2021年7月11日(日)に放送された『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第2話!
2話も冒頭からハラハラドキドキ、ものすごい緊迫感がありましたね!
改めて、俳優陣も超豪華!
今回はMERを辞めたがっている研修医の比奈先生(中条あやみ)にスポットが当たりましたよ。研修医の立場であの壮絶な現場では、辞めたくなるのもわかりますが…
鈴木亮平と賀来賢人がとにかくカッコイイ!早速2話のあらすじと感想を書いてみましょう♪
☆ネタバレ注意!です☆
Contents
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第2話 あらすじと感想
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工事現場での鉄骨落下事故
工事現場での鉄骨落下事故に出動したTOKYO MER。自身を危険にさらして現場でオペするチーフの喜多見幸太(鈴木亮平)に、研修医の弦巻比奈(中条あやみ)は反発するが、比奈の起こしたミスにより患者は命の危険に陥ってしまう。大きく自信を失った比奈に、夏祭りでの爆発事故の出動命令が下る。多数の重症患者を前に「医師の命を守る責任の重さ」に立ちすくんでしまう比奈。喜多見からたった一人での重大オペを任された比奈は、「命という試練」を乗り越えられるのか?
工事現場での鉄骨落下事故。今にも落ちてきそうな鉄骨の下で処置を行う喜多見。
鉄骨の下敷きになっているのは通学中だった中学生たちです。
足を挟まれ、その後救出された女子生徒にチアノーゼの症状が出ていることに気づいたにも関わらず、「病院に搬送する」という判断をした比奈。
しかし喜多見はこの生徒をERカーに運び、すぐに手術をすることを決めます。
強い圧迫の後で離されるとカリウムが体内に回りクラッシュ症候群を起こすのですが、この生徒もすでに危険な状態でした。
喜多見はあらかじめこういう事態を見越して、最初に音羽に大量の透析液を運んでくるよう頼んでいたのですよね。一見雑用みたいですが、東京海浜病院まで戻る時間はなく、近隣の病院から分けてもらうには厚労省の官僚である音羽が適任だろうという喜多見の判断でした。
これは比奈先生の判断ミス(というか責任を取るのが怖くて逃げた)なのかもしれないけど、透析液が大量に届くことを知らなかったんだから、ここではできないという判断も正しいと思いましたけどね。
でももしそうしていたら女子生徒は搬送中に亡くなっていたかもしれないわけで…。本当に大変な仕事ですね。
その後に開かれた医療安全委員会でも、比奈の判断は仕方ないという声が医師から上がっていました。
白金大臣の思惑
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MERを潰そうとしている白金大臣(渡辺真起子)が、そんな“MERの弱点”ともいえる比奈を見逃すわけはありません。
実際は大臣の犬である厚労省医政局⻑の久我山(鶴見辰吾)が考えた卑劣な作戦なのですが、現場で研修医である比奈にミスをさせて、赤塚都知事(石田ゆり子)の責任を問おうと画策します。
MERを潰すことには賛成しているものの、この作戦には難色を示す音羽。
彼は本当は喜多見と同じようにここ(胸を叩く)に熱いものを持ち、医師として患者の命を救いたいと望んでいる男ですからね。(多分ね)
そして音羽は、喜多見と比奈の指導医である高輪先生のやり取り(「千晶」って呼んじゃってたしw)を見て何か感づいた様子でしたね。
現場ではめちゃ冷静で指示も的確な喜多見なのに、いきなり高輪先生が現れた時の取り乱しっぷりが可愛かったですね♪
お祭り会場での爆発事故
そんな中、今度は神社境内で屋台の燃料タンクが燃える爆発事故が発生します。
MER出動!
先の医療安全委員会で研修医はあくまでもサポートで使うようにと決まったので、喜多見と音羽の2ドクター体制でトリアージを進めていきます。
が!お祭りのやぐらが倒れて怪我人がさらに増えるという事態に。
喜多見の判断で、比奈もトリアージをすることになりました。
指令を出している危機管理対策室でも迷いながら3ドクター体制への移行を許可します。責任を取る覚悟の都知事がかっこよかったですよね。
「私には無理」だと言う比奈を「お前は医者だろ!だったら全力で命を救え」と叱ったのが音羽でした。
白金大臣の差し金としては比奈が足手まといで居続けてくれた方がありがたいはずなんですけどね。そんな事情よりも現場で助けを求めている人たちのため比奈に覚悟を促す音羽の判断が良かったです!
そして比奈がトリアージしていた中に緊急オペが必要な患者が!だけど喜多見も音羽も手が離せないという状況。
使えない、頼りない印象の比奈でしたが、いざ「自分がやるしかない」という状況になると頑張ってましたよね。思わず頑張れ!!と応援したくなりました!
出血箇所をひとつ処置してほっとしたのも束の間、まだ出血が止まらない!しかもよく見えなくてわからない?!「脾臓…だと思います!電メス!!」
「だと思います?!」そんなんでやるのか?!と不安を隠せない徳丸(佐野勇斗)。
でもやるしかないんだもん!って手が震えてるよ!!
そこへ、喜多見&音羽登場!!どんなに安堵したことでしょう。(私が)比奈先生も手術終了までは頑張った!その後腰が抜けるのもわかりますね。
出血箇所、脾臓じゃなくて腎臓だったみたいだし。
比奈がよく見てもわからなかったのを、喜多見は一発で当ててましたよね。すごい。音羽との連携も良かったです。
喜多見と音羽を手伝っていた夏梅(菜々緒)とミンさんが、比奈のサポートに入ったところも感動しました。夏梅はきついことも言うけど、そばにいたらめっちゃ心強いね。今さらですが、医師と看護師の役割はきっちり分かれているということもよくわかりました。絶対無理だけど、夏梅にさせた方がまだできるんじゃないかと思ってしまったw
今回の現場も死者ゼロ。
「研修医を使った私の判断は間違ってなかった」と言う都知事に悔しそうな久我山。
都知事が自分の政治生命を賭けていたのは明らかなのに、室長の責任にしようとしていた(と口で言っていた)、そして廊下でまた「よっしゃあ!」と飛び跳ねていたおちゃめな石田ゆり子が可愛かったです♪
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一方、脾臓と腎臓を間違えるところだった、またミスするところだったと落ち込む比奈でしたが、最初に助けたクラッシュ症候群の女子生徒から寄せ書きをもらっていましたね。
比奈がMERに配属された理由
どうして比奈がMERに配属になったのか疑問でしたが、2話の最初の方で明かされていました!
仕事内容が近い救急医はただでさえ激務だからMERとの兼任は無理、とのことで白羽の矢が立ったのが比奈。
指名したのはなんと喜多見だったんですね!
その理由は比奈の履歴書に書いてあった志望理由。
「人の命を救いたいから」
当たり前のようでいて、純粋に人の命を救いたいと思っている医者は意外に少ないと思う、と喜多見は言っていました。
比奈は「自分は患者さんとじっくり向き合って治療していきたい。だから喜多見のように瞬時に判断を下し、手術してそれで終わりというMERは向いていない」と言っていましたが、実は喜多見も、MERで関わった患者さんたちのアフターケアをできる限りやっていたのですよね。主治医に煙たがられながらも…。
女性生徒にもらった色紙からそれを知った比奈。高輪先生の励ましもあり、もう少しMERを続けてみることにしたのでした。医師としてはまだ頼りないし、これからも決心が揺らぎそうな危うさもありますが、純粋に命を救いたいという気持ちは本物…頑張ってほしいですね!
白金大臣たちは次の手を考えなくてはいけなくなりましたが、なんと次のターゲットは喜多見。いきなり本丸。もう少し周囲から攻めていくのかと思いましたが、MERの活躍に大臣の焦りも感じられましたしね。
音羽は喜多見の経歴に空白の1年間があることに目を付け、そこで何があったのか、喜多見の元妻だということが判明した高輪先生に話を聞こうとしていました。(5年前に離婚したと言っていましたね!)
1話で都知事が言っていた「あの事件」のことですね。関係者には箝口令が敷かれているようです。
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第3話 予告
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凶悪犯が重病の少女を人質に立てこもる事件が発生!
繁華街に飛びかう銃弾…現場に急行したTOKYO MER・喜多見幸太(鈴木亮平)は、少女に薬を渡さないと命に危険があると主張するが、メンツを気にして口を出すなという警察と対立する。発作の危機が迫る少女の命を守るため、看護師の蔵前夏梅(菜々緒)は自ら身代わりを志願する。娘を育てるシングルマザーの夏梅には、少女を救いたいという強い思いがあった。しかし、そんな中、犯人は夏梅に発砲する!激しい銃撃戦の極限状態の中で、命をあきらめない喜多見は最前線での緊急オペを決行する!
第3話は人質立てこもり事件!
重病の少女が人質ということで、これまた危険と隣り合わせの現場ですね…。
今度は警察と対立するようです。
激しい銃撃戦というのは日本ではあまり考えられませんが…またド迫力なシーンが見られそうですね!
今後も目が離せないドラマです!
大臣と都知事のアクセサリーが素敵♪ ↓↓