ドラマ『真犯人フラグ 真相編』第16話のあらすじと感想（考察）を書いています。
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Contents
『真犯人フラグ 真相編』第16話 あらすじ
凌介（西島秀俊）の家のポストに「それでも探しますか？」と真帆（宮沢りえ）の不倫を告発するビラを入れたのは、瑞穂（芳根京子）だった。凌介が説明を求めると、瑞穂はその真相を語り始め…。
阿久津（渋川清彦）と落合（吉田健悟）はプロキシマの社員たちから、陽香（生駒里奈）が一星（佐野勇斗）のオンラインサロンのメンバーだという情報を得る。陽香はサロンで、“高場花”という名の看護師になりすましていた。その写真を見て、光莉（原菜乃華）は、自分を監禁していた犯人だと証言。凌介もその女の顔にひっかかり…。
一方、朋子（桜井ユキ）と山田（柿澤勇人）は、ある人物から危険な計画を依頼される。
週刊追求では河村（田中哲司）らが、3つの事件の容疑者、バタコ（香里奈）・陽香・林（深水元基）が結託していた仮説を立てる。しかし、主導権を握れそうな人物がいない。この“同時誘拐”の首謀者は一体誰だったのか…？そんな中、真帆が失踪前夜にかけていた電話について、驚きの新事実を知らされる凌介。その事実から凌介は、意外な推理を展開して、一同を驚かせる。
またもや見つかる、真帆生存の痕跡。判明する一星の安否。野放しになった危険人物たちが、新たな牙をむき始める中、怒濤の逮捕劇へと物語は加速する――！
瑞穂が真帆の不倫を告発したのは、林に対する怒りからだった。真帆と林の密会写真をネット上で発見し、疑惑の目を向けていた頃、林が凌介に冷たく接しているのを病室の外で立ち聞きし、林を信頼する凌介の目を覚まさせたかったのだ。間違った方法だったと謝る瑞穂だが、凌介はすんなりとは受け入れられない。しかし、光莉が瑞穂に感謝している姿を見て、今まで支えてくれた瑞穂を改めて信じる凌介。
陽香が事件当日に人違いしてきた女だと気づいた凌介。その頃から陽香は事件を計画・実行していたのか？そして、陽香に個人情報を使われていた本物の “高場花”は、数か月前から陽香に脅され、薬品や医療器具を横流ししていたと、河村に告白する。
篤斗の病室へ向かう凌介と光莉をつけていた強羅（上島竜兵）。しかし、2人に近付こうとしたその時、猫おばさん（平田敦子）が現れる。猫おばさんは、強羅が刃物を隠し持っていることを見抜き、追い払う。
光莉が通っていた美容室から予約確認の電話が入る。しかし、光莉は予約をした覚えがなかった。光莉が美容室に行く時はいつも真帆が予約を取っていた。真帆が予約してくれたのではないかと言う光莉。2人は、真帆の無事に希望を募らせる。
一方、安否不明だった一星は、陽香の家の浴室に監禁され、ペット用の見守りカメラで監視されていた。与えられた食事にも手を付けず衰弱していく一星…。
かがやきの世界に追われるぷろびん（柄本時生）は、至上の時に駆け込み、動画を投稿しようとする。店内には客のフリをしていた信者たちがいたが、間一髪のタイミングでＰＣを受け取った日野（迫田孝也）が動画投稿に成功。その動画は、かがやきの世界の教祖（相築あきこ）と信者らが2つの遺体らしきものを掘り返している映像だった。
河村からの情報提供を受け、警察は陽香を特定。阿久津と落合は葬儀場へ乗り込み、激しい格闘の末、陽香を逮捕する。
凌介は、篤斗と病院の中庭でサッカーをする。光莉が2人を見守り、苦手ながらも頑張ろうとする凌介に声をかけたのは山田だった。バタコに弱みを握られ、篤斗を拉致するよう脅迫された山田と朋子が、やって来たのだ。異変を察知し、篤斗を助けようとした凌介の首に、吹き矢が刺さる。吹き矢を放ったのは、バタコ。倒れた凌介に、篤斗が「パパ…！」と呼びかける。凌介はバタコの足にしがみつき「篤斗は俺の息子だ！」と必死にバタコを止める。そこに警官が駆け付け、取り押さえられるバタコ。凌介は吹き矢に塗られたフグの毒で意識を失うものの軽症で済み、篤斗はついに、事件について話すことを決心する。
一方その頃、かがやきの世界に警察が突入。施設内では教祖が、待っていた。その傍らには、2つの棺。片方には、充（前野朋哉）の遺体。もう1人の遺体は一体誰なのか――！？
『真犯人フラグ 真相編』第16話 感想・考察
薄情な光莉
自分を誘拐した異常な女に一星が連れ去られたのは明らかなのに、そんなことなかったかのように友達とワイワイ楽しそうにタコパしてたよ。
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帰宅した凌介が「留守番ありがとう」と言っていたので、光莉を一人にしておくのが心配で友達を呼んだとも考えられますが。それにしても楽しみすぎではｗ
彼氏が拉致されていても、女子高生が集まればあんなもんなの？（遠い昔すぎて忘れた）
あと光莉自身も相当ひどい目に遭っているのに、すぐに退院して大丈夫なのだろうかと。精神的に。と思ったらめっちゃ大丈夫そうじゃん？メンタル強すぎる。
監禁されている時や、籾山みたいな遠くから写真を撮るだけのヒョロヒョロなストーカーに怯えていたのは演技だったのかなと思えるほどに。
本木陽香の正体
プロキシマ内では有名な、一星の熱狂的ストーカーだったことが判明。
オンラインサロンのメンバーで、その登録名は「高場花」。
実在する看護師の高場花を脅し、注射器や薬品を横流しさせていたようです。
葬儀屋の上司の弱味を握って有給を勝ち取ったりしていたので、そんな感じで高場花のことも操っていたのでしょうか。とんでもない女ですね。
でも物品の横流しはともかく、素人が注射なんて打てないですよね。本木陽香も看護師の資格を持っているのかな。
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瑞穂の罪
いやいや、ほんとに？
「凌介に恨みを持つ人物を調べている時に、ネットであの写真（ホテルのエレベーターの前に真帆と林がいる写真）を見つけた。」←これもすごいタイミングでちょっと怪しい。見つけたのではなく、撮影して流出させたのが瑞穂だった可能性すらある？
ちょうどその頃（第7話）、凌介はどう考えても怪しい菱田朋子のことを庇い、凌介との不倫疑惑でマスコミに囲まれた瑞穂を「アンパンマン」に例えて守り、急性胃腸炎で倒れて運ばれた病院では林に責められていました。
凌介を冷たく突き放す林に腹を立てた瑞穂は、凌介に人を疑うことを知ってほしくてあのビラをポストに…
いやいや、ほんとに？ｗ
「祖父の薬を間違えて飲んだ」くらいに苦しい言い訳じゃない？
鼓太朗くんのフォローで、なし崩し的に「まぁ、アリか…」ってなっちゃったけど。菱田朋子がいれば「えー！どうしてー？だからって普通そんなことします～？しませんよねーーーーー！」って大声で言ってくれそうなのに。
盲目的に真帆のことを信じている凌介に「不倫してるけど（それでも探しますか？）」と突きつけてやりたかったならわかる。
真帆の電話の相手
失踪前日、真帆が夜中に電話で「明日は遅番って言ってあるから…部屋に直接行く」と言っているのを光莉が聞いていたんですよね。
凌介たちはこの電話の相手を林だと思っていたようですが、等々力茉莉奈によると林はその日ずっと茉莉奈と一緒にいて誰かと電話をしていた様子はなく、それは警察の捜査でも裏付けされました。
ということで、林の線はナシ。
しかも真帆は携帯を2台持っていて、その相手との電話は家族が知らない“もう一台の携帯”を使っていたらしいことが判明。
う～ん。
凌介はようやく真帆を疑い始めましたねぇ。
電話の相手は真帆の古い友人か不倫相手で、
- 真帆は完璧な失踪を企てていた または
- 不倫相手と駆け落ちしようとした
と推察。
わざわざ誘拐事件をでっち上げたのは、凌介に喪失感以上の苦痛を与えたかったから。
- 光莉の家出は想定外
- 篤斗の誘拐はバタコと共犯
真帆が本当に身一つで不倫相手と駆け落ちしようとしていたなら最低なんだけどｗ
本木陽香が電話で「まだ死んでませーん」と言っていた相手は真帆ではないかと凌介は言っていました。本木が一星のストーカーで、光莉に嫉妬していることを利用して共犯関係になったと。
だとしたら母親として最低すぎるじゃんｗないない。宮沢りえだし。
強羅
真帆の電話の相手も、本木陽香の電話の相手も強羅だとしたらしっくりくると思うんだけどな。
河村たち「週刊追求」の人たちも言っていたように、林・本木陽香・バタコだと、なんかまとまりがないというか。強羅が裏で全部手を引いていたなら納得。でもありそうすぎで、ないかな…。
ピザカッターみたいなやつ（あれ何ていう刃物なの？）を猫おばさんに気づかれて撤退していたけど、あれで誰をどうしようとしていたのか。
猫おばさん最強説。
バタコと菱田朋子（と山田コーチ）
菱田朋子と山田コーチがした「親として許せないこと」を知っているらしいバタコ。
失踪当日、篤斗の誘拐を計画していたバタコは篤斗を尾行 → サッカー教室で朋子とコーチがしたことを目撃 → その後篤斗を「かがやきの世界」の車に乗せて誘拐
て感じなのかな。真帆と共謀していたのかはわからないけど。
二人が篤斗にしたと思われる「親として許せないこと」ってのはやっぱり、怪我をさせようとしたとかじゃないのかな。その後目撃された篤斗は膝に怪我をしていたみたいだし。でも篤斗が怪我をしたからって、キヨがエースになれるわけでもないのに動機が弱すぎるような？コーチは朋子に惚れてるんだから、別にコーチの采配一つでキヨを試合に出すこともできそうだし。
次回やっと篤斗が真実を話すみたいなので頑張ってほしいです。洗脳もとけてきたみたいだしね。
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ぷろびん＆刑事たち
今回は今まで常に一緒に行動していた二組のペアが別行動をとっていました。
こういうの、地味に気になります。
ぷろびんは裏方の町山くんと離ればなれに。「かがやきの世界」の連中に追いつかれたらあっさり町山くんを見捨ててたよね。ひど。
「かがやきの世界」から身を隠しつつ、動画の編集をしていたらしいぷろびんが最終的にやって来たのが「至上の時」。凌介の親友がやっている店だってわかってて…？町山くんはぷろびんが行きそうな場所として「至上の時」も候補に挙げてたのかな。
動画を上げることに協力してしまった日野とともに、ぷろびんの安否が気になります。
それと、阿久津刑事と落合刑事も初めての別行動。
阿久津刑事は光莉＆篤斗の事情聴取へ。
落合刑事は機動隊とともに「かがやきの世界」へ。
この二組が別行動をすることになったのには何か意味があるのか、ないのか。
前回までの謎
いまだに回収されていない謎。今回判明したところは赤字で追記しました♪
- 冷凍遺体の身元と発送した人物
→ 身元は「中村圭樹」でバタコの息子。発送したのはバタコ。 - 凌介の家にピンポンダッシュした人物（2話）
- 光莉のローファーを埋めた人物（2話）→ 本木？一星？
→ ローファーのタレコミがあったのと同じ公衆電話を使って、真帆から凌介に電話がかかってきました！（13話）
→ 一星が光莉の家出に協力していた事実は判明したものの、ローファーを埋めたのが誰かは不明。光莉はローファーのことは知らなかった。（15話） - 凌介の家の玄関に要冷凍シールを貼りまくった人物（4話）
- 菱田家の押入れの中身（4話）
→ 鼓太朗くんリーチ！も朋子に追い出される。朋子は清明に「もう少しで終わるから…」と。（14話）
→ 凌介が朋子に押入れの中身を見せるように言うと、朋子は瑞穂が凌介のポストに「それでも探しますか」の紙を入れている動画を披露してくる（15話） - 凌介の家にサッカーボールを蹴り入れた人物（4話）
- 謎の男（中村充）の正体
→ バタコの元夫。6年前に離婚。バタコに撲殺される。
→ 掘り起こされて棺に入れられる（16話） - ドラレコに映っていた赤い傘を差した人物
→ 後ろを歩いていた女子高生は光莉ではなかったことが判明（15話） - 「プロキシマ」に届いた脅迫状の中で一星が顔色を変えた手紙の中身（6話）
→ 本木陽香からの手紙か？（15話） - 真帆のスマホから凌介に送られてきた星空の写真の謎（6話）
- 篤斗の服（と思われるもの）をフリマに出品した人物（6話）
→ バタコ - 本木陽香が運んでいた大きな段ボール箱の中身（6話）
→ 光莉かと思ったけど、光莉が拉致された時期と合わない（15話） - 真帆と林の密会現場を撮影＆流出させた人物（7話）
→ 「それでも探しますか」の紙を凌介のポストに入れたのは瑞穂（15話） - 雫石（コメンテーター）が「凌介は学生時代の知り合い」だと言っていたことの真偽（7話）
- 真帆の財布をコインロッカーに入れた人物（9話）
- 清明に「話したら殺す」と聞かせたおじさん＆その後菱田家に侵入していたと思われる人物（9話）
- 篤斗を冷凍便で送ってきた人物（9話）→ 冷凍遺体を発送したのと同一人物
→ バタコ - 橘一星の母親の小料理屋の話題（9話＆10話）→ オープンしたばかりなのにリニューアル工事？
→ すみれによると、ボヤ騒ぎがあったかららしい（14話） - 菱田朋子と山田コーチが隠していること → 押入れの中身と関係あり？
→ 二人が篤斗にしたことをバタコが知っていることが判明（16話） - 「しちはごじゅうろく」の謎
- 瑞穂と等々力茉莉奈が共有している秘密（15話）
- 謎の手帳（16話）
- 光莉の美容室に予約の電話を入れた人物（16話）
- 「かがやきの世界」の信者たちが掘り起こしていた2つの遺体（16話）
→ 一人は中村充。もう一人は？
『真犯人フラグ 真相編』第16話 まとめ
この2話くらい、時系列がちょっと曖昧です。間違えているところが判明したらその都度直します！
飲み物にフグ毒を盛られてまだ1ヶ月も経っていないのに、またフグ毒を打ち込まれる凌介…
でも今回は意地でもバタコを離さず、阿久津刑事にも初めて褒められて、本当に良かったです。
もう完全に凌介は良い人だと思っているので、本当は凌介が黒幕だったとか、何か一つでも悪事に手を染めていたら泣くと思いますｗ
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