あらすじ・感想

『舞いあがれ!』第16・17週【あらすじと感想】工場編②

NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』第16週・第17週のあらすじと感想を好き勝手に書いています♪

ネタバレしています!

  • 第16週【母と私の挑戦】
  • 第17週【大きな夢に向かって】


 

『舞いあがれ!』あらすじと感想
第1~3週(幼少期編) 第4~6週(なにわバードマン編)
第7週(五島編①) 第8・9週(航空学校編①)
第10・11週(航空学校編②) 第12週(五島編②)
第13~15週(工場編①) 第16・17週(工場編②)
第18週(それぞれの門出) 第20・21週(恋愛・結婚編)
第22~24週(起業編) 第25週(未来編)

 

『舞いあがれ!』第16週【母と私の挑戦】

第72話(1/16)あらすじと感想【向かい風、キツイ…】

めぐみによる早急な経営改善計画実行により、信金への借金返済を半年延ばしてもらえることになったIWAKURA。今足りないのは新規の仕事。ということで、舞ちゃんは営業を担当することになりました!(梱包の仕事も続けながら)

めぐみが社長になったことをばんばに電話で報告するシーンもありましたね。舞ちゃんも、ハカタエアラインの内定を辞退したことを話しました。ばんばは舞ちゃんがパイロットになるのを楽しみにしていたのですが、

「よ~く決心したね」

とだけ言ってくれました。第三者が舞ちゃんにかける言葉として、これ以上のものはありませんね…。さすがばんば。

 

ばんばによると、五島の朝陽くんは初めて星空クラブのお友達を家に連れてきて、学校にも行く気になっているようです。

さて、めぐみは金融機関への書類作りで手一杯のため、営業の仕事は藤沢くんという社員と手分けしてやることに。

この藤沢って人、物腰は柔らかいけどめちゃくちゃ不親切じゃない??

舞ちゃんは社会人一年生なのに、何も教えてもらえることなく、藤沢の見よう見まねで営業の電話をかけるしかありません。

しかも、電話で断られたら直接会いに行くというのはわかるけど、これもいきなり舞ちゃんを一人で行かせるって??ありえない…

山田なんか、めぐみの前で舞ちゃんのことを「無駄に張り切ってはるわ…」と溜息まじりに。IWAKURAの職人以外の従業員、最悪なんですけど。(最後に職人の一人も舞ちゃんに嫌味言ってたからキライ)

一人で営業といっても、アポなしなので当然断られる舞ちゃん。担当者がいても、なんも知らんような小娘に一人で来られても…と多分思われたのでしょう。相手にしてもらえません。

そんな中、浩太に世話になったと言うカワチ鋲螺の森本さんという人が話を聞いてくれましたが、商品のことを知りもしないで営業に来た舞ちゃんなので、厳しいことを言われてしまいました。

カワチ鋲螺とは

第13話で出てきた会社です。舞ちゃんがまだ子供だった頃、イワクラは大口の取引先に契約を切られてしまい、大ピンチに。新しい仕事を得るべく浩太が営業しに行った会社のひとつにカワチ鋲螺がありました。

当時森本さんには冷たくあしらわれていましたが、若い社員が「他で断られた特殊ネジの仕事をお願いしてはどうか」と言ってくれ、その仕事が成功し、イワクラは存続できたのです。

ちなみに契約を切られた会社には「これからはネジとして使えるだけでなく、美しいネジじゃないとダメ」だと言われ、それが現在のIWAKURAの高品質なネジに繋がっていったと思われます。

ネジのことを知らないとダメだ…と思った舞ちゃん。

笠やんにネジのことを教えてもらうべく、弟子入りか?! つづく…

 

↑ネジの勉強をこれから始める舞ちゃんに嫌味を言った社員

何…?このイライラしかしない展開は…。

確かに舞ちゃんは会社の明日がどうなるかもわからないという切羽詰まった時に「手伝う」「手伝う」と片手間感満載だったし、ネジのことを知らないのに一体どんな商談をまとめてくるつもりだったの?とは思ったけども。

営業の件は何も教えてくれない藤沢が悪くない?めぐみも「教えてやって」と言えばいいのに…

藤沢のよそよそしい態度には何か理由があるのでしょうか。

浩太が亡くなり、パイロットの道を諦めてまで工場のために働くことを選んだんだから、もう少し認めてあげてもらってもいいですか…

今さらだけど、娘が夢を諦めて恋人とも別れるという状況で、めぐみも「ええの?」だけってのはないと思いましたけどね…。母親だったら娘の幸せを一番に考えるはず…。

さすがに舞ちゃんが可哀想になってしまいました。

舞ちゃんは厳しい航空学校を卒業しているのだから、体力も知力もあるし、ただの新卒より肝も据わってると思う。ネジのことだって本気になればすぐに覚えられそう。とはいっても、畑違いの人(しかも社会人経験なし)が突然入ってきても即戦力にはならないし、仲間がリストラされて、社長の身内に入ってこられてもって感じなんでしょうか。

山田は一周回って笑えてきました。リーマンショック以降IWAKURAはずっと大変で、舞ちゃんは今お母ちゃんを支えたい、工場を守りたいという気持ちでいっぱい。そのせいで柏木とも別れたばかりなのに、それを知らないにしても、仕事中に「彼氏いるの?」とか聞いちゃうのw のんきですよね。まぁ山田からしたら職場なんてどこでも良いんだろうな。潰れない限り居座るけど、それだけ、みたいな。どうしても舞ちゃん寄りで見ちゃうから嫌なやつに思えるけど、職場に特に思い入れなさそうなその気持ちはわかる。

でも一生懸命頑張る舞ちゃんみたいな子は嫌いじゃないと思うんだよね。藤沢と違って仕事は教えていたし、実はこれからいい人になったりするのかな…。そういえば、先週は舞ちゃんにお茶入れてあげてたんですよね。見間違いかと思ったけどw

ツンデレならツンがすぎる…。

舞ちゃんの周りの女性たちって、良い人なのになぜか最初は舞ちゃんに当たりがキツイですよね。おとなしそうな美人の宿命なのかい?w 久留美、由良先輩、倫子。そして山田、と続くのか?

第73話(1/17)あらすじと感想【合コン三昧の山田】

終業後、笠やんからネジの講義を受けている舞ちゃん。めぐみも一緒に勉強しています。

山田&従業員たちはその様子を見て呆れ顔。

「笠巻さんも大変やな、素人相手に。その素人がうちの社長なんて情けないわ」

って、これが浩太が命をかけてまで守ろうとしていた従業員なのでしょうか。これから逆転劇が描かれるにしても、腹立つ!

従業員の反発もわかるけど、浩太への恩があるならこんな露骨に出すかな?

でもIWAKURAに一人だけいる女性の職人・土屋さんは、「ネジが好きだから」と一緒に笠やんの講義を受けていました。

 

山田は?もちろん合コンです!👍

そんな中、悠人が「工場を取り壊してマンションを建てないか」と提案しにやって来ました。

初期投資は悠人がしてくれるそうです。そうすれば借金もなくなり、めぐみは家賃収入で生活ができる。今より楽になると言います。

悠人なりに考えてくれての提案ですが、めぐみは楽じゃなくても工場を続けたいのです。

舞も「お母ちゃんと二人で工場を立て直す!営業もっと頑張る!」と張り切っちゃって、逆効果…。

でも現実問題、まだ新しい仕事は取れておらず、信金も半年しか待ってくれません。半年ジタバタしても無駄、売るなら早い方がいいと悠人は言いますが…。

一人で営業の練習をしている舞ちゃん。機械の名前を思い出しながら「かっこええなぁ」と言っていたので、やっぱりものづくりも好きなんだよね。

だけど、そんなに簡単に仕事は取れません。

山田は今夜も合コンです。お疲れ様です!よっしゃ!✊

やっぱり山田は舞ちゃんのことが気になって仕方ないって感じですね。

嫌いなら無視しとけばいいのに、わざわざ「お嬢さんって要領悪いですよね。パイロットになる道があったのにこんな工場に来て」と言ってきたりして。山田は「どっかに逃げる方法ばっか考えている」と言って合コンばかり行っている割には何も成果が上がらないのか、ずっと居座っているけど。

舞ちゃんが疲れて家に帰ると、五島にいる貴司から葉書が届いていました。

君が行く

新たな道を

照らすよう

千億の星に

頼んでおいた

夜空を見上げる舞ちゃん。

カフェに行くと、久留美と八神先生が来ていました。サンドイッチの八神先生です。3歳からバイオリンを習っているんだって。チャラそうに見えたけど、お坊ちゃんだわね。

 

八神先生、背が高いな!

久留美は春に八神先生から告白されたそうなのですが、一度断ったようです。でも友達として一緒にご飯を食べたり勉強会をしているうちに、自分の気持ちに気づき、付き合い始めたんだって。

今は何月?『舞いあがれ!』の時系列をチェックする

舞ちゃんの状況を察してなかなか言えなかったのですが、舞ちゃんは「幸せ分けてもらえて、めっちゃ嬉しい」と喜んでいました。柏木と別れたばかりなのに友達の幸せを素直に喜べる舞ちゃん。いい子だね。

舞ちゃんも「私も元気出ることあった!」と、貴司からの葉書を見せました。

この貴司の短歌、泣けちゃった。柏木とも別れ、工場の人たちにも冷たくされて、営業もうまくいかない舞ちゃんにとって、「君が行く 新たな道を 照らすよう 千億の星に 頼んでおいた」ってほんと沁みる。沁みるよ!

山田に言われた「要領が悪い」という言葉も気にしちゃってたし…。カフェの主人が「そっちの方が人間らしくて好き」って言ってくれて良かった。

山田がこのまま痛い目を見ないで良い人になる展開は許さないw




第74話(1/18)あらすじと感想【やっと舞いあがる!?】

舞ちゃんって、こうと決めたらとことん頑張る子だよね。

人力飛行機のパイロットになる時もストイックにトレーニングに励んでしっかり身体を仕上げていたし、航空学校にも一発合格、着陸が苦手となれば教官に特別レッスンを願い出る…

今回も時間を惜しんでネジのことを猛勉強しています。

だから、展開的に「え…w」と思うことがあっても、結局頑張れ…!って応援してしまうのです。

そして、舞ちゃんに仕事を教えない営業の藤沢は、意地悪とかではなく、ただのポンコツでした~~~

藤沢がリーマンショックの時に格安で受けてしまった仕事が、やればやるほど赤字を生む事態になり、それが経営を圧迫していることに気づいためぐみ。

ところで、太陽光発電の時に作ったネジがありましたね。フライングで量産を始めたものの、発注がなくなり在庫だけが残ってしまったネジです。このネジにはIWAKURAの技術が凝縮されていると言う笠やん。舞ちゃんがこのネジを営業に持って行こうとすると、笠やんに「こっち」と完成品を渡されました。最初に持っていた方は「秘密」だと言う笠やん。なんだろ。

私ならこのネジ、見るのも嫌だろうな。お父ちゃんの命を縮める原因になったネジだもん…。舞ちゃんは強いな。

笠やんによる勉強会も続いています。

藤沢が赤字を出した会社のネジについても解説してくれていました。女性の職人・土屋さんや、藤沢も参加。ドアのところから見ている社員もいました。だんだん浸透していくのかな、この勉強会。めぐみさん、笠やんに特別手当出してやってね…。

赤字のネジの値段について一晩考えていためぐみ。朝までにはいくらで売るか決めて、早速値上げ交渉に行くことに。めぐみさん、仕事のことで結構徹夜してるから身体壊さないか心配…。

舞ちゃんも、もう一度カワチ鋲螺の森本さんに会いに行きました。太陽光発電に使うはずだったネジを見せて、IWAKURAの技術をアピールします。勉強したことは認めてもらえましたが、やっぱりそう簡単に仕事はもらえません。

追いかけて頭を下げる舞ちゃん。その姿が在りし日の浩太と重なって見えた森本さん。なんか泣ける…。窓から見える空には飛行機が飛んでいます。

 

その頃、めぐみも値上げ交渉に挑んでいましたが、先方がすんなり受け入れるわけもなく…。「藤沢くんがこの価格でと頼み込んできたから…。社長が奥さんに変わったと思ったらいきなり値上げの申し入れですか。やっぱり主婦が家計を見直すみたいなことしかできはれへんのやねぇ」だって!だって!!

しかしめぐみも引きません。主婦が家庭を守るように、社長は会社を守らないといけないのです。

「あと3ヶ月、今のままやらせてもらいます。その間にもっと安く受けてくれる会社を探していただければ…。でも、そんな会社ありますやろか…(赤字よりはマシというくらいのギリギリの価格やからな…)。もちろんタダでとは言いません。今後新しいご依頼をいただいた際には、設計段階でコスト的にメリットのある提案をプラスアルファでやらせてもらいます。新しい価格は、職人たちが持つ高い技術への正当な対価だと思っております」

 

めぐみさんめっちゃ交渉上手!ただ頭を下げるだけだった浩太より向いてるわ。

その姿を見ていた藤沢くん。「社長ホンマかっこよかった!」と社員たちに嬉しそうに話していました。ポンコツだけど悪い人じゃない…。社員たちの社長を見る目も変わってきそうです。ナイス藤沢。

成果ゼロで帰社した舞ちゃんだけど、藤沢くんの話を聞いて嬉しそう。するとカワチ鋲螺の森本さんから舞ちゃんに電話がかかってきました!

なんと!薄型テレビに使うネジの見積もり依頼です!「すぐ伺います!」と事務所を飛び出す舞ちゃん。藤沢くんも後を追います。

仕事がもらえるかも!喜ぶ一同。山田もめっちゃびっくりして喜んでるw

興奮して、ホワイトボードの舞ちゃんのところに「営業!」と書いてましたね。

もう、山田の一挙一動が気になって仕方ないよw

やっと明るい方向に行きそうですね。リーマンショックからずっと見てるの辛かったですよ。

前回は工場を取り壊してマンション建てる方がいいじゃんってちょっと思ったけど、頑張ってる人が報われるストーリーであってほしい。せめてドラマの中だけでも…そういう希望が見たいよね。

単純だけど、今日は泣いた。w

あと、技術面だけでなくコスト面も網羅している笠やんの講習は、入社時に全社員が受けた方がいい!

第75話(1/19)あらすじと感想【めぐみの決断】

舞ちゃんは無事、カワチ鋲螺から試作の仕事をもらえたようです。

でもせっかく新しい仕事を取ってきても、設計できる人がいない、とな…?

設計とは、図面通りのネジを作るためにどんな工程で加工していくかを決めることです。IWAKURAでこの設計ができるのは、浩太と章兄ちゃんだけだったようです。

そこで名乗りをあげた尾藤くんという若い職人さん。章兄ちゃんから特訓を受けたと言っています。

今までモブだったキャラが「ド~ンと任せてくれ」って言っても不安しかない…と思っていたら、案の定、失敗して5万円の金型を無駄にしてしまいました。

舞ちゃんは章兄ちゃんに連絡することに。IWAKURAが大変な時に(今も大変だけど)、給料を倍出すと言われて、生活のため泣く泣く扇さんとこに引き抜かれていった職人さんです。舞ちゃんが子供の頃から工場にいて、若い頃はいつも笠やんに怒鳴られていましたよね…。模型飛行機を作るのにも手を貸してくれて、舞ちゃんにとってはほんとにお兄ちゃん的な存在でした。

しかし、舞ちゃんからの電話に出なかった章兄ちゃん。舞ちゃんは留守電に「設計のことで相談したいからうめづで待っている」と伝言を残しましたが、来ませんでした…。

でも、その後工場に来てくれた章兄ちゃん。

もう違う会社の人だからIWAKURAを手伝う義理はないんだけど、自分が辞めた後に浩太が急死してしまい、まともに設計ができる人間がいないということを案じてくれてたりしてたのかな…。IWAKURAに恩返しがしたい、と言われてめぐみも図面を見せることに。

章兄ちゃんが手伝いに来られる終業後に作業をすることになりましたが、職人さんたちは章兄ちゃんを頼ることに否定的です。まぁしょうがないよね…。

でも、役に立つのかわからないけど、しばらく合コンがないという山田、そして営業の藤沢くんが手伝ってくれることになりました。職人の中でも土屋さん、宮坂さん、笠やんが残ってくれることに。

 

章兄ちゃんは今の職場の許しを得て手伝いに来てくれているようです。

仕事する楽しさを久しぶりに思い出したと言う章兄ちゃん。扇さんとこはあんまり楽しくないのかな…。IWAKURAに戻ってきたそうでした。

でも、現実問題、IWAKURAには章兄ちゃんを雇い直せるお金がないのです。

その夜、悠人が「マンションにするなら初期投資はする」と言っていたのを思い出しためぐみ。お金…あるなぁ。(とは言ってないけどw)

駆け引き上手なめぐみなので、交渉は成立した模様。新しい仕事が薄型テレビの部品というのも良かったのかな。これから需要がある=投資する価値ありと悠人も判断したのでしょう…。

翌日、めぐみはIWAKURAを悠人に売ることを発表。

土地と工場を売って借金を全部返し、残ったお金を運転資金に。悠人に家賃を払って、自分たちはこれまで通りネジを作り続けると。

「息子さん、信じて大丈夫なんですか…?」

職人たちから信用されてない悠人w

買い取った途端建物を取り壊してマンションにしそうって?でも、悠人なりに母と妹を心配しているし、これは投資にはシビアな悠人を納得させたっていう話だよね。舞ちゃんみたいにお願いするだけじゃなくて、めぐみはビジネスとしてちゃんと交渉したんだと思います。そのために前回めぐみが駆け引き上手なとこ見せたんだよね?

でもこれでお金ができて章兄ちゃんを雇い直すというのも、リストラした人たちに顔向けできないというか…。設計ができる人がいないから仕方ないのかな。

先に章兄ちゃんを引き抜いたのは扇さんだし、引き抜いた直後に浩太が急死したことも知っているだろうから、IWAKURAに戻るのはすんなりいきそうですが。

第76話(1/20)あらすじと感想【少しずつ、上昇】

カワチ鋲螺の納期まで一週間。連日連夜の試作の末、ついにネジが完成しました!

最初は協力的でなかった社員たちもいつの間にか集まり、夜になってもにぎやかなIWAKURA。章兄ちゃんの人望かな…

その様子を見て舞ちゃんは、浩太が最後の夜に「この工場には夢が詰まっている」と語っていたことを思い出していました。工場を手放していたら、これまで作ってきたネジのレシピや機械、仲間たち…今見ている風景がみんなバラバラになってしまうところだったんですよね…。

試作品は無事合格し、大量注文をゲット!

さらに章兄ちゃんもIWAKURAに復帰!

舞ちゃんは初めて仕事が取れたことを五島のばんばにも報告しました。

五島では朝陽くんが学校に行けるようになり、母親の美知留さんは漁協の仕事を見つけてばんばの家を出ることに。といっても近くに家を借りたそうなので、いつでも会えるみたいです!

一太の父で役場に勤めている信吾さんは、こうやって都会になじめない子を受け入れる仕組みをちゃんと作っていきたいと言っていました。島の明るい未来に思いを馳せる一同。

貴司は朝陽くんを見送った後、東大阪に帰ってきました。朝陽くん、貴司に「手紙書く」と言っていましたね。寂しそうなほっぺに胸がキュッとなりました。離れてもずっと文通してそうな二人です。

久しぶりに「うめづ」に集まった幼馴染3人。

貴司はなんと「今月の新鋭歌人」として新聞に載ったそうです!嬉しそうな雪乃さん♪

  • 陽だまりの 方へ寝返り 打つように 昆布は水に ひらいていった
  • 幾たびか 咳に目覚めて 対岸の 灯を恋うように 朝を待ってる
  • 暗闇の どこで鳴いている 三毛猫よ 白い部分手がかりに捜す
  • 落ち込んで 立ち直るまでの 僕の歌 パラパラマンガのように眺める
  • 麻酔から 覚める心地で 見分けゆく 雨に揺れる葉、風に揺れる

貴司の短歌は「着眼点が面白い歌人である」と評価されていました。

なんだか五島でのゆったりとした時間の流れを表しているようで、どの歌も貴司が寝ころんでいる姿が目に浮かぶのですがw

そこへ登場したのは、なんと八木のおっちゃん!

 

貴司の歌が新聞に載ったのを見て、どこからか来てくれたようです。「心にスッと溶け込む歌、作れるようになったやんか」と褒めてくれましたね!

「デラシネは任せる」と、鍵をもらった貴司。あの古本屋さん、おっちゃんのものだったんだ!そして唐突に貴司の仕事が決まったw

さて、IWAKURAは借金もなくなり、大きい仕事も受注しました。新しいスタートに向けてチーム力を上げていきたい!ということで、目安箱を設置することに。

箱は舞ちゃんの自作かなw

舞ちゃんは浩太の仏前にも初めて取った仕事のことを報告しました。浩太が最後に作ったネジを持って営業に行き、かつては浩太も窮地を救われた会社からもらった仕事です。お父ちゃんが助けてくれたに違いありません。

お父ちゃんともっと話がしたかったと言う舞ちゃん。ネジのこと、営業のこと、今だからこそ話したいことがたくさんありますよね😢

めぐみの「会いたいなぁ…」にも涙でした。

でも、浩太が生きていたらIWAKURAはどうなっていたのかと思うと…。悠人に投資をお願いすることも、従業員をリストラすることもできなさそうだし、めぐみが取引先に交渉に行くこともなければ経営手腕を発揮することもない。営業の藤沢くんも設計の尾藤くんも使えない…。舞ちゃんみたいにやる気のある社員がいなければ、山田も覚醒しなさそうだし。

悠人はやっぱり会社の借金を肩代わりしようと思えばすぐできたのに、安易に手を貸さないで、家族にとって最善の方法を考えていたんだよね。めぐみさんが経営者として案外有能だって気づいて嬉しそうだったw

自分の仕事をずっと理解してもらえなくて、悔しい思いもしてきただろうに。ついに分かり合えないままだった浩太と悠人がほんとに悲しい。お父ちゃん、見てるかな?悠人が工場を救ってくれたよ…




『舞いあがれ!』第17週【大きな夢に向かって】

第77話(1/23)あらすじと感想【航空機の部品を作りたい!】

2013年8月。

舞ちゃんがIWAKURAの正式な社員となって4年が経ちました。今や舞ちゃんは営業部のエースとして会社を支える存在に。

『舞いあがれ!』の時系列はこちら

いつの間にか車の免許も取ったみたいですね!営業から戻ってきて、飛んでいる飛行機を見上げる舞ちゃん。

山田もまだいます。すっかり舞ちゃんと仲良しになってますね。

 

IWAKURAの業績は右肩上がり。機械も人も増やさないと追いつかない状態です。嬉しい悲鳴ってやつですね。4年でめぐみさん、よく頑張ったね…涙。

人手を増やしたいんだけど、4年前にリストラした職人さんたちは今の職場で上手くいっているようで、戻ってきてほしいとは言えなかったみたいです。

梱包のパートさんたちにも戻ってきてもらえるようにお願いしているようですね。

4年前、八木のおっちゃんから古本屋のデラシネを任された貴司は、昔のように子供たちに開放しつつ、自分でも短歌の創作に励んでいます。

陽菜ちゃんと大樹くん(大ちゃん)という子たちが来ていましたね。

たこせんを食べに行く子供たちと入れ替わるように、仕事を終えた舞ちゃんがデラシネにやってきました。

貴司は短歌賞に応募する短歌を50首選んでいるところでした。長山短歌賞という、短歌界の芥川賞と言われる賞に応募しようとしているんですね。一人で作っていても上達しないから、応募して批評してもらいたいと言っています。

選ぶのを手伝うと言って、一つ手にとってみる舞ちゃん。

「舞い落ちる 桜の花片(はなびら)乗せたとき オダマキの葉の 揺れが止まった」

咲いてる桜じゃなくて小さい葉っぱ見てるのが貴司らしい、人と違うところを見てるとこがいいと歌を褒めます。

余談ですが、子供が描いた絵を褒める時とかも「上手」だけじゃなくて、具体的に良いところを言ってあげるといいと育児書に書いてます。言われたらその通りなんだけど、これがなかなか難しいんですよね(^^;)

舞ちゃんの褒め方が素敵✨

貴司は名古屋の喫茶店で覚えたというナポリタンを作ってくれました。美味しそう。

 

夜、「歩みノート」を一冊取り出して、お父ちゃんに語りかける舞ちゃん。

「工場も軌道に乗ってきたし、もう一歩踏み出したい。飛行機の部品を作ってジェット機に乗せるというお父ちゃんの夢を叶えたい!」

IWAKURAに、梱包のパートだった西口さんと入江さんが戻ってきてくれました。(もう一人はすでに戻ってきてくれてたみたい)

苦渋の決断でパートさんたちをリストラした時、「必ず工場を立て直します。その時はまたお願いします」と頭を下げてたお父ちゃん😢

この光景をお父ちゃんに見せてあげたいね…

 

舞ちゃんはめぐみに「航空機産業参入支援セミナー」に一緒に行ってほしいとお願いしました。これは航空機の部品を作りたい企業が参加するセミナーです。

でも「航空機の部品はIWAKURAにはまだ無理だ」と言うめぐみ。技術はあっても設備がないのですね。高価な機械も必要になるし、工場ももっと広げないといけない。品質保証の問題もあります。舞ちゃんは「JIS Q 9100」を取得すると言ってます。

JIS Q 9100とは

航空宇宙・防衛産業に特化した品質マネジメントシステムに関する国際規格。
米国AS 9100や欧州EN 9100と技術的に同等であり、世界の航空宇宙・防衛産業でグローバルな部品調達基準として採用されています。

日本品質保証機構HPより

取得するのは相当難しいようですよ。

航空機の部品を作るのがお父ちゃんの夢だったことはめぐみも知っているから、舞ちゃんの気持ちはわかるけれど、リスクが大きいのです。

航空機の部品を作ることがどれだけ大変なことか、勉強すればするほどわかってきたけど、大変だからこそ、IWAKURAのみんなと挑戦したいと言う舞ちゃん。

人力飛行機のパイロットを務めることになった大学生の頃、なにわバードマンのみんながバラバラになってしまって落ち込んでいた舞ちゃんを、お父ちゃんは「一歩ずつ登っていったらいつかは山の頂上に辿り着ける」と励ましてくれたんですよね。

そしてその言葉は、人工衛星に関わる会社の工場見学へ行き、当時のイワクラとの技術や意識の高さの違いにショックを受けた浩太自身への励ましでもありました。

第22話のシーンです…😢

「いつか飛行機にIWAKURAの部品を載せたい」と社員の前で語っていたお父ちゃんの回想シーンは泣けました…

舞ちゃん「一緒に山の頂上目指そう」

めぐみ「わかった!」

めぐみさん、はや~~~~いw

お父ちゃんが3億の借金して新しい工場を建てようとしていた時も、めぐみさんはリスクを考えて反対していました。

というか新工場の建設は浩太がほぼ独断で決めてしまって、めぐみには事後報告でしたよね…。

その結果、どうなった??

この4年間、舞ちゃんは(多分)おとなしく営業に邁進し、めぐみは経営全般を舵取りしていたからこそ、IWAKURAは順調に成長できたと思うのですが、舞ちゃんの「やりたい」だけで突っ走って大丈夫かなぁ。まぁ、舞ちゃんのドラマだから紆余曲折はあっても上手くいくんだろうけど。

リスクが高いって言ってるのに「やりたいやりたい」って言う舞ちゃんの真剣な目を見てたらなんかイラっとしましたw

第78話(1/24)あらすじと感想【航空機産業参入支援セミナー】

デラシネに来ていた陽菜ちゃんに「二人、つきあってんの?」と訊かれた舞ちゃんと貴司。

舞ちゃんは「友達」と即答してました。

でも貴司は舞ちゃんのこと特別な思いで見てそう。

本当は短歌を賞に応募することに不安も感じていた貴司。短歌は自分の全てなのに、もし賞を取れなかったら…とか酷評されたら…とか、色々考えちゃったんだろうね。メンタル強い方じゃないし。でも舞ちゃんが応募作品を入れた封筒に「貴司くんの思いが伝わりますように…」と念を込めたのを見て、そっか、思いが伝わればいいんだと肩の力が抜けたような感じがしました。

 

髭を生やしていても隠しきれない貴司の清潔感。

舞ちゃんが就職延期になって五島に行った時もそうだったけど、お互いにさりげなく支え合っている感じが、見ていてほっとする二人ですよね。

舞ちゃんが大人なのに勉強している姿もそうだし、二人が仲良く温かい雰囲気で過ごしている姿を見せるのも、デラシネに来ている子供たちにとっては良さそう。

悠人が出てきました!

 

カフェ・ノーサイドでめぐみと話をしています。IWAKURAが順調なので、悠人も良い投資ができたと満足そう。家賃がどれくらいかわからないけど、投資した分を取り戻すのにどれくらいかかるのかしら…。

航空機の部品作りを視野に入れていると聞いて、悠人は「やれるだけやってみたらいいんじゃない」って感じです。お父ちゃんの夢を鼻で笑ったこと、今はきっと後悔しているよね…。あの時は夢物語みたいだったから仕方ないんだけどね。ほんとに浩太が亡くなってしまったことが悲しい…。でもお父ちゃん、今は別のドラマで総理大臣やってるから忙しいもんね…

悠人はリッチな投資家として、今や(一部の)若者から憧れられる存在になっているようです。カフェにいた男の子に声をかけられていました。颯爽と無視して出て行ったけどw

さて、舞ちゃんがめぐみにプレゼンした「航空機産業参入支援セミナー」が開催されています。

やはり航空機の部品というのは、自動車と比べて数も多いし求められるレベルも高いため、めぐみも言っていたように新しい設備が必要になるようです。航空機の部品に特化した設備を整えないといけないのに資金援助も難しいとなると、参入できる企業は限られてしまいます。

資金援助はできないけど、中小企業が参入するためにはどうすれば良いかみんなで考えましょう!ってセミナーなの?

そんな中、みんなの前で「複数の会社が協力すれば良いのではないか」と発言した舞ちゃん。

東大阪の町工場はそれぞれ独自の技術を持っており、それを合わせれば素晴らしい部品を作ることができる、発注側にもこんなメリットがある、と堂々と説明する舞ちゃんに、めぐみも目を見張っていました。

セミナー後、「岩倉」に反応した菱崎重工の荒金さん(鶴見辰吾)という人が話しかけてきました。苗字が気になっただけでなく、舞ちゃんの発言も面白いと思ってくれたようです。

 

複数の会社が協力するといっても、それぞれのプライドや思惑がある中、協力することができると思うか、と訊かれて「自分たちの部品を優れた製品に乗せたいという思いは同じだからできる」と満面の笑みで答えた舞ちゃん。

荒金「面白い…」

菱崎重工は日本の重工業でトップクラスの会社です。そしてお父ちゃんが工場を継ぐ前に働いていた会社でもあります…!年齢的に浩太と同期とかそんな感じだよね。きっと仲良しだったんだよ。

後日、わざわざIWAKURAの工場を見に来たくらいだから!




第79話(1/25)あらすじと感想【航空機部品の試作】

菱崎重工の荒金さんは、IWAKURAに仕事を持ってきてくれました。

航空機の新型エンジンに搭載するボルトの試作です。

実は別の会社にすでに依頼しているものだそうですが、試作が遅れているので他にできるところがないか探していると言っていました。

ボルトの素材はニッケル基合金。

これは今までIWAKURAで一度も扱ったことのない素材です。

職人さんたちに図面を見せますが、やっぱり難しいみたい。でもどうしてもやりたいと言い張る舞ちゃん。IWAKURAでできないことは東大阪の他の工場に協力をお願いするつもりのようです。

章兄ちゃんは「何をどこに頼めばいいかもピンとこない」、笠やんも「雲をつかむような話」だと言っていますが、舞ちゃんは難しいからこそやりたいと言って譲りません。それを営業の人に言われても…という気がしないでもありませんが。

確かにこれが成功したらIWAKURAはもっと成長するでしょう…あ~ここでお父ちゃんの回想シーンです。これはずるい!舞ちゃんを応援したくなる流れ。

でもお父ちゃんがよその工場に金型を頼んだ時は会社の存続がかかっていて、もうそうするしかないっていう状況だったんだけどね。

結局「お父ちゃんも頑固だったけど、あんたそれ以上やなぁ」と根負けした笠やん。

こうしてIWAKURAは、初めて航空機部品の試作に挑戦することになりました。

その名も「IWAKURA・夢」プロジェクト!!

舞ちゃんがプロジェクトリーダーです。

浩太に報告するめぐみさん、嬉しそうでしたね…。

そこへ、お隣の雪乃さんが城崎のおみやげを持って来てくれました。お店がお休みだったんだって。めぐみさん、27歳という妙齢の娘を持つ母親として、やっぱり気になるのは結婚のようです。舞ちゃん、仕事一筋だからね。

 

雪乃さんも「貴司は一生独身かも」と言ってましたね。「短冊に短歌書いてモテるのは平安時代まで」ともww

貴司の顔なら何しててもモテると思うけどw

お二人は舞ちゃんと貴司が付き合うとか結婚するかもとか微塵も思ってないのかしら。

お母ちゃんの心配をよそに、舞ちゃんは仕事の日々。

昨日も出てきた「JIS Q 9100」取得に向けて、密かに準備を始めていました。

これは航空機部品を製造する上で必要となる認証規格で、試作の段階ではマストではありませんが、本格参入する場合には必要となるのですね。

Q 検討開始から登録証発行までにどのくらいの期間がかかりますか?

A おおむね1年半~2年かかります。ただし、ISO 9001の認証を取得済みであるなど、お客さまの準備体制などによって期間は大きく異なります。

日本品質保証機構HPより

デスクにISO 9001に関する本もありましたよね。

舞ちゃんがめぐみに「航空機の部品を作りたい!」と言ってから試作の話が来るまで1ヶ月も経ってないので、「あ~、ちむの豚肉みたい…」と思っていたけれど、ここから先は長期のプロジェクトになりそうですね…。

ちむの豚肉

前作の朝ドラ「ちむどんどん」で、主人公の暢子が「近くにいい豚肉売ってないかなぁ」と思っていたら、すぐに豚肉が向こうからやってきた話。

もうISO 9001は取得済みで、JIS Q 9100も半年くらいでさくっと取れちゃったりして。

でも最初にボルトの試作を依頼された朝霧工業さんだっけ?からしたら、ポッと出てきた中小企業に仕事を取られたらかなわないですね。

第80話(1/26)あらすじと感想【小森さん】

航空機部品の試作に向けて頑張っているIWAKURA・夢プロジェクトのメンバーたち(プロジェクト名もっと他になかったのかなw)。

でもやっぱりニッケルの加工は難しいようで、長井さんとこの機械を使わせてもらうことになりました。

長井さんといえば、4年前、リストラを拒否していた小森さんの再就職先・長井金属工業です。「IWAKURAで働いていることが自慢」だと言っていた小森さん。舞ちゃん(とめぐみさん)のことはちょっとまだ許せないみたいだけど、亡き浩太と笠やんのために協力してくれることになりました。

 

舞ちゃん、「父の夢だった」って言ったら何でも通ると思ってません…?

ちなみに、長井さんは後継者がいないことなどから、来月で会社を畳むことにしたそうです。なので職人たちの再就職先を探していると言っていますが、小森さんはそんなこと一言も言っていませんでした。戻って来たくないのかな?

自分から「またIWAKURAで働かせてください」と頭を下げるのは嫌だったのか、はたまた一度必要ないと切られている以上、頼みづらかったのか…。でもめぐみは小森さんに戻ってきてほしいと思っているので、まず一日だけ来て今のIWAKURAを見てもらうことに。

もうリストラなんてしなくていいように、みんなに気持ちよく働いてもらえるように、この4年間で会社を変えてきたと言っていましたね。

その頃…。五島では、島に来る人を増やすためにはどうしたらよいか、「みじょカフェ」で話し合いが行われていました。(平和だなぁw)

でも、人は来てほしいけど、役場的に予算はあんまりないみたい…。

そんなことより(?)、なんとさくらとむっちゃんが結婚したようです!ついにむっちゃん登場か!と思いきや、夜釣りに行って疲れたとかで昼寝中でした。自由人w 最後まで出てこないパターンなのかな?

 

夜釣りと聞いて、釣り教室が良いのではとひらめいた一同。お金もかからないしねw

早速舞ちゃんにも電話して意見を聞いてみます。

営業で外回り中だった舞ちゃん。五島からの電話、嬉しそうでしたね。都会の街を運転する舞ちゃんを見て、なぜか成長したなぁ~と思いました。時は2013年だし、舞ちゃんももう27歳だもんね。

『舞いあがれ!』の時系列はこちら!

第81話(1/27)あらすじと感想【ボルト&貴司はどうなった!】

IWAKURAではボルトの試作が続いています。

小森さんのアドバイスもあって、だいぶ良いところまでいったようです。

その後の過程でまた新たな機械が必要になりそうですが、笠やんに当てがあるみたい。

そんな中、「うめづ」で長井さんの送別会が開かれました。

97年の歴史に幕、と聞いてしんみり。2代か3代か…続いてきたのに、跡継ぎがいなくて途絶えてしまうのは寂しいですね。でも最後の挨拶のキャンディーズで笑っちゃったw そういえば昔から親父ギャグかましてましたよねw

なんとも都合の良い展開だけど、小森さんがIWAKURAに戻ってきました。

そして笠やんの師匠・瀬川さんのところに機械を使わせてもらいに行った舞ちゃんたち。

試行錯誤を繰り返し、2013年10月。ついにボルトが完成!!

 

詳しい人だったらボルトを作る過程がよくわかったんだろうなぁ~と思いました。でも「ボルトができた」くらいしかわからない者でも、過程を丁寧に見せてくれたのは工場見学してるみたいで興味深かったです。…ていうか笠やんがほんとの職人さんにしか見えませんでした。特に最後のボルトを検品?しているシーン。東大阪に普通にいそう。

早速貴司に報告に行った舞ちゃん。

そこへちょうど、貴司の短歌が長山短歌賞を受賞したとの電話がかかってきました!

手を取り合って喜ぶ二人。その後「ごめん」と手を離すところが初々しくて高校生みたいなんだけど…もう27歳…

久留美にも連絡せな!と電話をかけたその時、なんと久留美は八神先生からプロポーズされている瞬間でした…!

その後、舞ちゃんとめぐみが夕飯を囲んでいたら、家の外には悠人の姿が。でも顔を出さずに去ってしまいました…。いつもなら寄るはずの「うめづ」も素通り。

 

来週は色んな人に色んなことが起こりそうで、ソワソワしてしまいますね…

悠人、投資に失敗したんじゃないよね?自信満々な人が挫折する姿見たくない…。人のこと頼るの苦手そうだし…。ついにあのビリケンさんもどきの出番がくるのかな。

プロポーズされて幸せいっぱいのはずの久留美も、義母登場で一波乱ありそう。そういえば八神先生は子供の頃からヴァイオリンを習っているお坊ちゃんっぽかったもんね。お父ちゃんが職を転々としている久留美は厳しいかもしれない…。久留美のせいじゃないのに…。

短歌賞を受賞した貴司も、顔出しがどうのとか言われていましたよね。貴司の顔を見たら顔出しを勧めるのもわかるけど、無理強いはやめていただきたい。あんな繊細な歌を詠む人なんですよ!

工場が好調ならその他に波乱が起こる。ドラマだからしょうがないですね。




まとめ

2022年10月スタートの連続テレビ小説『舞いあがれ!』

  • 第16週【母と私の挑戦】
  • 第17週【大きな夢に向かって】

のあらすじと感想を書いています!

 

『舞いあがれ!』あらすじと感想
第1週~第3週(幼少期編) 第4週~第6週(なにわバードマン編)
第7週(五島編①) 第8・9週(航空学校編①)
第10・11週(航空学校編②) 第12週(五島編②)
第13~15週(工場編①) 第16・17週(工場編②)
第18週(それぞれの門出) 第20・21週(恋愛・結婚編)
第22~24週(起業編) 第25週(未来編)