めます。
そこへ赤塚知事から喜多見へ電話が。
喜多見「知事!もうMERのメンバーには全部話したいです!」
赤塚知事「ダメ!MERが正式に承認されるまで秘密は守るって約束したでしょ?」
さすがの喜多見チーフも赤塚知事には逆らえなかった模様!
「何も話すことはない」って喜多見が言ったら、音羽先生は「もうチーフの命令は聞かない」ってさ。
他のみんなも微妙な空気になってしまって…。
ERカーを尾行している黒塗りの車に気づいた指令室の駒場さん。
赤塚知事は駒場さんに「あとで全て話す」と言っていましたね。
現場へ到着!
MERが現場に到着した途端、新たな土砂崩れにより病院の電源が完全に消失してしまいます!
外にある非常用電源の装置も土砂に埋まり、電気が全く使えないという事態に!
喜多見チーフの指示を否定したり、遮ったりする音羽先生。ああ言った手前ね。でも喜多見チーフの気持ちを考えたら悲しくなっちゃう…。
停電で病室から飛び出してきた患者さんにまず「怖かったですよね」と声をかける喜多見チーフだもん…。
急遽ERカーの外部バッテリーから電気を引っ張ってくることになりましたが、その間にも人工呼吸器など患者さんの生命維持装置が次々に止まってしまいます。
救急車の到着まで15分。それまではなんとか耐えてくれ!
という駒場さんからの指令に応えるべく、次々に状況判断して指示を飛ばす喜多見チーフのセリフ量がすごい!素人からしたら呪文か何かにしか聞こえません。
中には手術中の患者さんもいたようです。待っていた患者のお母さんが「手術室の様子がおかしい」と助けを求めにやってきました。
「ここは任せます!」と音羽先生に声をかける喜多見チーフ。音羽先生は無言でしたが、その背中を信じ、喜多見は手術室へ!
オペ中に電源が喪失、自動扉が開かなくなってしまったとのことで、バールで扉をこじあける喜多見チーフと徳丸くん。
徳丸くんってほんとに有能よね。状況判断も的確で早いし。何か聞かれた時に間髪入れずに返すって簡単に見えるけどすごい。「えーとえーと」なんて言ってる間に死ぬから。
手術を受けていた患者さんは16歳の女の子。敗血性ショックに陥る可能性が極めて高い状況のようです。盲腸の手術でこんなことになるなんて想像しないよね…。お母さんの気持ちを考えたらいたたまれません。
手術の続きを行うためERカーに運ぶことになりましたが、わずかな明かりの中運んでいたので、手術を執刀していた医師が何かに引っかかったのか、転んで頭を怪我してしまいました。
このシーン必要????って思ったんだけど、
暗い中突然何が起こったかよくわからず、とにかく娘が心配でパニックを起こした母親を喜多見がなだめていたために全体が止まってしまっているのを見て、音羽先生が急遽あちこちに指示を出していましたよね。
やっぱり音羽先生は信頼できる…!と喜多見が思った瞬間だったと思います。
女の子の虫垂炎の手術は無事終了。
電気がない…
そんな中、新たな土砂崩れが発生し、救急車の到着が大幅に遅れることに!
ERカーの予備バッテリーも、もってあと10分。
レスキュー隊が歩いて向かっているけど、到着までは30分以上かかるという状況の中、頼みの綱は土砂に埋まった病院の非常用電源!
徳丸くんが復旧できるかどうか確認に行っていましたが、新たな崩落の可能性が高いため、すぐにその場を離れるよう駒場さんに言われてしまいます。
病院の患者たちは上の階へ移動。しかし電源の問題が解決しないことには、このままでは死者が出てしまいます。
そうこうしている間にERカーの予備電源はもういつ切れてもおかしくない状況に。
そんな状況を察し「電気が足りないなら私のを外して若い人に使ってあげて」と酸素マスクを外そうとする老婦人。
夏梅は「絶対に全員助かる」と言っていましたね。
喜多見はもちろん!外にある非常用電源装置を修理しに行っていました。
「救助隊の到着を待っていたら助けられません」
転がり落ちてきた石が喜多見の足を直撃しますが、修理を続けます。
修理しながらMERのメンバーに語りかける喜多見。
- 海外で医療活動をしていた時、銃撃を受けて運ばれてきた国際テロ組織のメンバー・エリオット椿という日系人がいた
- 患者を守るため、やってきた政府の人間に「椿はいない」と嘘をついた
- 翌日椿は出て行き、喜多見はテロリストを匿って逃がした罪で逮捕され、刑務所に投獄された
- 赤塚知事らに助けられ、一年後に出所してMERへ
- 今もテロ組織と繋がりがあると疑われている ←なう
「MERのためと言いたいところだけど、本当のことを言ったら誰も自分についてきてくれないと思ったから、自分のために黙っていた…ホントにすみません」
あまりの事実に誰も何も言えない…その時、ついに予備電源が切れてしまいました。
生命維持装置が動かなくなり、酸素…アンビュー…ノルアドレナリン…生食…もうめっちゃ大変、もうどうしようもない…って時にパッと明かりが!
喜多見チーフ、電源復旧に成功!
喜多見チーフ…
立ち上がったチーフでしたが、石が当たった足が痛み、よろけて手をついたところにむき出しになったコードが…!
連絡が取れなくなった喜多見チーフを心配するMERのメンバーたちですが、駒場さんからの命令は「助けにいくのはだめ!!レスキュー隊来るまで待て!」
音羽先生「待ってるだけじゃ、救えない命があります…!」
音羽先生を先頭にMERのメンバーが喜多見チーフを助けに走る~~!
心停止している喜多見チーフを発見し、必死に蘇生するみんな。
しかし刻一刻と迫る新たな崩落の危機。駒場さんが「蘇生処置は中止!」と声を絞り出します。その横には目に涙を溜めて見守る赤塚知事。
退避命令が出ても心臓マッサージを続ける音羽先生。「戻ってこいよ!!」
もうダメかと思ったけど…息を吹き返した喜多見チーフ!
今回も死者はゼロ。
にしても、いつ崩落が起きてもおかしくない現場についてきた公安。命がけなの?
真実を知った音羽先生は「全てを報告してMERを終わらせる」と言っていましたが。
冒頭のシーンで涼香が喜多見からお願いされていた“あること”。
それは、もし秘密がバレたら音羽先生の味方をするようにと喜多見に言われていたことでした。
「現場しかしらない自分と違って音羽先生は大きな視点で世の中を見てる。MERが必要だと誰よりもわかっているし、いつか日本中にMERを広めてくれるはず…」
涼香は音羽先生がエレベーターで助けたお母さんと赤ちゃんに「制度を整えて誰もが希望を持って生きられる国にしたい」と話しているのを聞いていたんですね。
喜多見が逮捕されていたことは事実。音羽先生がそのことを報告しても、自分は音羽先生の味方だと言っていた涼香がたくましくも美しくも見えました。
喜多見チーフ入院中につき、泥まみれのままのERカーを見つめる音羽先生。
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後日、退院した喜多見が誰もいないMERの部屋で「やっぱり本当のことを知ったらみんな離れていってしまったのかなぁ…」なんて思っていたかもしれないその時!外から話し声が。
MERのみんながERカーを洗ってました。
音羽先生も!
音羽先生が白金大臣に提出した報告書には「重症型のデング熱で一年間現地の病院に入院していた」と書かれていました。
当てが外れ、「もうこれを使うしかなさそうね…」とか言って何か出してきた白金大臣。気になる。
最後、高輪先生の診察中に倒れる赤塚知事…。
こちらも心配。
そして…!第8話、まさかの城田優出てこなかった問題w
楽しみにしてたのに…!
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第9話 予告
外国大使館で二酸化炭素中毒事故が発生! 出動したMERに「大使館内は各国の領土であり、許可なく立ち入れない」という法律の壁が立ち塞がる。
一方、都知事・赤塚梓(石田ゆり子)は持病で倒れてしまう…指揮官不在の中、救助に向かった喜多見幸太(鈴木亮平)とレスキューの千住幹生(要潤)が患者とともに地下駐車場に閉じ込められた! 時間が経つにつれ酸素は薄れ、患者の容体は悪化…絶体絶命のピンチに、命を救うため危険な賭けに挑む!
法律の壁。
出動要請があったから行ったのに入れないとは。
国際問題もなんのその、喜多見チーフは大使館の地下駐車場へ入っていったようです~。
大使館で二酸化炭素中毒ということで、公安の刑事も来たりする?
城田優は次回こそ出てきますか?
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