NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』第10週・第11週のあらすじと感想です♪
- 第10週【別れと初恋】
- 第11週【笑顔のフライト】
『舞いあがれ!』あらすじと感想 | |
第1~3週(幼少期編) | 第4~6週(なにわバードマン編) |
第7週(五島編①) | 第8・9週(航空学校編①) |
第10・11週(航空学校編②) | 第12週(五島編②) |
第13~15週(工場編①) | 第16・17週(工場編②) |
第18週(それぞれの門出) | 第20・21週(恋愛・結婚編) |
第22~24週(起業編) | 第25週(未来編) |
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『舞いあがれ!』第10週【別れと初恋】
第46話(12/5)あらすじと感想【プリソロチェック!】
中間審査(プリソロチェック)前日。
柏木「岩倉…俺、お前のこと…」で、終わった先週。
柏木はしばらく溜めた後、「…ふふっいや、ごめん。何でもない。じゃまた明日!」と言い残し、颯爽と去って行きました。
突然こんなことを言われ、「何なん?!」と動揺して眠れなくなってしまった舞ちゃん。…大事な審査の前に可哀想!!
いつの間にか眠りには落ちていたけれど、変な夢を見てしまいました。完全に柏木を意識してしまっているではないですか!
審査前に可哀想といえば、中澤に届いていた封書の中身。それはやはり離婚届でした。奥さんは明日が中間審査だとか知らないので仕方ないのでしょうが、そもそもそういう日程を伝え合えるような関係性ではないというのがもうね…。
中澤には離婚する気はないみたいだけれど、「家族のためにパイロットになろうと思ってるのに云々…」と言いながら、さすがに落ち込んでいます。それを見た倫子は(お前のそういう態度だよ)とか多分色々言いたいことはあっただろうけど全部飲み込んで、「なよなよするだけなら、今は明日のプリソロチェックに集中しなよ!」と一喝。そのおかげで?中澤はなんとか翌朝には気持ちを切り替えられたようです。
中澤ってキャラ的には好きになれないけど、よく見たら中の人はめっちゃ整った顔しているなぁ。
さて、プリソロチェック当日の朝。舞ちゃんと柏木はお互いに意識してしまって、食堂には気まずい空気が漂っています。
何かを察した水島の発案により、6人で円陣を組むことにw
何て言おうかな…と水島が迷っていたら舞ちゃんが「合格するぞー!おー…。ちゃうか?」って可愛かったなぁ。
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【プリソロチェック】とは、学生が今後一人での飛行訓練ができるかを審査することで、脱落者が出ることも多いのだとか。「フェイル」と言い渡された学生は、一週間以内に学校から去らなければなりません。
審査はいつもの担当教官とは別の教官が行います。
審査をする教官に「情けはいりません。厳しく審査してください」と言っている大河内教官。渋くてかっこいいw
トップバッターは柏木学生です。
飛行機には大河内教官と柏木、そして後部座席に審査する教官と舞ちゃんが乗りました。水島学生は管制塔にいましたね。
迷子野郎を克服した柏木はそつなくこなし、きっと高評価だったことでしょう。
続いて舞ちゃん。
「パワーアイドル!」が可愛くて、アイドル戦士とかの決め台詞に聞こえますw
集中して頑張りましたが、着陸直前で右に流されてしまいました。
大河内教官が操縦桿を握ろうとした時、舞ちゃんが「ゴーアラウンド!」と叫び、着陸をやり直すことに。ここで教官が補助したら一発不合格だったりするのでしょうか…?
今度こそと思った舞ちゃんでしたが、やり直した着陸もセンターラインを外してしまいました。
後部座席から終始心配そうに舞ちゃんを見つめる柏木の目が優しかったですw
審査の結果は果たして…
そして管制塔で手が震えていた水島も大丈夫かな…。
第47話(12/6)あらすじと感想【別れ】
プリソロチェックの結果、柏木学生は合格。
舞ちゃんもなんとか合格。着陸に課題は残るものの、咄嗟の判断で危険を回避できたことが評価されたようです。
水島学生は不合格を言い渡され、再審査となりました。
柏木によると、水島は管制官からの指示を理解していないのにわかったフリをして、間違えた判断をしてしまったようです。上空で待機しなければならないのに、着陸しようとして教官に止められてました。怖すぎます。
水島は同時に複数のことができないんですね。操縦で頭がいっぱいになると、管制官からの指示が入らなくなるのかな。舞ちゃんのように聞き直したら良かったのに、それすらする余裕がないというのはちょっと厳しいかもしれません。一つのミスが重大事故に繋がりかねない仕事ですからね…。
柏木は管制官の役をやって、再審査に向けた水島の練習に付き合いました。何でもできる柏木。もう教官になれそう。
一方の舞ちゃんは、大河内教官に直談判しに行きました。この子、自分が行けば何でもどうにかなると思ってるとこない?しかも、自分もギリギリの合格だったのに人のこと気にしてる場合?
水島学生がすごく頑張っていることを教官に訴え、再審査をよろしくお願いしますと頭を下げますが、再審査を担当する大河内は「勘違いするな」とピシャリ。取りつく島もありません。当たり前だけど、さすがサンダー大河内。
残念ながら、努力をしてもパイロットになれない学生というのはいて、教官はそういう学生を落とすのも仕事です。至極当然のことだと思います。適性のない人間をパイロットにする方が怖いです。
3日後、水島学生の再審査が行われましたが、結果はフェイル、退学です。
おちゃらけながら荷造りをする水島。
柏木の背中も暗いし、舞ちゃんも膝を抱えてしまってます。ムードメーカーの水島にはいつも元気をもらっていたから…。
それは倫子も同じでした。なんだかんだ言って数ヶ月間寝食をともにした仲間だもんね。でも倫子はそこらへん冷静で、努力しても届かない人は届かない、自分たちはそれくらい厳しい世界にいるということを理解していました。
舞ちゃんはそんなの理解したくないのか、厳しいことを言う大河内教官のことまで信じられなくなってしまったようです。(えぇぇ?)
荷造りをしている水島の、実家からたくさん送られてきた缶詰が切なかったですね😢。卒業する時までもちそうな量。
水島はお父さんに何をやっても続かない、ダメなやつだと思われてると言っていました。父から見てそういうところはあったのかもしれないけど、本当にダメなやつなら航空学校なんて受からないと思うんだけどね。
柏木は、いつまでもふざけている水島に「お前はそんな半端な気持ちでやってなかっただろ?!素直に悔しいって言えよ!」と涙ながらに訴えます。(突然の感情爆発)
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「親父に代わって言ってやる、お前は絶対ダメなんかじゃない」と柏木に言われて、水島もようやく「悔しい」と本音が言えました。
きっと何をやってもお父さんに否定されて、本音が言えなくなっていたんだろうな。本音をごまかしておちゃらけたり、わかってないのにわかったフリもしていたんだろうな。本当に、せっかくここまで来たのに、その呪縛から逃れられずに退学になってしまうのは残念です。けど、試験の前日に余裕で携帯をいじってたりとか、本当に最善を尽くしたと言えるのだろうか…とも一瞬思ってしまいました。
最初は退学になっても戻る場所があるっていいじゃんと思っていたけど、それがかえって良くなかったのかもね。退路を断たれていた方が、もっと死ぬ気で頑張れたんじゃ…と思ってしまいます。
舞ちゃんは水島に「ここを出てもずっと仲間」だと言っていましたが、一緒に過ごした数ヶ月のことを思うと、そんなすぐに別れを受け入れられないよ~。
でも舞ちゃんも、プリソロチェックはなんとか合格しましたが、あんまりパイロットに向いてないんじゃないかと改めて思いました。
一時の感情ではなく、適性がないのに温情でパイロットにすることを本気で良しと思っているのならね。大河内教官は何一つ間違ったこと言ってないもの。
第48話(12/7)あらすじと感想【初恋】
水島が寮を去って3日。
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去る時ギター持ってたけど、弾いてたことあったっけw
舞ちゃんはまだ落ち込んでいました。
もう仲間からフェイルを出したくないと、予習に余念がない倫子班。舞ちゃんも参加させてもらっていました。
学生たちから見ると、大河内教官は厳しすぎるようです。「教官を替えてもらうこともできる」と言う吉田くん。フェイルする学生の多くは大河内班から出ているのだとか。
吉田くんがそんなこと言うの意外というか、そもそも大河内教官は全然鬼じゃないし、水島の審査をしたのは他の教官だし、理不尽に不合格にしたわけでもないし、なんか…なんか…
ともやもやしていたら、こんな記事を見つけました。
<吉川晃司>「舞いあがれ!」で“圧がすごい”鬼教官役「真っ先に顔が浮かんだ」 制作陣が「思い切って」ラブコールした理由とは?(Yahoo!ニュース)
「いわゆる昭和的なスパルタ鬼教官ではなく、ある種、静かなたたずまいの中に本当の厳しさがある。立ち居振る舞いは丁寧だけれども、そこには重いものがある。そういう方向がいいと思うと吉川さんの方から言われました」と熊野さんは明かす。
吉川さん本人も「私の方から言葉遣いや物腰をものすごく丁寧に礼儀正しい男にしたいと提案しました。口調も態度も丁寧すぎて逆に怖いという人がいるでしょう。そういう狙いですね」とコメント。
吉川晃司さんからの提案もあって、今の厳しくも礼儀正しい大河内教官になったようですね。
これは良かったと思いました。朝から昭和的なスパルタ教官なんて見たくありません。
だけど、そのせいで学生たちの反応がちょっと過剰というか、「そんなに…?」と感じてしまうのかもしれませんね。あと私が中年だからかも…若い時は厳しい先生嫌いだったもんな…w
吉川さん自身が「朝に出ていい顔ですか?」とオファーに戸惑ったという朝ドラ出演。
これはうけるw
さて、舞ちゃんは吉田くんがみんなのために作ってくれた予習プリントを、柏木にも届けに行きました。
男子寮から女子寮へ行くのは厳禁なのに、逆は自由なのがほんと気になる。もう水島もいないのだし、一人で部屋に行くのはやめた方が…。
パジャマ姿だし、いきなり顔を近づけるなど、舞ちゃん急に小悪魔化していません?
舞ちゃんは教官を替えてもらうことを本気で考えていたのかな?でも、「俺は何があっても大河内教官から逃げない、逆に逃がさない(こわいw)」と柏木が言うのを聞いて、そうだよね…と何か吹っ切れたようです。水島のためにも最後まで頑張ってほしいです。
もう消灯時間なので女子寮へ戻ります。しかし廊下が真っ暗。携帯の明かりを頼りに歩き出す舞ちゃん。
柏木は舞ちゃんがノートを忘れていることに気づき、後を追います。ノート、明日でいいからー!もう消灯時間過ぎてるんだよっ!
途中、守衛さんを避けてきたら、テーブルの下に隠れていた舞ちゃんに足を掴まれました。舞ちゃんも守衛さんに見つからないように隠れていたようです。突然のホラーからのラブコメ。
かくれんぼみたいだと微笑む舞ちゃんに、思わず柏木は言いました。
「俺、お前のことが好きだ」
「自分のダメなところを見せるのは恥ずかしいことだと思っていたけど、岩倉と一緒にいると不思議と素直になれる。これからもっと岩倉のこと知りたい。もし…もし同じ気持ちでいてくれたら嬉しい。」
なんでここで?!なんで今?!と思ったけれど、告白の台詞としては完璧です。不愛想で第一印象サイアクなアイツからこんなことを言われて落ちない女子はいないでしょう。しかもイケメン長身、パイロットの卵。
柏木はテーブルに思い切り頭をぶつけつつ、「ソロフライト頑張ろうな」と言って、暗闇の中を爽やかに去って行きました。
動揺した舞ちゃんは久留美に電話します。
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救急の看護師だと言っていましたよね。ちょうど夜勤の休憩中だったようです。告白されたと聞いてびっくりしていましたが、舞も柏木のことが好きだという気持ちに気づかせてくれました。久留美は毎日忙しくて恋愛どころじゃないと言っていましたが、その直後、同僚の医師とイイ感じでしたよね。
「佐々木さんのケアほんとありがと!俺、いつも久留美ちゃんに支えてもらってるわ~」
そして差し入れ。お腹が空いた時に差し入れもらったら好きになっちゃうw
でも相手がいかにもモテそうな感じの医者だったのが気になります。久留美ちゃん呼びもなんか軽薄だし。騙されないと良いのですが。
さて、いよいよソロフライトの日がやって来ました。舞ちゃん、たった一人で大空に飛び立ちます!!
第49話(12/8)あらすじと感想【着陸の特訓】
ソロフライトを終え、学生にとって憧れの証である「ウイングマーク✨」をもらった舞ちゃん!
でもやっぱり着陸をセンターラインに乗せることができず、大河内教官に着陸の特訓を申し出ました。けど、「教官に負けたくない」っていう理由がなんかなぁ。自分のために教官に特別訓練をしていただくんだよね?しかもその分規定の訓練ができなくて遅れが出るよね?「かまいません!」ってのは舞ちゃんが言うことなのだろうか?謎。
舞ちゃんがソロフライトを終えたその日、東大阪では…
悠人が「うめづ」にお好み焼きを食べに来ました。
仕事で来ただけだから実家へは寄らないつもりだったらしいのですが、雪乃さんがめぐみに連絡したようです。
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雪乃さんは「余計なことしちゃった…」と言っていましたが、大阪にお好み焼き屋はいくらでもあるのにわざわざ実家の隣にある「うめづ」に来た時点でわかりますよね。両親を拒絶しているようでいて、心の奥底では本当は両親に認めてもらいたい、自分を見てほしいってのが。
めぐみは今の悠人が幸せそうに見えない、仕事はいいけど、その先に本当に手に入れたいものはあるのか…と心配していますが、悠人は「小さい工場で金に苦しんでるあんたらとは違う」と言って、これ見よがしに1万円を置いて出て行ってしまいました。ぶた玉に1万円…。
子供の頃、舞のことばかり心配する両親に不満をぶつける悠人の様子が描かれていましたよね。受験生だったのに母親が妹とともに五島に行ってしまったりして。舞に対しては優しかったけれど、親に自分を見てほしいっていう気持ちが昇華されないまま大人になってしまった感がありますよね…。あとお金で苦労したくないという思いも人一倍強いような。一時期工場の仕事がなくなって、私立に行けなくなるかもしれないと伝えた時もすごい怒ってたし。
まもなく訪れるリーマン・ショック。あのビリケンさんもどきが実は純金で、ピンチを救ってくれたりするのかな…w
舞ちゃんは大河内教官のもと、苦手な着陸を克服する特訓を始めていました。
できない原因は色々とあるようですが、結局体で覚えるしかないようです。この辺、倫子たちの山下教官だったら豊かな表現で教えてくれそうな気がしますw
いつの間にか、ウイングマークを着けた写真を教官に撮らせたりして和気あいあいとしていたしw
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☝なんかこの写真の楽しそうな中澤を見たら、どうにかして奥さんと仲直りしてほしいと思っちゃう。 奥さんだって旦那さんがパイロットになったらすごいじゃん…。それも我慢できないくらい中澤の無神経な発言に傷ついてきたのかもしれないけど…。
舞ちゃんは何度も何度も着陸の練習を繰り返し、ついにセンターラインに乗せることができました!が、その夜、熱を出してしまいます。幼少期の癖が再び…。
厳しい訓練の無理がたたったとのことです。
きびしい、くんれん…?
確かに苦手を克服する練習は大変だと思うけれど、自ら望んだことだし、教官は怒鳴るわけでも見捨てるわけでもなく、淡々とレッスンに付き合ってくれてましたよね。プリソロチェックに合格して一人で操縦できるようになったのも、教官の適切な指導があったおかげなのに。
疲れて熱を出すのはわかりますが、最近の言動は水島のことで意地になっているだけに見えてしまいます。
あと、急に舞ちゃんに肩入れしすぎな柏木w
「岩倉学生は努力しているから大丈夫です!」って、誰もそんなこと聞いてないから~。
第50話(12/9)あらすじと感想【アイスの差し入れ】
舞が熱を出したことを知って、東大阪の実家では浩太がすごーく心配していました。めぐみはそんな浩太に「悠人のことも気にしてやって」と言います。
浩太も悠人のことを応援したくないわけじゃないんですよ。でも指一本で大金を稼ぐという夢が理解できないんだよね。工場みたいに汗水たらして働くわけではないけれど、私は良いと思いますがw
それにこの家族じゃなくても、異性の子供を猫かわいがりする人って多そうだし、成人した息子のことをあれこれ心配する父親もあんまりいないんじゃ。仕事内容は理解できなくても、悪いことをしているわけでもなく、ちゃんと自立もしている。
あと、めぐみが悠人を理解して応援しているようにも見えないんですよね。めぐみはそう思っているつもりでも、伝わってないから悠人はめぐみからの電話に出ないし。なんでお母ちゃんがお父ちゃんを諭しているような感じになっているの?と思いました。まぁでも昔から何かあった時には浩太との間に立って悠人のフォローをしてはいたよね。
寝込んでいる舞の看病をしてくれている倫子。なんだかんだ面倒見が良くて優しいよね、倫子さん。
チームのみんなも心配しています。吉田くんは着陸の特訓のせいで舞ちゃんの通常の訓練が遅れていることも気にしていました。このまま追いつけなかったらフェイルになってしまうと。それを聞いて、初めてそのことに気づいたような顔をしていた柏木。余計なことを思いつかないといいけど…と思っていたら、やっぱり余計なことを思いついていました。
ソロフライトに続き、野外航法といって更に広い空域へとフライトする訓練も始まります。
舞ちゃんがお休みなので大河内教官とマンツーマンの訓練となった柏木。教官のサングラス姿が渋くてかっこよすぎw
この日、柏木はチェックポイントを一ヶ所間違えてしまったようです。なのに、自分の訓練時間を舞に分けてあげたいと教官に申し出ました。自分の訓練時間には余裕があるからって言っていたけれど、どこに余裕があるのかと言われてしまいました。教官の言う通り、自分のことに集中するべきです。もう、完全に色ボケじゃないですか!こんな柏木見たくないよ!
女子寮へ戻る倫子に「矢野!」と声をかけた柏木。
倫子が「お疲れ!野外航法どうだった?」と言ったのに、それを無視して舞への差し入れを突き出しますw
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「ゴッリゴリさん」(↑2枚目w)という棒アイスを見て、「やることがいちいちズレてる」と言う倫子。ズレてるかな…と不安そうな顔がもう恋する乙女みたいだもん…。
さらに倫子たちの部屋のドアには「教官から頼まれた」というメモ(食堂のおばちゃんかな?)とともにアイスが入った保冷バッグが下げられていました。こちらは「Snow」というバニラアイス。メモには“教官”としか書かれていなかったので、大河内教官から?まさかね…山下教官かなって感じで、バニラアイスは倫子が食べていましたw
熱が出ている時に食べたいのはどっちかなぁ。ゴッリゴリさんも悪くないと思うけど、棒アイスはねぇ。保冷されてなかったからすでに溶けかかってそう…。
熱が下がり、飛行準備室に行った舞。表を見ると、当然のごとくソロフライトの飛行時間が自分だけ遅れています。そこへ大河内教官が来ました。
バニラアイスは大河内教官からでした。教官も昔、自衛隊時代に風邪を引いた時、先輩がアイスを差し入れてくれたことがあるそうです。教官は戦闘機のパイロットだったんですよね。「これを岩倉学生へ…」って食堂のおばちゃん(多分)にお願いしている教官を想像したら可愛い。
舞ちゃんは寝込んでいる時、訓練に遅れるのがただただ辛かったと言っていましたが、教官は飛べないことが辛かったと言いました。航空学校の教官になったのも、空を飛べるからが一番かもしれないと。
舞ちゃんは今飛ぶことが楽しくないみたい。涙をこぼしながら「教官を見返したくて頑張ってきたけれど、着陸がうまくいっても全然嬉しくなかった。楽しくなかった。今つらい。何のために訓練してるのかわかりません。」と言います。
教官は「決して間違えるな。なぜパイロットを目指したのか、それを思い出せ。」と言って去って行きました。
ゴリゴリさんのお礼を言いに柏木の部屋を訪れる舞。
柏木は担当教官を替えてもらうと言い出しました。自分が大河内教官から逃げないと言ったせいで、舞ちゃんまでこのまま大河内教官にこだわっていたら、フェイルになってしまうかもしれないと心配しているようです。
なになに?
まず舞ちゃんが大河内教官を見返したいと言っている意味がわかりません。教官に理不尽に怒鳴られたり、操縦についてボロクソに言われたりとかしてないよね?
水島学生が落とされたのは適性がなかったから以外の何者でもないし、それを教官のせいにして「見返す」とかよくわかりません。
あと舞ちゃんが空を飛ぶのが楽しくなくなってしまった理由もわかりません。最初は感動したけど、なんか着陸がうまくできないから嫌になっちゃったくらいしか思いつきません。
両親に反対されても、どうしても空を飛びたい!とキラキラしていた舞ちゃんはどこへ?
柏木が担当教官を替えてもらおうとしているのもわかりません。なぜそうなる?あんないい教官いないよ??ていうか、大河内教官に身になってみたら、しんどい学生ばっかりで無理w
- 柏木 迷子野郎のくせに自信過剰。それだけならまだしも舞ちゃんに恋をしてから斜め上に暴走気味。
- 水島 パイロットの適性なし。空の上でパニックを起こして管制官の指示を無視。勝手に着陸しようとするから命の危険を感じるレベル。
- 舞ちゃん 素直だけれど純粋すぎて、水島のフェイルが受け入れられずに飛ぶことの楽しさを忘れて辛くなって泣き出す。本人の希望で着陸の特訓をすれば熱を出す。
山下教官の班に比べたらめっちゃ大変じゃん!
だけど、厳しい訓練を乗り越えて、凡人にはできない素晴らしい仕事をしているパイロットも、当たり前だけどプライベートでは恋もするし葛藤して涙も流す、普通の人間なんだなぁってのは感じられますね。
『舞いあがれ!』第11週【笑顔のフライト】
第51話(12/12)あらすじと感想【釧路空港へ緊急着陸!】
「担当教官を替えてもらおう」と言い出した柏木でしたが、舞ちゃんは改心してて良かったぁ。「もう少し大河内教官のもとで頑張ってみたい」と言います。
柏木はもっと賢明かと思っていましたが、水島をフェイルさせたことを逆恨みしているようで、「大河内教官は学生に興味がない」とか言っていました。普段の訓練のどこをどう見たらそんな感想になるんだ?おい!と肩を揺さぶりたい。
着陸の特訓のせいで訓練が遅れている舞ちゃんのために、倫子班のみんなが色々と気にかけてくれています。
吉田くんと舞ちゃんの距離が縮まっている感じがしました。タメ口になっていたりして。
柏木は山下教官と話してきたそうです。教官の変更には2週間かかるというどうでもいい情報を舞ちゃんにもたらします。
夜、舞ちゃんが勉強していると久留美から電話がかかってきました。久留美は舞に初めての彼氏ができたのかどうかずっと気になったいたようです。そういえば柏木はエリート男子でしたね。最近は色ボケで余計なことしかしないのですっかり忘れていました。
でも舞ちゃんの訓練遅れちゃってるし、正直それどころじゃないっていうね。
久留美はあの軽薄そうな医者のことが気になっちゃってました。差し入れに負けたのか…。ただの良い人だといいけどなぁ…。
さて、舞は通常の訓練を再開。今日は2回目のソロフライト(セカンド・ソロ)に挑みます!
飛行前の調査では訓練可能と判断し、教官も納得していましたが、訓練の途中で急に風向きが変わりました。
いつも思っていたけれど、01TC(舞ちゃんの機体)のことをゼロワン・タンゴチャーリーって言うの可愛いよね。これはアルファベットを正確に伝えるために「NATOフォネティックコード」を使ったもののようです。
T:Tango
C:Charlie
聞くたびにいつもタンゴを踊るチャーリー・ブラウンが頭に浮かんできますw
風向きが変わったので訓練を中止して帯広空港へ戻るように指示されますが、舞ちゃんはこの日、一番遠い空域を選んでいたのですよね。なかなか戻れません。そのうちに横風が制限値を超えたため、上空待機に。しかし風は収まりません。
帯広空港への着陸は諦め、急遽、釧路空港へ向かうことに。
一人で釧路へ向かうことに不安を隠しきれない舞ちゃん。帯広から釧路は車で2時間くらい?飛行機ならもっと速いとしても、初めての場所に一人で向かう不安は想像できますね…。
そんな舞ちゃんの心情とは裏腹に、上空から見る海岸線は美しかったです。
「燃料はある、大丈夫。けどもし釧路も風が強くて降りられなかったら…」どうしても悪い方へ考えてしまう舞ちゃん。完全に涙目です。
そこへ大河内教官から無線が。
「岩倉学生、聞こえるか?右を見ろ」
え…?嘘…教官来てくれた~~!!!??
「釧路まで私が誘導する」
エンダーーーーーーイヤーーーー!!!
強風の中、帯広から飛ばして来てくれたん?惚れる!!
第52話(12/13)あらすじと感想【心配のあまりハグ】
大河内教官の誘導で無事釧路空港に到着した舞ちゃん。しかも着陸は今までで一番の出来でした。
「自信を持て。落ち着いてやれば、できる」って大河内教官が言ってくれたからね。舞ちゃんはこれまで教官に言われてきたことを思い出し、センターラインに綺麗に乗せることができました。
不測の事態は必ず起こるけれど、パイロットはどんな時でも冷静でいなければなりません。「教官のおかげで落ち着けた」と言った舞ちゃんでしたが、教官は「やり遂げたのは君自身だ」だって。惚れるw
このやり方、自己肯定感爆上げじゃないですか。ほんと良い教官。
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改めて教官と話をして、教官が水島学生のことをちゃんと見ていたことも知りました。パイロットになれなくても、水島の人生は終わったわけではない。当たり前のことだけれど、訓練が全ての学生からしたら、フェイルしたら人生終わるくらい思っててもおかしくないかと思いました。最後に教官と話をしていた水島学生は良い顔してましたよね。
審査や訓練にとらわれて本質を見失っていたことに気づいた舞ちゃんは、大河内教官のもとで最後まで頑張ることにしたと柏木に伝えます。
その前に。滑走路で舞ちゃんを見つけて近づいてきた柏木は、心配のあまり舞を抱きしめました。整備士さんたちが見ててもお構いなし!若いね!!
そして、まーた柏木の部屋で二人きり。そしたら舞ちゃんを心配していた倫子たちも来ました。
最終審査に向けて、みんなで気合いの円陣です。前回円陣を組んだ時には水島がフェイルになりましたが…
訓練にも一層力が入ります!倫子たちの山下教官、さすがに訓練中は割と普通でしたw
「アンダスタンドォ?」とは言っていたけれど、倫子たちは誰も反応せず淡々とメモを取っていましたねw
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中澤、鼻たっか!☝この角度でイケメンてすごいなぁ✨
舞ちゃんは訓練の後れを取り戻したようですが、今度は中澤がいよいよ離婚することになったらしく、授業中も上の空。
といっても奥さんと話し合いの末…ではなく、電話に出ないと言っていた時から何もしていなかったようです。倫子じゃないけど、手紙を書くとか会いに行くとかあるだろ!
電話に出ないってことは話したくないってことだろ…と、いつもそうやって自分の中で勝手に自己完結するところが奥さんに愛想を尽かされる原因だと言う倫子。
奥さんもめんどくさいですが、私はこの奥さんの気持ちがとてもわかります。
最終審査まで残り一週間を切っているというこの状況で、離婚だなんだと勉強に集中できないのは可哀想ですが、結婚するってことは自分のことだけ考えてればいいってわけじゃないですからね…。奥さんもめんどくさいですが、奥さんの気持ちもわかります。(2回言った)
第53話(12/14)あらすじと感想【倫子キレる&なにわバードマン】
とにかく中澤と話をすることにした舞ちゃんと倫子。
倫子はいつの間にか奥さんのことを美幸さんと呼んでいます。
中澤は美幸さんのことを愛していると言いながら、何で俺が離婚しなきゃいけないんだとか、パイロットになって家族を養って何が不満なんだ、とか言っています。ひとりよがり。
おまけに、美幸さんの夢は自分を支えることだと本気で思っている?本当にそうだったらこんなことにはなっていないと思いますが…。
しまいには投げやりになって「俺がパイロットを諦めればいいのか?」って…。ほんとに、そういうことじゃないんだよ。私が倫子ならもう諦める。倫子偉いよ。
中澤が夢を追いかけられるのは、中澤が男だからだと倫子は言います。
でもそんなの中澤には関係ありません。なぜなら、男が稼いで女が家庭を守る、そう決めたのは自分ではなくて世の中だからです!(ドーン!!)
思わず水をぶっかける倫子。
倫子はそういう社会を変えたくて航空学校に来たのでした。自分の人生を世の中に決められたくない。男も女も関係ない。
美幸さんもやりたいことがあるかもしれない。中澤は今までそういう話を聞いてこなかったんじゃ?美幸さんの気持ちから目を背けず、ちゃんと向き合うべきだと言う倫子。
そんな倫子の熱い想いを聞いて、カッコイイと思った舞ちゃん。
色んな考えの人がいるし、いて良いと思うので、何が正しいとは簡単には言えないけれど、一つ言えるのは、男だからとか女だからじゃなくて、目の前の大事な人がどうなのかって考えないとね。あと絶対自分は間違ってないって思うのは危険。ダメ絶対。
「こんな大事な時期に迷惑をかけてごめん」と、吉田くんに謝る中澤。他人への気遣いはできるのに、一番身近な人を気遣えない。モラハラ男あるある。
でも、レターセットを貸してくれないか、と正座して吉田くんにお願いしたところは可愛かったです。レターセット、吉田くん持ってるん?「レターセット」というと、ついファンシーなやつを想像してしまいますw
数日後、美幸さんから返事が来て、二人で話し合うことになったようです。電話には出ないけど、手紙の返事は書く美幸さん。めんどくさいけど、気持ちはわかります。(3回目)
舞ちゃんが最終審査のために勉強していると、なんと鶴田先輩から電話が!
懐かしのなにわバードマン!今年のイカロスコンテストでは活躍できたようです。刈谷先輩も一緒に飲んでいました。
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彼らは舞ちゃんにパイロットを目指した時の気持ちを思い出させるために登場しましたねw
刈谷先輩は、舞がみんなの期待を乗せて飛んだことを今でも思い出しているし、「今でも岩倉は俺たちのパイロット。なにわバードマンの魂、忘れちゃいかんよ!」と言ってくれました。
刈谷先輩やっぱりかっこいい。けど、結婚するなら鶴田先輩だなw
なぜパイロットになりたいか。目指すべきものはそこにある。という大河内教官の言葉とともに、空を飛ぶ楽しさを思い出した舞ちゃん。
今もみんなで一緒に飛んでいるから強くなれるんだよね~。最終審査頑張れ~!
第54話(12/15)あらすじと感想【帯広のフライト課程修了&初デート♪】
最終審査は3日間に渡って行われます。
1日目 口述審査
2日目 エアワークと離着陸の審査
3日目 野外航法の審査
最終審査の説明をする山下教官を見たら、この班になったら楽しそうだなと思いました。倫子も最初は変な教官だと言っていましたが、その後は楽しそうにしていたしw
大河内教官は良い教官だけれど、シリアスすぎるので学生の立場からしたら「ハズレ」と思うかもしれないw
最終審査はあっさり終わりましたね。全員合格です!
舞ちゃんはいつも「パワーアイドル!」とかカタカナ英語だけど、審査の時の倫子さんとか吉田くんは普通の英語だったよね。密かにずっと気になってたんだけど、離陸前のチェックの時はなんかみんなカタカナ英語だったし…。国内線のパイロットだったらカタカナ英語でもいいのかな…。
ちなみに柏木は父親と同じ、国際線のパイロットになりたいそうです。
今後の決意表明をした舞ちゃんと柏木に「いつか君たちが操縦する旅客機に乗れることを楽しみにしている。」と言った大河内教官、笑顔というには控えめすぎるけれど、でも確実に笑ってた。厳しい教官の笑顔にこんな価値があるとは。
帯広での5ヶ月間に渡るフライト課程を終え、また宮崎に戻ります!
打ち上げの時、柏木にデートに誘われた舞ちゃん!みんなの前で堂々と誘ってたけど、やっぱり滑走路で抱き合っていたから、もう周知の事実だったのかなw
おめかしした舞ちゃんを見てドギマギする柏木が高校生みたいでした。この完全に少女漫画的な感じ、嫌いじゃありません。
そういえば特技が乗馬だと言ってましたね。馬を見ながら耳がどうのと雑学を語る柏木。それを見る舞ちゃんの目がもう、恋する乙女でした。どうでもいい人に語られる雑学ほどうざいものはありませんからね。
しかし絵になる二人だなぁ~。美しいラベンダー畑の中、特に身長差のバランスが素晴らしかったです。
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これ、ラベンダーかと思っていたら、公式さんによるとブルーサルビアらしいです。
ちなみにこのシーンは幕別町にある「十勝ヒルズ」で撮影されたようです♪
そんな中、突然、貴司の短歌を紹介する舞ちゃん。
トビウオが飛ぶとき
他の魚は知る
水の外にも 世界があると
「友達が送ってくれた短歌です」と紹介していたけれど、その友達がイケメン幼馴染だと知ったら、柏木はまたご乱心でおかしなことするのではないかと心配になりました。
柏木は途中からウザキャラになっちゃったけど、やっぱり告白の言葉は素晴らしい。
「パイロットってもっと孤独なものだと思っていたけど、岩倉のおかげでそういうことじゃないと気づいた。同期として尊敬してるし、これからも一緒に飛びたいと思ってる。俺は…岩倉が好きだ」
舞ちゃんを尊敬しているところと、改めて好きだと言うところが良いですね。中澤みたいに無意識に女性を下に見ていないところが良いです。自分にないものを持っている女性を素直にすごいと思って尊敬できる男性って、普通のことにも思えますが、実際はなかなかいないんじゃないかなぁ。特に同期だし。最初の高圧的な態度から「モラハラ」と思われそうだけど、実は違うと思います。ただ女性慣れしていないだけw
これには舞ちゃんも、自分も同じ気持ちだと伝えることができました。
「私も…柏木さんが好きです」と言った笑顔が可愛すぎた!
照れくさそうに微笑む柏木から、抑えきれない喜びが伝わってきましたw
さりげなく手をつないだところも良かったです。高校生みたいだったけどね。それが逆に良かったです。心が洗われました。
第55話(12/16)あらすじと感想【柏木・舞の実家へ】
帯広でのフライト課程を終え、一度大阪の実家に帰戻った舞ちゃん。
なんと“友達”として柏木を連れてきました。無理を言って柏木がついてきたようですw
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両親に会ったらちゃんと紹介しようと思っていたと思うのですが、浩太の反応を見て彼氏だと言えず「めっちゃ仲の良い友達」だと言ってしまいます。
柏木が本場のお好み焼きを食べたいと言ったらしく、みんなで隣の「うめづ」へ。
舞ちゃんは柏木に工場の笠巻さんと結城さんも紹介しました。笠やんはもちろん、舞ちゃんが子供の頃に模型飛行機を手伝ってくれた結城さんも、いまや会社にとってはなくてはならない存在になっているようです。新しい工場はあと2ヶ月で完成だって!
柏木が「職人さんたちかっこよかった」って言っていたのが良かったです。だってほら、東京出身で父親は国際線のパイロット、特技は乗馬のお坊ちゃんだからさ…。大阪の下町の工場なんて…って思うかもしれないじゃん。舞のことが好きすぎて何でも輝いて見えるのかもしれないけど。
いくら「友達」だと言っていても、そんな感じで柏木からは舞を好きな気持ちがだだ漏れなので、周りはみんな浩太に気を遣っているだけの状態w
ついに柏木がはっきり言いました。
「お父様、お母様。僕は…舞さんのことが好きです。真剣におつきあいしたいと思っています。今日はそのご挨拶がしたくて伺いました。」
暴走するくせに、スピーチはいつも完璧な男。
これには浩太もはぐらかすわけにはいきません。正直にはっきり言ってくれたことは立派だったと認めてくれました。それどころかその後晩酌に付き合わせたり、一緒に寝たりしてすっかりお気に入りやんw
舞ちゃんと柏木が部屋でまったりしていると、隣の窓が開いた音がしました。
貴司です!
すかさず舞の彼氏だと挨拶をする柏木w
天然な舞ちゃんは、貴司の短歌をいつでも見えるところに貼っていたことや、その短歌に自分を重ねていたことなどを、短歌を暗唱しながらうっとりと話しますw
貴司も貴司で「またええ歌ができたら送るな~♪」とか言うので、柏木は宣言しました。「舞さんのことはこれから僕が支えていきます。安心してください。」と…。
必死な柏木とは対照的に、貴司はずいぶん余裕そうに見えました。なんか…アンニュイというかw
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“干からびた犬”だったのが、つやっつやにw↑
吟遊詩人になって何かを超越した感があります。が、窓を閉めるときの微妙な顔を私は見逃しませんでした。
余裕に見せておきながら、これを機に舞ちゃんへの気持ちに気づき始めるのかもしれません。短歌を久留美にも送っていたのかどうかで貴司の気持ちも少しはわかるというものですが、出てきてないので何とも言えないんですよね~。
2007年12月。IWAKURAの新しい工場が稼働し始めました。いつか飛行機の部品を作る夢を叶えるため、まずは自動車向け部品の生産に参入します。
小さなネジの、大きな夢
ってほんと良いスローガンよね。
事務所にも頼れそうな社員(藤沢さん)が増えてたりして、順調そうです。(女性の山田さんは前からいたよね?)でも、順調そうであればるほど、リーマンショックでどん底に落ちそうで怖いですね。自動車の生産台数が大幅に減り、下請けは仕事がなくなりそう…。機械も人員も大幅に増やしたというのに…。
そんな中、舞ちゃんの訓練は順調に進み、ついに2008年9月、航空会社への就職活動が始まりました。
宮崎でのフライト課程はすっとばして2008年になりましたね!
そして2008年9月15日にリーマン・ブラザーズが経営破綻して世界は大混乱に陥ります…。
まとめ
2022年10月スタートの連続テレビ小説『舞いあがれ!』
- 第10週【別れと初恋】
- 第11週【笑顔のフライト】
のあらすじと感想を書いています!
次週(第12週)は久しぶりにばんばが出てくるようで、楽しみです!
それと水島学生や、由良先輩もいましたよね?!ワクワクします~♪
『舞いあがれ!』あらすじと感想 | |
第1~3週(幼少期編) | 第4~6週(なにわバードマン編) |
第7週(五島編①) | 第8・9週(航空学校編①) |
第10・11週(航空学校編②) | 第12週(五島編②) |
第13~15週(工場編①) | 第16・17週(工場編②) |
第18週(それぞれの門出) | 第20・21週(恋愛・結婚編) |
第22~24週(起業編) | 第25週(未来編) |