ドラマ『真犯人フラグ』のHuluオリジナルストーリー「週刊追求PREMIUM」の内容と感想を書いています。
おっちーとコージーの事件簿を追加しました!(3/27)
「週刊追求PREMIUM」は
Huluで独占配信中♪
本編にも出演している「週刊追求」の記者とカメラマンの二人が注目の人物にインタビューをするという内容になっていますね。
本編では描ききれない疑惑の人物の素性に迫る!
20分弱のストーリーですが、見どころがぎゅっと詰まっているので面白いですよ♪
それでは早速一人目から見ていきましょう~!
Contents
人物ファイル#01 橘一星
あらすじ(ネタバレ)
- 23歳
- 東京大学経済学部4年
- 2年前にITベンチャー企業「プロキシマ」を設立
- オンラインサロンの会員数約500人
プロキシマは副業したい人とピンポイントで業務をアウトソーシングしたい企業をマッチングさせる会社らしいです。
週刊追求の記者が橘一星にインタビューする形で、光莉との馴れ初めが語られます…
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一星と光莉が仲良くなったきっかけは光莉のストーカー。
学園祭の準備で帰りが遅くなった光莉に忍び寄る眼鏡の男。名前は「籾山 大(もみやま だい)」。
パン屋に駆け込んだ光莉が怯えていると、一星登場。ストーカーの存在に気づき、光莉の手を引いて店を出ます!
そしてストーカーに明るく挨拶。
「こんばんはー!この子俺の彼女なんで、二度と近づかないでもらっていいですか?」
ストーカーの写真を撮って、写真1枚で個人情報何でもゲットできるんだぞ的な脅しをして追い払いますが、その写真がブレッブレで全然使えるものじゃなかったってことで二人で大笑い。
光莉を家まで送り、最後にあんバターフランスを手渡し、「怖いことがあった時くらい甘えな!」
光莉「きゅん!
ヤバイヤバイヤバイヤバイ
ヤバイヤバイヤバイヤバイ」
すっかり一星に心を奪われた光莉は速攻友人たちにLINEで報告。そこで、これからも一星に会う口実としてあんバターフランスを50個渡すことに決めたようです。
そんなわけで週3で会うようになった一星と光莉。
一星によると、実は光莉は色々なことに悩んでいたそうです。
- 前髪を切るかどうか
- 体重が増えてきた
- 携帯の反応が悪い
- 脱毛に行ってみたい
- テストの点数が上がらない
- 友達の彼氏がマジ変なやつ
- 食欲が止まらない
- 友達のSNSが病んでる
光莉は一星にベタ惚れだったようで、学校でも一星の話ばかり(友達談)
あんバターフランスを渡している4ヶ月の間に何回も告白したらしいけど、その度に振られていたようです。
一星に「光莉ちゃんまだ高校生だし、普通に考えてムリでしょう」と言われて、手をくるっとさせて「いや、そのムリがムリなんで」!
一星に渡すあんバターフランス残り14個
自分の悩みを話すのをやめた光莉。一星の話を聞きたいと言い出しました。
残り7個
一星のお母さんが定食屋をやっていることを聞きます。
残り3個
音信不通だった父親から連絡があったことを光莉に話す一星。
一星の母親がやっている定食屋「やさしいごはん すみれ」を自力で?探し出した光莉。
最後の1個
「おめえがいなくても立派に育った」ことを父親に伝えたいだけだという母親の気持ちを一星に伝える光莉。
これで会う口実なくなっちゃったな~と寂しそうに去ろうとする光莉の手を掴み、「口実なんていらない、俺たち付き合おっか」とキメる一星。
「何回振ったと思ってんの…」と泣きながら言う光莉。
二人が付き合い始めて、夏の終わりごろ。光莉には誰に相談したらいいかわからない悩み事があったようで…。
感想
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夏の終わりごろに光莉が悩んでいたこととは…。
失踪に関係ありそう?
でも3話で一星が凌介に接触してきた時には光莉の悩みについては何も言ってなかったよねー
それに、光莉が凌介のことを悪く言っていたこともないと言っていました。
失踪に関係あるとしたら他の家族のこと?
↑このへんのことは、15話で明らかになりましたね!
光莉が悩んでいたこと=真帆の不倫を知ってしまったことでした。
一星がこの光莉の悩みについて一切語らなかった理由も…。
「シベツ」の登場人物だと思われる“むかわちゃん”も気になります。単なる雑談なのかな。
とにかく一星がかっこよく、光莉が可愛かったw
人物ファイル#02 菱田朋子
あらすじ(ネタバレ)
凌介に異様に接近する女・菱田朋子
- 5年前に離婚し、息子の清明を一人で育てるシングルマザー
- 職業:整体師
- 実家の家族は両親に弟と妹が一人ずつ
- 父親は鍼灸師
朋子と離婚した元夫は「冨樫せいいち(尾上寛之)」。朋子が勤めていた整体院の院長で10歳年上の男です。
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二人が恋に落ち、清明ができるまで一瞬だったためw、朋子は相手がモラハラ気質だということに気づく間もなく結婚してしまったそうです。
この頃の朋子は明るくて優しくて、後輩の女の子からも慕われる素敵な女性だったんですねぇ。
結婚後、小さなことでネチネチ嫌味を言ってくる夫に、最初は言い返しもしていた朋子でしたが、人格や親まで否定され、だんだん目が死んでいきます…
そんなある日、朋子は夫と後輩の女の子が不倫していることを知ってしまいます。
明るくて優しくて何でも持っている朋子に憧れていたその後輩の子は、朋子が夫からモラハラされているところを見て、「朋子さんでも悩みがあるんだ…なんだ、普通の人じゃん♪」と嬉しくなっちゃって、朋子に勝ちたくなり、朋子の夫を唆し、不倫に持ち込んだようです。
怖いけどね。もっと怖かったのは朋子w
朋子は夫と離婚するためにこの後輩を利用することにします。プライドが高いため、相手から別れを切り出されると取り乱すモラハラ夫。でも朋子は後輩を使って浮気の証拠を集め、離婚にこぎつけました。
自由になった朋子は、今や愛する息子のためなら何でもできるのです…
感想
怖い怖い。
朋子に憧れて夫を勝ち取った後輩の子もまた、結婚後モラハラされてるっぽいですね。彼女に関してはざまーみろとしか思えませんが。
離婚後、団地に引っ越してきて、相良家と家族ぐるみで親しくなった朋子。
ちょっと抜けてるけど優しくて家族思いの凌介にロックオン…?
朋子が真帆に憧れてるのは最初からなんとなくわかったけど、服や持ち物を真似したり、それを隠すことなくインスタに上げていたりと、真帆はその異常さに気づいていたのかどうなのか。
何でも持っている(特に優しい夫)真帆に憧れ、凌介を奪いたいという気持ちはあったのかもしれないけど、家族を壊すきっかけをわざわざ作ることまではするかなぁ。やっぱり朋子は失踪事件には関わっていないのではないか。
ただ、3人が失踪して一人になった凌介をここぞとばかりに奪いに来ているだけだと思います。
それでも十分異常だし怖いけど!
人物ファイル#03 林洋一
あらすじ(ネタバレ)
事件の重要参考人となり、逃亡した男。
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- 39歳
- 住宅メーカー「住愛ホーム」の営業マン
- 大学時代はサッカー部に所属
- 相良真帆と不倫
- 等々力建材の社長令嬢・茉莉奈と婚約中
林の逃亡を助けたのはやはり茉莉奈でしたね。
「週刊追求」は林がどうやって茉莉奈を丸め込んだのか、その真相を探るべく、林の同僚である馬場を取材します。
馬場曰く、茉莉奈は林にメロメロなんだとか。
林は人を丸め込むプロらしいです。揉めている相手より先に泣くのは基本。真帆との不倫を茉莉奈に隠せなくなった林はすぐ泣いて謝ってましたw
世の中の不倫した男性は、林の謝り方を参考にした方が良いw
足にすがるとかは微妙だけど、やったことは素直に認め、今の気持ちを述べるところはとても良かったですよ。まぁ、でもあくまでもこの不倫は過去のことだという前提でね。
ホテルで会っていたのも、DNA鑑定を頼まれたからだと言って茉莉奈を丸め込もうとしていましたが、ちょうどその時、茉莉奈の父親から「林が真帆の財布をコインロッカーに保管している」と画像付きで報告のメールが来ます。
失踪した不倫相手の財布を持っていると知り、思わず「殺したの?!」と声を荒げる茉莉奈。
林は「嵌められたんだ」と言っていました。でも茉莉奈が危険な目に遭うかもしれないから誰にとは今は言えないと。
でも最後に林が「俺ってほんと嘘つきだな~」と独り言を言っていたので、この話もどこまで本当かわからないですね…。
感想
自分に惚れている茉莉奈をも騙しているような描写…。
林の好感度だだ下がりですねw
それよりも「ヨーくんのためならパパよりも悪いことできるから」とか言っちゃう茉莉奈お嬢様の好感度がうなぎ登りだよ!
資材置き場の責任者の弱味を握り、父親にもバレない林の隠れ場所を提供。林がピンチの時には車を飛ばして駆け付ける。警察からの探りにもポーカーフェイスで動じない。ヒステリックなところはあるけど、有能。
この子と口喧嘩して勝てる人はそういないでしょうw
おまけ
最後に茉莉奈が「私は何も知りませんから」と言っていたシーンで着ていたツイードのカーディガンが可愛かったので調べました♪
『真犯人フラグ 真相編』衣装【宮沢りえ・香里奈・桜井ユキ・生駒里奈・原菜乃華・林田岬優etc…着用】まとめ
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こんなのもあります♪
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人物ファイル#04 木幡由実
あらすじ(ネタバレ)
- 37歳
- 亀田運輸の常連クレーマー。通称バタコ
- 新興宗教「かがやきの世界」の元信者
- 中村充とその母親の殺害に関与している
バタコの両親が語る
【元夫・中村充との出会い】
当時バタコは19歳で、実家の鮮魚店を手伝っていました。
充は店の近所の予備校に通う高校3年生。さつま揚げが好きでよく買いに来ていたところ、バタコと出会い、付き合い始めます。
まもなくバタコは圭樹を妊娠。
いいとこの坊ちゃんだった充は高校生でのでき婚を両親に猛反対されますが、二人はこれを押し切って結婚。充の両親とは絶縁状態に。
その後バタコは圭樹を無事に出産し、病院で真帆と同室になっていました。
【圭樹の死】
圭樹の誕生を機に、充の両親とも連絡を取るようになったバタコ。
せっかく認めてもらったのだから…と良い嫁になろうと努力しますが、義母は過干渉で高圧的な人物。
圭樹が頑張っていたサッカーを、受験の妨げになるから辞めさせるようにと厳しく迫ってきました。
それでも義母に内緒でサッカーを続けていたところ、教室の近くで交通事故に遭い、圭樹は帰らぬ人に。
最愛の息子に先立たれ、義母には「人殺し」と罵られる中、バタコは正気を失っていきます。
バタコが語る
【圭樹を冷凍保存した理由】
圭樹が亡くなってからもその死が受け入れられず、まるで生きているかのように振る舞い続けるバタコ。
充はそんなバタコを見かねて「きちんと火葬しよう」と言いますが、「ダメ!燃やしたら死んじゃうでしょ?」と、死んだ圭樹とともに「殺さないでください!殺さないでください!」と頭を下げられ、しまいには「圭樹を殺すなら私も一緒に死ぬ」と言われる始末。
苦悩の末、充は圭樹が腐らないよう、大きな冷凍庫を買って帰ります。
教祖が語る
【バタコが入信した経緯】
しばらくは圭樹の冷凍遺体とバタコと3人で暮らしていた充でしたが、次第に耐えられなくなっていきます。
『真犯人フラグ』冷凍遺体の謎【遺体の特徴/身元/発送者は誰?】まとめ【ネタバレあり】
そんな折、近所に住んでいた「かがやきの世界」の信者が分けてくれた土から花が咲き、“願いが叶う”と感激するバタコ。それから「かがやきの世界」にどっっっっぷりハマっていったそうです。
バタコの願いはいつだって圭樹がサッカーでエースになり、活躍すること。
いろんな狂気に耐え切れなくなったのでしょう。充はバタコと離婚。
充から慰謝料だか生前贈与だかをがっぽりもらっていたので、バタコは働かなくてもお金に困らなかったようです。
離婚して自分の両親と音信不通になりながらも、圭樹と二人、楽しく暮らしていたバタコ。通販で圭樹のものを買いまくっては亀やんにクレームを入れる日々。
いつからかサッカー教室でエースになった篤斗に目をつけるようになり、今回の事件を起こしたわけですが、逮捕された彼女は今、現実と向き合い反省や後悔をしているのか、それともさらに狂気に陥るのか…。
感想
充…。
常識人なのかと思ってたけど、
- 高3ででき婚
- 義母には全く逆らえず
- 冷凍庫買ってきちゃう
- 最後は見放す(離婚)
とんだダメ男じゃねーか!
義母の勢いに全然勝ててない感じ、義母と妻が言い合っている時の「俺空気」みたいな感じ、義母がいない時の大黒柱感、全部むかつく!
これを見るとちょっとバタコに同情してしまいますね…。
現実を受け入れられない妻に冷凍庫を買ってくるような夫じゃダメだ。まぁ充の母親を見ていたら充がそうなるのも無理はないと思ってしまいますが。
本編でも、圭樹を出産した病院で真帆と同室になっていたことが判明しましたが、充が「10年以上前に会ったことが…」と言っていたのはこの時のことだったんですね。
バタコが義母を殺害するシーンはないのですが、そうだよね、どっちかっていうと充より義母に恨みあるよね。と思いました。
教祖が教祖っぽい写真を撮られているシーンは笑えるので是非Huluで見てくださいw
人物ファイル#05 本木陽香
あらすじ(ネタバレ)
- 23歳
- 葬儀会社勤務
- 橘一星のストーカー
傍から見れば本木陽香は一星の「ストーカー」なんですが、実際はもっといびつな関係でしたね。
一星は陽香をいじめから救ってくれた救世主であり、神。
神を独り占めするなんておこがましいことを考える陽香ではありません。
一星には夢もあったし、高校卒業後は恋人のふりをやめて距離をとることにします。一星の動向はSNSで常にチェックできますし、彼がずっと幸せでいられるよう、見守ってきただけなのです。
そんなわけで一星とはしばらく会っていなかったのですが、また直接会うことになったのは、一星の会社が軌道に乗ってくるにしたがって、群がってくる輩が現れたから。
飲み会で一星に言い寄っていた女性に暴言を吐き、口に焼き鳥を突っ込んだ陽香w
100万円の一星トラックを購入したりビルの周りをうろついていたことも相まって、プロキシマの社員たちから「やべーやつ」認定されてしまいます。
オンラインサロンから退会させるべきだと言う社員たちですが、邪険に出来ない一星。
陽香を呼び出し、余計なことをするなと釘を刺そうとしますが、「一星を守ることがやっとみつけた私の生きがい。一度救ったのに、生きがいを奪ってまた地獄に突き落とすんだ…」と言われたら何も言えません。
仕方がないので「今のままでいい、ただ誰かを攻撃することはやめてほしい」と約束させます。
それなのに、光莉へのあの仕打ちは何なんだ?って話ですよね。
一星の特別な人になった光莉に嫉妬していたわけではありません。
陽香曰く、「光莉は潰す対象ではなかったけど、一星を家出騒動に巻き込んで困らせていたから助けようと思っただけ」なのです。
一星はタイミングを見て凌介のもとへ光莉を帰そうと思っていたのですが、そんな時に真犯人からの脅迫状が届きます。
光莉さんは元気ですか?
あなたが匿っていることは知っています。
お母さんを守りたければ指示に従ってください。
まだ親孝行したいでしょ。
一星も真犯人に脅されて、やらなければいけないことがだんだんとハードになり、陽香の協力が不可欠になっていきます。
犯罪まがいのことをやらされても、一星の特別の存在になれていると幸福感に満ち溢れる陽香でしたが、時々ダウナーが入る(気分が落ち込む)こともあり、廃墟の壁に「死ニタイ」と書いたこともありました。
が、結局、光莉を必要以上に傷つけたのは、昔自分をいじめていたやつらに似ていたから…という光莉にとっては迷惑以外の何ものでもない理由でした。(一星の特別な存在になれて喜んでいる時点で光莉への嫉妬もあるだろと思うのですが)
本編でも出ていたように、13話で陽香が電話をしていた相手は一星でしたね。
「まだ死んでませ~ん!」と叫んだあの電話。一星が「光莉、大丈夫?」と聞いてきたことにぶちギレてのことだったようです。
いびつな共依存の関係になってしまった二人。
陽香は、一星がかけたシンデレラの呪いから解放されるのでしょうか…。
感想
「週刊追求PREMIUM」、やべーやつばかり特集してるw
- 橘一星 → 優しさをはき違えた勘違い王子
- 菱田朋子 → かつての後輩に魂乗っ取られた?
- 林洋一 → クソ野郎
- 木幡由実 → 行動力のある馬鹿
- 本木陽香 → どんな言い訳をしてもストーカー
おかしくなった理由に同情する人もいます。
でも…。
高校時代に陽香をいじめていた人たちには天罰が下ればいいと思うけど、光莉は全然関係ないじゃん!絶対嫉妬もあるじゃん!
一星も、光莉に危険が及ぶことを懸念して陽香に誘拐させたように見せかけて守ろうとしたとか言っているけど、ほんとか???
その結果光莉は死にかけたけど。
こんな共依存の女性がいる彼氏なんて絶対やだよね。
一星を脅していた“真犯人”も、その目的もまだわからないので、何とも言えないところもあるけど。
あと11月13日に陽香から「この窓、特定しやすそう」と廃墟の窓の写真が送られてきていたけど、それは光莉の動画①を撮るために場所を探していたということですよね?
でも真犯人から最初の脅迫状が届いたのは11月17日なんですよ。
光莉の動画①は真犯人に指示されて撮ったと言ってなかったっけ。脅迫状が届く前に撮影場所の候補探ししてるのおかしくない?
『真犯人フラグ』アフターストーリー(前編)
あらすじ(ネタバレ)
場所は、バー「至上の時」。
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日野が「週刊追求PREMIUM」を読んでいるところに凌介がやってきます。
河村の逮捕で事件は終わり、新居での生活をスタートさせた相良家。
篤斗は10番で大会に出ることになったり、光莉は一星に家庭教師をやってもらったりして、なんとか元気に過ごしているようです。
「週刊追求PREMIUM」には河村による事件の総括が掲載されているとのことで。そのタイトルは
『炊飯器失踪の真実』真犯人が全てを明かす
小誌前編集長 河村俊夫被告 独占手記
手記の中で河村は事件が起こるまでの時系列を書き起こしてくれているのですねー。
被告・河村俊夫の編集後記 前編
※主語がないものは、河村の目線です
【2005年3月4日】相良光莉と中村圭樹が産まれる(相良家とバタコの出会い)
【2010年10月16日】同窓会で出会った真帆と林が関係を持つ
当時、林の周りでは空気清浄機に強い酒を入れて女性を酩酊状態にし、合意なしに関係を持つ事件が多発していた。(林ほんとに最低だな…)
【2010年11月】真帆に本気になった林が、二宮凪沙との婚約を破棄するために別れさせ屋に依頼
【2010年12月22日】別れさせ屋による虚偽の情報拡散を苦に、二宮凪沙が自殺
【2015年12月18日】中村圭樹が交通事故死
【2019年夏】瑞穂と真帆が猫おばさんの占いへ
瑞穂は林の浮気相手が真帆だと特定し、復讐の機会を伺っていた。
【2020年4月1日】凌介が瑞穂の職場に異動してくる
凌介の人柄に触れ、瑞穂の復讐心は揺らぎ、真帆とも疎遠に。
【2020年8月1日】新居の担当となった林と真帆が再会
【2021年5月28日】真帆が菱田朋子に不倫のことを相談
それを光莉が聞いていた。
【2021年7月30日】真帆が林をホテルに呼び出し、DNA鑑定を依頼して断られる
目撃者:瑞穂、河村
【2021年8月25日】光莉が一星に真帆の不倫のことを相談
【2021年9月15日】日野からバーオープンのお知らせ
真帆の不倫のことは隠しておくつもりだったけど、抱えているものが大きくなりすぎて、真帆に不倫の事実を確かめ、あわよくば自分のものに…という気持ちが湧き上がる。
友情 < 欲望
決行日は10月15日に決定!
10月15日に呼び出す手紙とプリペイド携帯を真帆に送りつける。
【2021年9月29日】篤斗がサッカー教室で10番をもらう
迎えに来た真帆を見て、篤斗と圭樹が取り違えられたと思い込み、篤斗を取り返す準備を始めるバタコ。(圭樹と同日に生まれたのは光莉なのに、勘違い)
【2021年10月8日】日野のバー「至上の時」OPEN
【2021年10月9日】凌介に10月15日(金)にバーに来るよう誘いのメールを送る
【2021年10月10日】相良家:新居を見に行く
真帆:家族に「金曜日は遅番」と嘘をつく(河村に呼び出され会いに行くため)
【2021年10月13日】篤斗が上級生にいじめられているのを目撃したバタコが誘拐を決意
【2021年10月14日】深夜、真帆が(河村と)電話しているのを光莉が目撃
電話の相手を林だと思い込み、家出を決意。
【2021年10月15日】
7:21 | 真帆 | 家族を送り出し、菱田朋子に帰宅後の篤斗の面倒を頼む |
17:00 | 真帆 | パートを終え、店を出る 公園のトイレで着替え、服とバッグはスーパー近くの公園のコインロッカーへ |
18:00時過ぎ | 真帆 | 「週刊追求 資料室」へ到着 |
河村 | 真帆を殺害 | |
23時くらい? | 河村 | 「至上の時」へ 凌介の酒に睡眠薬を入れ、解散後、強羅に真帆の遺体の保存を依頼するなどの証拠隠滅 |
ドラマ『真犯人フラグ 第1部』時系列まとめ【第1話~第10話まで】
ドラマ『真犯人フラグ 真相編』時系列まとめ【第11話~最終話まで】
後編へ続く
こんなことをしでかした「河村の言い分なんてわかりたくない」と思っていた日野ですが、週刊追求PREMIUMの「編集後記」を読んだらちょっとだけわかった気がしたと言っていました。
気になるその内容は後編に続く…
感想
真帆の不倫はあくまでも林に騙された結果だったということが、本編よりも強調されていましたね。
林のクズな手口を知るのと知らないのとでは、真帆への印象も変わってきます。ノリノリで部屋に入って行ったようにも見えましたからね。
河村はホテルの部屋に入っていく林と真帆を止めることだってできたのに、写真を撮って放置したのがほんと、林と同じくらい許せません!
事件前のことを時系列で説明してくれたのは、それぞれの心の動きもわかって良かったです。本編でやってくれたら良かったのに。「後編」ではもっと河村の動機が理解できるように描かれているのでしょうか。
「真帆のことが好き」だけでこれほどのことができるのか、わかんないですよね?大学卒業直後ならまだしも、20年近く経ってもまだ「真帆ちゃん、好き…」って思ってたのかな。きもいんだけど。
いや、真帆への想いよりも凌介への妬みですね。最初の頃「誘拐は目的ではなく手段。犯人の目的は凌介を苦しめることだ」と言っていたのは自己紹介だったんですね…。
『真犯人フラグ』アフターストーリー(後編)
あらすじ(ネタバレ)
編集後記
「炊飯器失踪事件は、エンターテインメントだ。」
これは河村の指示で真犯人のフリをしていた一星の言葉ですが、案外真理をついているのではないかと河村は言っております。
自分に関係のない悲劇は、ドラマチックであればあるほど面白いと。
当事者の心に寄り添い、目の前の惨劇を正しく伝えたいという気持ちと、これは強いネタだと興奮する気持ちの間で、河村はいつも揺れていたのかもしれません。
それを軽蔑する人もいるだろうけど、「可哀想」とコメントしながら引用リツイートをして人の不幸を拡散する読者と何が違うと言うのか…
2021年10月15日。河村は人を殺しました。
殺しても奪えなかった親友の妻。しかし河村は殺して初めて気づいたのです。真帆よりも凌介に固執していたことに。
傷めつけてやりたい、その一方で一番の味方でもいたい。苦しむ凌介を見て二律背反の気持ちを抱いた河村。興奮と後悔。嘲笑と憐憫。優越感と懺悔…
最後に心の天秤を傾けたのは野心でした。この事件を盛り上げて最高のノンフィクションを書きたい。しかし世間を騒がせて夢だった小説家になりたかったのではありません。ただ、凌介に読んでもらいたかったのです。
その小説のタイトルは『魔界』。
一年後
河村に面会に行く日野。
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凌介は『魔界』を読み、添削して日野に伝言を頼んだのでした。
タイトルの『魔界』ってどういう意図でつけたの?ノンフィクションなのにタイトルからそうとわからないのは読者への誠意に欠けるのでは?
まだまだ続く、まるで河村の反論をも見越したかのような、怒涛のダメ出し。日野の手元には付箋だらけの原稿。
しかし凌介は「自分には(こんな小説は)書けない」と言っていたそうです。それを聞いた河村は「天才様の嫌味か」と言っていましたが、実は凌介、一度コンクールに応募したけど箸にも棒にも掛からなくて、小説家の道は諦めたようです。恥ずかしくて二人にはずっと言えずにいたんだとか。
二人ともサークルで凌介に作品をボロクソに言われて号泣したと言っていましたが、その時に凌介を神格化してしまっていたんですね。
河村は本編の最終回で凌介に「お前は何の苦労もしないでヘラヘラしながら何でも奪っていく」というようなことを言っていましたが、そうじゃなかったんだと気づき、「ごめん…」と涙を流していました。(遅すぎぃ)
判決
河村俊夫被告
2023年4月12日 死刑確定
奇しくもそれは、被害者・相良真帆の誕生日だった
『魔界』の刊行予定は無い
感想
なんて言ったらいいのか…
たった13分の映像なのに、映画を見終わったような気持ちになったのは私だけですか?
河村は真帆に告白してフラれたことがあると言っていたけど、そんなのあんまり関係なかったですね。凌介の大切なものなら何でも良かったんでしょ。
そんな理由であっけなく殺されてしまったけれど、河村と日野への結婚報告の時に、振った相手の前で凌介と仲睦まじい様子を見せつけていたのかと思うと真帆にはなんか同情する気になれませんでした…。河村だけじゃなくて、林の前でもしてたからね?1話で新築の土地を見に行ってた時。
それにしても、「至上の時」に現れた河村が真帆を殺したばかりだと思って1話を見直すと本当に怖いし、その後の協力していた場面でも、「興奮と後悔、嘲笑と憐憫、優越感と懺悔」などという感情が渦巻いていたんだと思うとぞっとします。
河村みたいな人に執着されたら怖すぎますね。凌介も1ミリも疑っていなかったし。よく人間不信にならずに小説の添削なんかできるなぁ。
おっちーとコージーの事件簿
あらすじ(ネタバレ)
炊飯器失踪事件が解決した後のお話です。
コージーとおっちーを訪ねて警察署へやって来たのは、猫おばさん。
なんとあのショスタコーヴィチが誘拐されたと言うのです。
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右の白猫ちゃんがショスタコーヴィチ(=^・^=) ちなみにおっちーが抱いている子はプッチーニです♪
猫探しは刑事の仕事ではなさそうですが、猫おばさんにそこら中の淀みをなすりつけられそうになったコージーは一応捜査することにw
そこへ凌介が篤斗のランドセルを引き取りに来ます。
突然現れてランドセルを強奪し逃げ回る猫おばさん。まだいたのか。そしてなんと、ランドセルの中からショスタコーヴィチが…!
実は猫好きのおっちー。炊飯器失踪の捜査で度々顔を合わせていたあまりにも可愛いショスタコちゃんをカニカマでおびき寄せ、誘拐。とりあえず署内の保管庫に置いておいたらしいのです。
まさかの誘拐犯はおっちー?
コージーがおっちーに手錠をかけてこの事件は一件落着。
?!
へ?おっちー逮捕されちゃうの?この場合の罪って窃盗?え~~~~?となる物語でしたw
感想
この際ストーリーはどうでもよくて、コージーの小話ロングバージョンが聞けて嬉しかったですw
犬と猫の話とか、こいぬ座の話…奥さんがぬいぐるみを欲しがっている話もありましたね。
星座については、こいぬ座どころかおおいぬ座も全然犬に見えないし、なんなら全ての星座が言われているようには見えませんw 何に見えるかは人それぞれなのに、現在は88の星座で国際的に統一されたのはすごいなぁと思います。(コージーはそういうことが言いたかったのではない)
あと猫おばさんの意外な素性も判明。実は大変な資産家なのかもしれません。本名は「桜子」でした…!
行方不明者の職業欄に「猫」って書いてたの、その通りなんだけど笑えるw
おっちーが強羅のことを「強羅くん、さん」と言っていたのは何かの伏線ですか?w
解明しなかった謎のゴミも出てきたけれど、結局何だったのかわからないまま。あれはきっと強羅が別の仕事で出した物騒なゴミだったと思うことにします。
最後まさかのおっちー逮捕は本当なのかなぁ?
最初は「シリキラ」連呼で大きな事件にワクワクして不謹慎なやつだと思っていたけど、回を追うごとにコージーの背中を見て育っていっているのがわかって応援していたのに…
実は最初から色んな伏線が散りばめられていて、最後に綺麗に回収されたのと、コージーの小話が面白かったです!
これは文字で読むよりも見た方が絶対に面白い。HuluへGO!
2週間無料でお試しできます。無料期間に解約すれば料金は一切かからないので、気軽に試してみてください♪
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まとめ
この記事では、Huluオリジナルストーリー「週刊追求PREMIUM」のあらすじと感想を紹介しています!
第1回:橘一星
光莉がストーカーから助けてもらったり、色んな悩みを聞いてもらってるシーンを見ると、「たすけて」と送る相手が父親じゃなくて一星だったのも納得。(本当に光莉が送ったのかは不明ですが)
一星は私の中の「怪しい人リスト」から外れました。これで悪い奴だったら凹みます…
実はストーカーとグルだったとかね…。凹む。
第2回:菱田朋子
朋子の、怖いんだけどもっと話を聞きたくなるような話術?どんな人なのかもっと知りたくなるような怪しい魅力…。
朋子の話を聞いている「週刊追求」の人たちのリアクションも面白いので是非見てほしいw
第3回:林洋一
最初は好青年だったのにねーー
でも悪い顔で暴言吐いてるのも似合うw
第4回:木幡由実(バタコ)
バタコが狂っていった経緯は本当に悲しい。
充のダメ夫っぷりは是非映像で見てほしい。
第5回:本木陽香
最後の靴が消えちゃうシーンはちょっと切なかったな…。
一星はほんと…罪深い男だと思う。
アフターストーリー(前編・後編)
「週刊追求PREMIUM」、やべーやつばっかり特集していると思ったら、一番やべーのは編集長だったというw
凌介が失踪に気づく前に真帆が殺されていたというのがほんとにぞっとしました。
それを踏まえて1話から見返そうと思います…。Huluなら初回登録2週間無料で全話見られますので、皆さんも是非♪一緒にゾクゾクしましょうw
おっちーとコージーの事件簿
スピンオフでシリーズ化してほしいと思っていたのに、まさかの初回が最終回?!w
嫌だよ!おっちー戻ってきて!
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『真犯人フラグ』考察&感想 | ||||
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